平屋の新築一戸建てを検討するときに知っておきたいデメリット
最近、夫婦二人の“終の棲家”として、ゆったり暮らせる「平屋」に憧れる! という声をよく聞くような気がします。
しかし、平屋を建てるのは意外とハードルが高く、親戚や友人の中で実際に平屋の一戸建てに暮らしている人がほとんどいないという場合も多いですよね。
平屋の実情が気になるけれど「本当のところ、どうなの? 」という率直な意見がなかなか聞けないのが不安……! そんな方にお届けします!

ieny地域ライターEが家づくりに関するお話を伺ってきたなかで、皆さんにもぜひ知っていただきたい! と思った「平屋に関して最初に知っておきたいデメリット」!
平屋が気になっているけど……という方は、要チェックです!

定年を機に、夫の実家がある地方に移住し、引き継いだ土地にこぢんまりした平屋を建てました。
それまで暮らしていたのは、都心の三階建て分譲戸建てです。一階の半分は駐車スペースと水回り、二階にLDK、三階に寝室があるいわゆる狭小住宅でした。
LDKが二階にあるので、季節の良い時は窓を開けたままリビングで過ごしていましたが、平屋だと防犯面で少し落ち着かないですね……。しかも、リビングに面した窓を掃き出し窓にしてしまったので、出入りも簡単です。
エアコンをつける夏と冬は窓を閉め切るので全く気にならないのですが、いい季節は自然の風で過ごしたいし……と悩み中です。

田舎暮らしに憧れて、郊外に広い土地を買いました。広くても土地代は格安です。どうせなら広々暮らしたい、子どもたちが家じゅうを駆け回れるような開放的な平屋を建ててもらおう……!
と、そこまではよかったのですが、「平屋で広々とした間取りを作る」って案外難しかったです……。
というのも、広い空間を支えるには在来工法では限界があります。二階建てと同じだけの面積を平屋で作ろうと思ったら、家の内部にも耐力壁や柱が必要でした。
もう一つ、建築士さんに言われて「確かに」と思ったのは「家のなかに光を取り込むのが難しくなる」ということです。和室がいくつもふすまで区切られている昔の日本家屋って、日中も暗いイメージかも。
印象だけで「平屋!」ってこだわっては駄目ですね。

わが家は、平屋を諦めました。というのも、家を建てる予定の土地が、洪水浸水想定区域に含まれていたからです。
少なくともここ数十年、記録の残っている範囲では浸水したことはないのですが、100年に一度のレベルの大雨が降った場合のハザードマップでは対象区域でした。
「まさかそんなことはめったに起こらないだろう」と思っていても、実際にここ数年、いろいろな地域で氾濫が起こっていますよね。「二階に避難していて救助された」というニュース映像を見て、「万が一のために、垂直避難ができる二階建てにしておこう」と決めました。
正直なところ、普段は生活のすべてを一階で済ませてしまっているので、二階はちょっとした物置と年に一度、妹夫婦が泊まりに来るくらいにしか使っていません。もったいないな、とは思いつつ、安心のためには仕方ないですね。

子どもには、家の中でくらいのびのびと自由に過ごしてほしい。音の迷惑を考えると、子育ては戸建てでしたいな、と考えていました。
一人娘で、部屋数はそう多く必要ではなかったということもあり、こぢんまりした可愛い外観にも惹かれて平屋の一戸建てを建てました。
その娘も大きくなり県外の大学に進学し、おそらく就職も都心の企業を目指すことになります。夫婦とも、「将来、自分たちだけの暮らしが難しくなったら、今の家・土地を売って高齢者向け住宅に移ろうね」なんて話をしていました。
夫の定年も数年後に迫り、老後のことを真剣に考える中でふと「この家、売るとなったらどれくらいで売れるのかな? すぐに買い手はつくのかな……」と気になりました。
少し気が早い気もしつつ、同じような地域の中古物件がどれくらいの金額で売りに出されているか調べ始めてみたのですが……。
まず、平屋の中古物件がほとんど見当たらず、参考にしたくても参考にできない!
最終的に不動産会社へ査定の依頼を出したのですが、「平屋を希望されるお客様は、正直少数派。この土地は欲しいけれど、更地にして売ってほしいと建物には値段が付かないケースもよくありますね」とのこと。
確かに、平屋の中古物件情報なんてほとんど見たことがありません。せめて将来土地の値段が下がりませんように……と願うばかりです。
これはieny地域ライターEが今回の取材で深く納得したお言葉。確かにその通りです。
とはいえ、「誰か教えてくれたら〇〇しなかったのに! 」という不幸を避けるべく、小さなことから大きなことまで「失敗談」をご紹介できるようにこれからも情報収集を頑張ります!
たとえば、全国に展開するハウスメーカー・アイダ設計が提案するのが、家事をスムーズにする回遊動線。キッチンからパントリー、洗面所、バスルームへ一直線の動線に、回遊性もプラス!
ウォークスルーパントリーにキッチン側からも、洗面所側からも入れるために、活用方法がぐっと広がります。



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しかし、平屋を建てるのは意外とハードルが高く、親戚や友人の中で実際に平屋の一戸建てに暮らしている人がほとんどいないという場合も多いですよね。
平屋の実情が気になるけれど「本当のところ、どうなの? 」という率直な意見がなかなか聞けないのが不安……! そんな方にお届けします!

ieny地域ライターEが家づくりに関するお話を伺ってきたなかで、皆さんにもぜひ知っていただきたい! と思った「平屋に関して最初に知っておきたいデメリット」!
平屋が気になっているけど……という方は、要チェックです!
平屋だと「窓を開けたまま」が不安

定年を機に、夫の実家がある地方に移住し、引き継いだ土地にこぢんまりした平屋を建てました。
それまで暮らしていたのは、都心の三階建て分譲戸建てです。一階の半分は駐車スペースと水回り、二階にLDK、三階に寝室があるいわゆる狭小住宅でした。
LDKが二階にあるので、季節の良い時は窓を開けたままリビングで過ごしていましたが、平屋だと防犯面で少し落ち着かないですね……。しかも、リビングに面した窓を掃き出し窓にしてしまったので、出入りも簡単です。
エアコンをつける夏と冬は窓を閉め切るので全く気にならないのですが、いい季節は自然の風で過ごしたいし……と悩み中です。
平屋の窓を開けられない問題、解決方法はある?
- オープン外構を避けて柵や生垣で侵入路を最小限に
- ルーバーや上げ下げ窓、倒し戸など通風のための窓を取り入れる
- 掃き出し窓には目隠し効果の高い網戸・鍵付き網戸を取り入れる
「広い平屋」を作るのは案外難しい

田舎暮らしに憧れて、郊外に広い土地を買いました。広くても土地代は格安です。どうせなら広々暮らしたい、子どもたちが家じゅうを駆け回れるような開放的な平屋を建ててもらおう……!
と、そこまではよかったのですが、「平屋で広々とした間取りを作る」って案外難しかったです……。
というのも、広い空間を支えるには在来工法では限界があります。二階建てと同じだけの面積を平屋で作ろうと思ったら、家の内部にも耐力壁や柱が必要でした。
もう一つ、建築士さんに言われて「確かに」と思ったのは「家のなかに光を取り込むのが難しくなる」ということです。和室がいくつもふすまで区切られている昔の日本家屋って、日中も暗いイメージかも。
印象だけで「平屋!」ってこだわっては駄目ですね。
平屋で広さと明るさを両立させるための問題解決方法は?
- 型流れの屋根で、壁の上部から家全体に光を入れる
- 中庭やテラスを設けて採光と柱問題を解決
- 回廊式の間取りで視線の抜けを作る
洪水浸水想定区域は垂直避難ができないことに注意

わが家は、平屋を諦めました。というのも、家を建てる予定の土地が、洪水浸水想定区域に含まれていたからです。
少なくともここ数十年、記録の残っている範囲では浸水したことはないのですが、100年に一度のレベルの大雨が降った場合のハザードマップでは対象区域でした。
「まさかそんなことはめったに起こらないだろう」と思っていても、実際にここ数年、いろいろな地域で氾濫が起こっていますよね。「二階に避難していて救助された」というニュース映像を見て、「万が一のために、垂直避難ができる二階建てにしておこう」と決めました。
正直なところ、普段は生活のすべてを一階で済ませてしまっているので、二階はちょっとした物置と年に一度、妹夫婦が泊まりに来るくらいにしか使っていません。もったいないな、とは思いつつ、安心のためには仕方ないですね。
洪水浸水想定区域に平屋を建てる場合のリスク回避方法は?
- 土地の高さを上げる
- 天井高を高めにし、避難用のロフトスペースを作る
将来的に「売る」場合の需要が少ない

子どもには、家の中でくらいのびのびと自由に過ごしてほしい。音の迷惑を考えると、子育ては戸建てでしたいな、と考えていました。
一人娘で、部屋数はそう多く必要ではなかったということもあり、こぢんまりした可愛い外観にも惹かれて平屋の一戸建てを建てました。
その娘も大きくなり県外の大学に進学し、おそらく就職も都心の企業を目指すことになります。夫婦とも、「将来、自分たちだけの暮らしが難しくなったら、今の家・土地を売って高齢者向け住宅に移ろうね」なんて話をしていました。
夫の定年も数年後に迫り、老後のことを真剣に考える中でふと「この家、売るとなったらどれくらいで売れるのかな? すぐに買い手はつくのかな……」と気になりました。
少し気が早い気もしつつ、同じような地域の中古物件がどれくらいの金額で売りに出されているか調べ始めてみたのですが……。
まず、平屋の中古物件がほとんど見当たらず、参考にしたくても参考にできない!
最終的に不動産会社へ査定の依頼を出したのですが、「平屋を希望されるお客様は、正直少数派。この土地は欲しいけれど、更地にして売ってほしいと建物には値段が付かないケースもよくありますね」とのこと。
確かに、平屋の中古物件情報なんてほとんど見たことがありません。せめて将来土地の値段が下がりませんように……と願うばかりです。
平屋を売却するときのリスク回避方法はある?
- 「売り急がなくてはならない」状況をできるだけ作らないよう、将来の計画は早めに着手
- エリアや築年数によっては二階建てでもリスクは変わらない
デメリット「ゼロ」の家づくりはできません!
「メリットがあれば、その裏返しにデメリットが存在するのは平屋であっても二階建てであってもマンションであっても同じなんですけどね」これはieny地域ライターEが今回の取材で深く納得したお言葉。確かにその通りです。
とはいえ、「誰か教えてくれたら〇〇しなかったのに! 」という不幸を避けるべく、小さなことから大きなことまで「失敗談」をご紹介できるようにこれからも情報収集を頑張ります!
わが家にとってのベストを考えよう! 後悔しない家づくり
自由設計による、注文住宅づくりが得意なハウスメーカーなら、キッチンから洗面所まで家事ラクを意識したこだわりの間取りを実現。もちろん、平屋でもお客様の納得のいく間取りを提案します。たとえば、全国に展開するハウスメーカー・アイダ設計が提案するのが、家事をスムーズにする回遊動線。キッチンからパントリー、洗面所、バスルームへ一直線の動線に、回遊性もプラス!
ウォークスルーパントリーにキッチン側からも、洗面所側からも入れるために、活用方法がぐっと広がります。

キッチンからパントリー、洗面所、バスルームまで一直線で家事がしやすい

パントリーは可動棚。置くものによって高さが変えられます。室内干しスペースとしても利用可能で、湿気がこもらないよう、すべり窓が床近くと天井近くに設置されています

「A」のキッチンはオープンな対面型、「B」のパントリーは独立した部屋でリビング・ダイニングから目に入らない形に。玄関・洗面所側からもパントリーに入れて、買い物後の荷物置きもラクラク。パントリーをウォークスルーにしたことによって、回遊ができる間取りになっています
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完全自由設計の注文住宅をローコストで実現するアイダ設計なら、こうしたアイデアの提案が得意。経験豊富な設計士が一から図面を起こすので、さまざま工夫が敷地の面積や形にあった形で実現できます。
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