エアコン代を節約!日よけで残暑を涼しく過ごす方法

2020.09.11 地域ライターE
9月に入っても、まだまだ暑さを感じる日の方が多い最近の気候。もちろん家に誰かがいる間はクーラーをつけっぱなし……というご家庭も多いのではないでしょうか。

在宅仕事が基本の地域ライターE家も、同じくクーラーはフル稼働です。当然、毎月の電気代は恐ろしいことに!


一日でも早くクーラーを消して、自然の風を感じながら快適におうち時間を過ごしたい! 少しでも家計への圧迫を減らしたい!

そんなご家庭にピッタリな、室内を少しでも涼しく保つための「日よけ」を使った工夫とアイテムをご紹介します。


クーラーをつけずに、室内を快適にするには?


人が室内で勉強したりテレビを見たり……そんなふうに静かに過ごすためには「快適な温度・湿度」があります。

その快適な室温というのは「28度」。暑さを感じると、とりあえず室温を下げれば解決! と思いがちですが、それは家計や健康のことも考えると適切とはいえないかもしれません。

ちなみに、快適な湿度は「50 ~60%」。湿度も気をつけていれば、室温をそこまで下げなくても快適に過ごすことができるのです。

また、部屋の空気を循環させて新鮮な空気を取り入れる、風に当たることで体感温度を下げることも涼しく過ごすための工夫の一つ。

しかし、単に「を開ける」だけでは不十分です。室内の風通しを良くするために、最低でも2カ所の窓を開けて通り道を作らなくてはいけません。

小さな腰高窓を1カ所開けただけでは、快適に外気を取り入れている状況とはいえないのです。風の吹く方向に2カ所の窓を開けましょう。自然の風が通り、体感温度が低く感じられますよ。

間取り的に難しいようであれば、サーキュレーターを上手に取り入れてみてくださいね。


日よけに使えるアイテムそれぞれのメリット・デメリット

最近の建築資材の進歩は素晴らしく、建物の外壁にも断熱材にも、一般的な部材で十分な遮熱性能が期待できるようになっています。

その中で最も断熱性能が弱くなってしまうのが「窓」の部分。豪雪地域など、「寒さ」対策として二重窓や断熱ガラスを取り入れることが多いエリアでなければ、窓ガラスの断熱性能は外壁に比べると大幅に弱くなってしまいます。

「窓」を太陽光、特に西日から遮ることで、ガラスに蓄熱するのを防ぎ、「夜になっても室温が下がらない! 」という状況を回避しましょう!

今回は、「家の窓」を日よけするアイテムを4つご紹介します。

昔からある日本の日よけ「すだれ」と「よしず」



日本の住宅の雰囲気にマッチし、軽くて簡単に取り付けられる日よけアイテムの代表が「すだれ(簾)」と「よしず(葦簀)」です。

窓の上部に固定して、茎の方向を横にくるくると巻き上げることができるタイプが「すだれ(簾)」、茎の方向を縦に立てかけて使うタイプを「よしず(葦簀)」といいます。

このアイテム、実はとても便利!!

  • 軽い:竹や葦(よし)で作られていて、軽く扱いやすい
  • 手に入れやすい:ホームセンターやスーパーなどで購入できる
  • 安い:大きさにもよるが、数百~数千円程度
  • 捨てるときも簡単:植物とヒモでできているので、切断すれば可燃ごみに出せる
  • 保存しやすい:使わないときは巻いたり畳んだりして省スペースに
  • 洗える:水でざぶざぶ洗って干すだけ
強いてデメリットをあげるとすれば、どうしても「和」のイメージが強いため家の外観イメージに「和」以外のこだわりがある場合、ミスマッチな印象が出てしまうということ。

とはいえ、一般的な日本の家屋ならほとんど違和感なく使えるシンプルな日よけです。まずはどれくらい効果があるか、手軽に試してみたいなら、すだれ・よしずをオススメします!

オシャレに見えて簡単な雨除けにもなる「サンシェード」



「日よけを付けたいけれど、窓から見える景色はできるだけ遮りたくない! 」
「家の外観に合うオシャレな日よけを探している」

こんな方にオススメなのが「サンシェード」!

キャンプ用品として使われる「タープ」と同じように、広く大きな布を使う日よけアイテムです。

  • しっかりと取り付けられる器具が付いている
  • 窓から離して視界を遮らず屋根のように設置することも可能
  • さまざまなデザインがあり、エクステリアの雰囲気を統一できる
  • 紫外線防止・遮熱性・防水・撥水など機能性が高い商品もある
このような、サンシェードならではのメリットもあります。

他のアイテムと比較すると費用が若干高くなってしまうこと、家の躯体にヒモなどで取り付けられる部分がないと使えないことがデメリットといえます。

簡単! 可愛い!! 3拍子そろった「たてす」



「たてす」という言葉は初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
はじめにご紹介した「よしず」も「たてす」の一種です。また、「サンシェード」の一種でもあります。

よしずと同じように葦や竹、プラスチックなどを編み込んだもの、サンシェードと同じように布や網がはられているもの、素材はさまざまで、「建物や外構に固定しないでも使える日よけ」全般を「たてす」といいます。

  • 設置が簡単!斜めに立てかけるだけでも使える
  • 色や模様のバリエーションはサンシェードのように豊富
という、いわばよしずとサンシェードの中間のアイテム。

ただし、風が強い日などは立てかけているだけでは危険。あらかじめ片付けるのを忘れないようにしましょう。

来年に向けて覚えておきたい「グリーンカーテン」!



どうせならおの雰囲気も良くなる日よけアイテムがいいな……とお考えなら、「グリーンカーテン」という手もあります。

有名なところではゴーヤや朝顔が夏の日差しを遮るのにピッタリなグリーンカーテン。ただし、せっかく窓を開けられる季節には枯れ始めてしまうかもしれません……。


これから家づくりに取り組むなら

間取りや収納に真っ先に目が行きがちな家づくり。しかし、「快適な室内環境」はそれ以上に重要とも言えます。

日陰を上手に取り入れたいなら、外壁や外構のプラン作りの段階で、日よけアイテムを一緒に検討してみましょう。丈夫で便利な電動アイテムや高機能アイテムもあります。

また、家づくりをするなら外構もこだわりたいところ。
リビングにつづくテラスや、おしゃれなバルコニーのアイデアは、チェックしておいて損はないはず!

リビングから続くテラスはガーデニングはもちろん、週末に家族とのひとときを過ごすスペースとしても最適。

サンライトバルコニーは、家の中に心地よい風を取り入れてくれます。暑い夏の日は程よく日光を抑え、どんな季節でもお家のなかの快適をキープしてくれます。

現在、こんな外構のアイデアも盛りだくさんのカタログ『プランスタイルブック』をプレゼント中です!

家づくりを考えている方には、手に取っていただきたいカタログとなっています。

申し込みは下のフォームから! メールアドレスの登録だけで、簡単にカタログのダウンロードができます。ぜひ家づくりに活用してください。

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります