建坪10坪以下の間取り例を解説!狭小住宅でも工夫できるところは?

2021.11.01 地域ライターE
「長年住み慣れた地域を離れたくない! 」
「どうしてもこの学区で子育てをしたい! 」
「実家のに敷地内同居の家を建てたい! 」

狭い土地に戸建てを建てたい理由はさまざまですが「実際にどんな暮らし方ができるのかイメージしたい」「狭い土地でも工夫してゆったり暮らしたい」という思いはみなさん同じです。


今回はいわゆる「狭小住宅」に該当する「建坪10坪以下の戸建て」で、実際にどんな間取りの家が建てられるか、具体的に「1階面積33㎡以下」の間取りプランを紹介します!


具体的な間取りの実例からイメージをつけよう!

「建坪10坪」が狭小住宅と言われるのはご存じの方が多いかと思いますが、「10坪」って実際どれくらいの広さなのかをイメージできる方は案外少ないのではないでしょうか。

10坪を平方mに換算すると、約33.06㎡になります。これをさらに「畳」に換算すると、19.96畳相当(中京間。畳の大きさは地域によって少し異なります。中京間は主に東海地方で使われる全国の中間的な大きさです)です。ワンフロア約20畳とすると、イメージしやすいのではないでしょうか。

この「ワンフロア20畳以下」のスペースに、どのような工夫で暮らしに必要な設備を過不足なく配置し、快適に暮らせる余裕を持たせるかが「間取りの工夫」のしどころです!

3階建てはスペースがしっかり取れる!


まずは狭小住宅を検討する際、最も多くの方が選択肢として最初に検討する「3階建て」の間取りからご紹介します。

建坪10坪でも「3階分すべてのフロアで建坪分が使える」となれば延床面積は100㎡近く確保できるとあって、「どれだけ生活空間が狭くなってしまうかと心配していましたが、案外広々としたリビング収納スペースを確保できて驚きました! 」という方も珍しくありません。

【狭小でも収納スペースは各部屋しっかり確保したい方必見】


1階床面積 / 23.18㎡
2階床面積 / 24.84㎡
3階床面積 / 22.35㎡
延床面積 / 70.37㎡

部屋自体は広くなくても、無駄なものがなくスッキリとした空間は気持ちがよいもの。収納家具を追加で購入して、ちぐはぐなカラーボックスやハンガーラックが所狭しと並んでいるような状態は避けたいところです。

最大床面積24.84㎡=7.51坪の間取りプランでは、3つの個室にそれぞれクローゼットがあり、玄関にも収納を確保。半独立のキッチンには大型カップボードも配置可能なスペースがあります。

このスペースをねん出できたのは無駄のない導線と部屋の配置。総面積70.37㎡のなかに、しっかり2つ分のトイレも確保しているので、万が一の感染症対策にも備えられます。

「子ども2人にそれぞれ個室を用意してあげたい!」というご家族にオススメの間取りです!

2階建てでもLDKは12畳超え!


「年を取ったら上下移動は大変だし、子どもが独立したら部屋数もそう多くなくていい。今は多少狭く感じても、将来を見据えて2階建てを選びたい! 」
「マンション購入だと思えば、そう大きい面積の物件は選べない。2階建てで建築コストを低く抑えたい! 」

建坪10坪以下となると、「2階建ては無理ですよね? 」と諦めておられるご家族も少なくないのですが、実際の間取り事例を見て「これくらい確保できるなら、2階建てでもいいかも……」という方にぜひチェックしていただきたい間取り例を紹介します!

【狭小2階建てでもLDK12.5畳を確保したリビング階段設計】


1階床面積 / 33.12㎡
2階床面積 / 27.32㎡
延床面積 / 60.44㎡

狭小住宅の場合、各個室は小さくなりがちですが、こちらのプランは2LDKながら各個室6畳にゆとりあるクローゼットが用意されています。

実質的に「廊下スペースゼロ」と言ってもいいほど効率的に配置された間取りに、「家族の帰宅をいつでも迎えられるリビング階段が人気のプランです。

平屋の狭小住宅も存在する!?


建築事例は少ないものの、根強い人気がある平屋。最近は「ひとりで建てる一戸建て」「老後の住まいとしてコンパクトに建て直す一戸建て」を選ぶ人もじわじわと増えています。

標準モデル間取り例での最小プランは12.21坪。建坪10坪以下のプランではないものの、「小さな平屋」がイメージできる間取り例があります。

ご自宅用以外でも「リモートワークができるワーケーションセカンドハウス」といった使い方にいかがでしょうか?

【コンパクトながらも必要な機能には余裕あり!】


1階床面積・延床面積 / 40.36㎡

LDK10.75畳、洋室5.25畳に押し入れサイズの収納と水回りの導線がスムーズな1LDKが建坪12坪で実現できます。

賃貸マンションでも選択肢の多い1LDKですが、キッチンの大きさや浴室の広さなど設備面では物足りなさが出てしまうもの。戸建てであれば「住まいはコンパクト、設備はハイグレード」な住環境も手に入ります!


最小モデル図面はなんと7.17坪!

今回ご紹介した間取り事例はアイダ設計ホームページに掲載されています。さまざまな間取りをサイト上で気軽にご覧いただける「間取りプラン集」が好評です。

今回ピックアップしていない間取り例のなかで、最小モデル図面はなんと23.7㎡=7.17坪のプランから掲載されています。

土地がすでに決まっていて「リアルな間取りイメージ」を知りたい方も、これから土地探しをするうえで「どれくらいの面積の土地を確保するか」検討したい方も、会員登録など不要で気軽にチェックいただけます。

「建坪10坪以下」の家を検討されているなら、ぜひご活用ください!

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完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。
経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。

お問い合わせやご相談は無料。ぜひお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります