家での正しい換気の方法は?窓の開け方にもひと工夫が必要!

2020.05.14 ieny編集部
新型コロナウィルスの感染リスクを高める状況のひとつとして、「換気の悪い密閉空間」があげられています。

日々過ごしているお家でも、換気がしっかりできているか気になるところではないでしょうか。

お部屋の換気は、ウイルス対策はもちろん、一戸建てのお家を守ることにもつながります。
この機会に、もう一度正しい換気の方法を確認していきましょう。


換気にはどんな効果がある?

部屋の中にこもった空気には、さまざまな汚染物質が含まれています。

空気中の汚染物質には、⼆酸化炭素や⼀酸化炭素、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド、ハウスダスト、花粉、細菌、ウイルスなどがあります。また、カビの原因となる湿気も部屋にこもった空気には多く含まれます。

これらの汚染物質や湿気を外に追い出し、部屋の中の空気を外のきれいな空気と入れ替えるのが換気です。

一戸建てでの換気のポイント


一戸建てでの換気のポイントはまとめると次のようになります。
詳しく紹介していきましょう。

換気のポイント
・できるだけ遠い位置のを2カ所開ける
・回数は、1時間に5~10分程度
・排気には換気扇を活用する
エアコンをつけていても換気は必要

窓は2箇所あける


換気をする時に重要なのは、空気の流れを作ること。1カ所の窓を開けただけでは空気の流れが生まれず、換気に必要な給気と排気を同時にスムーズに行うことができません。

給気とは、空気を室内に入れること。排気は、空気を出すことです。空気の流れを作る場合、給気側の窓は小さく開け、排気側の窓は大きく開けましょう。

空気は狭い隙間から入るほうが勢いがあり、広い隙間から出るほうが小さな力で出ていけるからです。

家の中で対角線上にある2つの窓を開けると、長い距離を通る大きな空気の流れができるため最も効率的です。

また、高さの異なる2つの窓を開ければ、上下にも空気の流れが生まれるので、効果的。
低い位置の窓からは空気が入り、暖められた空気は、高い位置の窓から排出されます。吹き抜けなどがあれば、1階と2階の窓でも効果があります。

窓がない部屋では、ドアを開け、その近くに扇風機を外に向けて置き、部屋の中の空気を外に送り出すようにしましょう。

換気の時間の目安は、1時間に5~10分程度といわれています。回数は多く行う方が効率よく換気できます。例えば、3時間に1回15分行うよりも、5分ずつでも1時間ごとにこまめに行う方が効果的です。

換気扇を活用しよう!


窓を開けるのと同時に、換気扇を活用も欠かせません。特に台所の大型の換気扇は効果大です。その際、換気扇から近い窓を開けると空気が流れる範囲が狭くなってしまうため、できるだけ換気扇から遠い部屋の窓を開けることで換気の効率を高めましょう。

また、24時間換気システムが導入されている住宅では、このしくみを正しく使うことも重要です。

一般的な住宅では、給気口から給気を行い、換気扇などで排気する方式が広く使われています。外気が入って暑かったり寒かったりするために、給気口を閉じていた、ということもよくあるようです。

給気口は開けておき、ホコリなどがたまらないよう掃除を心がけましょう。また、24時間換気のスイッチがOFFになっていないかをチェックしましょう。

エアコンをつけても換気はできない!


これからエアコンが活躍する時期ですが、エアコンをつけていれば換気ができている、ということはありません。
エアコンは室内の空気を循環させているだけなので、定期的に窓や換気扇を使って換気する必要があります。

また空気清浄機についても、きれいにできる空気の量に限界があるため、通常の換気と併用してください。

家づくりでの換気の工夫にはどんなものがある?

もし、これから家を建てるなら、どんな点に気をつければよいのでしょうか。
ここからは、ハウスメーカーに一戸建てでできる換気の工夫についてうかがいました。

全国に注文住宅を展開しているハウスメーカー・アイダ設計によると、一戸建てを建てる際にできることがあるそうです。

自然換気のための工夫


開き方が左右で違う縦すべり出し窓の組み合わせ。風の向きによってどちらからか空気を取り入れることができる(アイダ設計のモデルルーム)

ウィンドキャッチといって、ふたつの縦すべり出し窓を背中合わせに設置する方法があります。
家の外側の風を開いた窓に当てて室内に取り込み、循環させてもう一方の窓から出すしくみです。
モデルハウスでも、窓に手をかざして風を感じてもらうことができます。

また、すべり出し窓を高い位置と低い位置に設けて、低い位置から高い位置へと風を通す重力換気を行える工夫をすることもできます。

効率よく家全体の空気を送る工夫もあります。
たとえば、ランマ付きドア。居室のプライバシーを守ったまま、空気の通り道を確保することができます。

寒い・暑い空気をそのまま入れない機械換気で快適!


新築一戸建てならば、機械換気のシステムを導入することができます。
全熱交換換気システムなら、外気を給気する際に空気の温度を調整し、換気をすると寒い、暑いということを防ぐことができます。

アイダ設計の高断熱・高気密住宅「ブラーボゼネクト」では、全熱交換換気システムが標準装備されています。

外気温の影響をできるだけ抑えながら、換気することができるもので、各部屋の吹き出しグリルから給気し、集中排気を行いつつ、冷暖房時には冷気や暖気を逃すことがありません。

さらに花粉やPM2.5の室内への侵入も防ぐことができます。
これから家づくりを考えている方は、ぜひ全熱交換換気システムの導入も検討してみてください。
室内環境がこれまで以上に快適になるはずです。


一戸建ての換気について、ここまで解説してきました。
日常生活に取り入れて、室内環境を快適に保ちましょう。

換気システムを取り入れた高性能住宅のご相談ならアイダ設計へ


アイダ設計の注文住宅「ブラーボゼネクト」は、高断熱・高気密ながらも価格を抑えた住宅です。
パナソニックの全熱交換換気システムを標準装備。
光熱費を抑えながら、快適な住環境が実現できます。

アイダ設計はZEHビルダーとして認定されており、高断熱・高気密の注文住宅の建築事例も豊富なアイダ設計に、こちらのフォームからお気軽にご相談ください。

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<参考>
新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して緊急会長談話(一般社団法人 日本建築学会)
上手な換気の方法(ダイキン工業株式会社)

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ieny編集部

皆さまの“楽しい家づくり”をサポートしたい! 『楽しく、後悔のない』家づくりをするために必要な情報を、日々こつこつと集めては吟味をしている。息抜きは100均パトロールで、お得に便利なものを探して報告しあう毎日です。