快眠のポイントは暖かい部屋だった!寝室の気温・湿度を適切に保つのが睡眠のカギ
毎日健康に過ごすために必要なのは、バランスのとれた食事や適度な運動、そして「良質な睡眠」が大切です。
寝苦しい夏や冷えやすい冬、季節の変わり目などはとくに、よく寝れて疲れがすっかり取れたと実感できる方は、少ないのではないでしょうか。
「良質な睡眠」をとるために必要なこと、それは室温を適切に保つことなのです。
どんな季節でも良質な睡眠をとりたい方に、お家で気をつけるポイントや、冬の時期に暖かい空気を維持する方法をご紹介します。
寝る直前まではエアコンを起動させてそれぞれ涼しく、暖かくしているという方がほとんどでしょう。しかし、最近の夏はなかなかの寝苦しさですし、すっかりと冷えた空気で寒くて目が覚めてしまうということもありますよね。
良質な睡眠をとるために気を付けるべきこと、それはずばり「室温」。どれほど疲れていて眠いと感じていても、暑すぎる・寒すぎる寝室では、本当の意味で休息することはできません。
寝室の温度は「夏は29℃以下、冬は13℃以上」をキープすることが大切。それ以上、それ以下の室温では、人間は寝つきが悪くなってしまいます。
暖かい家に住むことによる健康への影響を研究している、国土交通省スマートウェルネス住宅等推進調査によると、就床前の寒冷環境は入眠を妨げる可能性があるという結果を発表しています。
就床前の室内温度が低下することで、睡眠障害の改善を妨害、または発症を助長させる可能性があるというのです。
また、室内温度が低いと頻尿が活発化してしまうのだとか。何度もトイレに起きるとなると、睡眠は途切れ途切れに……。また、室内温度の低下による膀胱の過活動は、高齢になるほど影響が大きくなってしまうそう。
最近、どうしてもトイレに行きたくて目が覚めてしまうという方は、ぜひ室温の見直しをしてみてください。
ちなみに、寝室のカーテンや布団カバーにも快眠につながるとされている色があります。
イギリスで2000世帯の「寝室の装飾色と睡眠時間」を調べた大規模研究で分かったのが、最も睡眠時間が長い部屋の色が青色であるということ。次点が黄(クリームイエロー系)色、その次は緑、シルバー、オレンジと続いていきます。
そちらの研究によれば、青い寝室で睡眠をとっているイギリス人は、最高の睡眠を取り、58%の人が「幸せを感じている」のだそう。青色には、血圧や心拍数を減らし、良い睡眠の助けになる効果があるとのことなので、不眠に悩んでいる方は青色の布団カバーなどの青色のグッズを取り入れると良いかもしれません。
しかし、寒色系の色は体感温度を下げる効果も……。冷えの影響を受けやすい高齢者には、あまりオススメできません。冷えが気になる方は、2位の黄(クリームイエロー系)色、3位の緑色を取り入れてみてください。
ちなみに、この調査では紫色、茶色、灰色は眠りを妨げる効果を持つという結果が出ています。
リラックスをするための寝室、一度見直してみてはいかがでしょうか。
しかし、室内の温度のキープだけでは不十分。寝室の湿度にも、気を配る必要があります。
室内の温度をキープするためには、一晩中エアコンなどの暖房器具を使用しなくてはいけません。このときに気になるのが、「乾燥」。より良い睡眠をとるためには、加湿器の併用は不可欠です。
乾燥は、のどの粘膜を弱らせ、風邪の原因になることもあります。
健康に過ごすためにキープすべき湿度は、50%前後。それ以上になると湿度過剰となり、住宅によっては結露によって窓がびしゃびしゃになることも……。
高断熱高気密の住宅なら、室内の温度差がなくなり、結露発生のリスクが大幅に低下しますので、これから家を造ろうと考えている方は、こちらを考えてみても良いのではないでしょうか。
しかし、そう簡単に家を建てることができる! 改修工事をすることができる! という方は少ないはず。そんな方は、まず「窓」から対策をしてみませんか?
寒い冬の時期、どれだけエアコンをつけていても、なぜか部屋が暖まっている気配がないということはありませんか?
それは、窓から暖かい空気が逃げていることが原因かもしれません。
実は、室内の熱の多くは、窓から外に逃げていってしまうのです。
その対策のためには、ガラス全面に断熱シートを貼るのが効果的。最近では、水で貼ることができ、跡が残らないといった多数のタイプがそろっています。しかし、断熱シートが使えないタイプの窓ガラスもあるので、きちんと調べてから購入してください。
そして、最も効果が高いのは「二重窓」です。一戸建てで、雨戸がついているという住宅の場合、雨戸を閉めるだけでも断熱の効果があります。夜の間だけでも、閉めておくと良いのではないでしょうか。
高断熱の窓とは? YKK AP で聞いてきたレポート!
家のどこからすきま風が吹いているのかは、火をつけたロウソクや線香の揺らぎで知ることができます。なんとなく寒く感じるな、という場所に近づけて風の通り道を知りましょう。
外に面する壁についている、プラグがささっていないコンセントが隙間の原因になっていることもあります。
また、和室があるお家だと、床にある隙間から畳を通して風が入ることも! 意外な場所にも隙間があるので、隙間がある場所を確かめて、それぞれ対策をすることが大切です。
また、床につくほどの長いカーテンをつけるのも断熱には効果的。手始めに寝室の窓には、厚手で長めのカーテンをつけてみてはいかがでしょうか。
家が寒い方必見! 家が暖かくなる仕組みとは
毎日の疲れをとるために、快適に過ごせる環境にすることが不可欠な寝室。良質な睡眠をとるためには、室温と湿度に気を配ることが大切です。最近疲れが取れにくいと感じる人は、ぜひ室温・湿度の調節をしてみてくださいね!
全国で年間2,000棟以上の建築実績があるハウスメーカー・アイダ設計から、高断熱・高気密でZEH(ゼッチ)仕様の注文住宅「ブラーボゼネクト」シリーズが登場。国の基準を超える十分な断熱性をまちながら、価格もできるだけ抑えた住宅となっています。
高断熱・高気密の高性能な住宅にご興味をお持ちの方は、ZEH注文住宅の建築事例も豊富なアイダ設計に、こちらのフォームからお気軽にご相談ください。
「ブラーボゼネクト」についての資料請求もこちらのフォームからどうぞ。
<参考・参照元>
住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査 第4回報告会~国土交通省スマートウェルネス住宅等推進事業調査から~ 室温と血圧・活動量・諸症状等の分析から得られた知見・得られつつある知見を速報【講演資料】| 一般社団法人日本サステナブル建築協会
週刊文春 温かい家は寿命を延ばす (文春ムック)
寝室の湿度と最適温度の目安…真冬の睡眠に適した環境とは [睡眠] All About
家の中の冷えを防ぎたい!住まいの寒さ対策 | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】
寝苦しい夏や冷えやすい冬、季節の変わり目などはとくに、よく寝れて疲れがすっかり取れたと実感できる方は、少ないのではないでしょうか。
「良質な睡眠」をとるために必要なこと、それは室温を適切に保つことなのです。
どんな季節でも良質な睡眠をとりたい方に、お家で気をつけるポイントや、冬の時期に暖かい空気を維持する方法をご紹介します。
良質な睡眠は室温がカギ!
寝苦しい夏、足元からひんやりと冷える冬……なかなか寝付けないという方は多いですよね。夏に冬、皆さんは寝室の室温は何℃に設定していますか?寝る直前まではエアコンを起動させてそれぞれ涼しく、暖かくしているという方がほとんどでしょう。しかし、最近の夏はなかなかの寝苦しさですし、すっかりと冷えた空気で寒くて目が覚めてしまうということもありますよね。
良質な睡眠をとるために気を付けるべきこと、それはずばり「室温」。どれほど疲れていて眠いと感じていても、暑すぎる・寒すぎる寝室では、本当の意味で休息することはできません。
寝室の温度は「夏は29℃以下、冬は13℃以上」をキープすることが大切。それ以上、それ以下の室温では、人間は寝つきが悪くなってしまいます。
暖かい家に住むことによる健康への影響を研究している、国土交通省スマートウェルネス住宅等推進調査によると、就床前の寒冷環境は入眠を妨げる可能性があるという結果を発表しています。
就床前の室内温度が低下することで、睡眠障害の改善を妨害、または発症を助長させる可能性があるというのです。
また、室内温度が低いと頻尿が活発化してしまうのだとか。何度もトイレに起きるとなると、睡眠は途切れ途切れに……。また、室内温度の低下による膀胱の過活動は、高齢になるほど影響が大きくなってしまうそう。
最近、どうしてもトイレに行きたくて目が覚めてしまうという方は、ぜひ室温の見直しをしてみてください。
快眠には“色”も重要? 寝室に取り入れたい色とは
ちなみに、寝室のカーテンや布団カバーにも快眠につながるとされている色があります。
イギリスで2000世帯の「寝室の装飾色と睡眠時間」を調べた大規模研究で分かったのが、最も睡眠時間が長い部屋の色が青色であるということ。次点が黄(クリームイエロー系)色、その次は緑、シルバー、オレンジと続いていきます。
そちらの研究によれば、青い寝室で睡眠をとっているイギリス人は、最高の睡眠を取り、58%の人が「幸せを感じている」のだそう。青色には、血圧や心拍数を減らし、良い睡眠の助けになる効果があるとのことなので、不眠に悩んでいる方は青色の布団カバーなどの青色のグッズを取り入れると良いかもしれません。
しかし、寒色系の色は体感温度を下げる効果も……。冷えの影響を受けやすい高齢者には、あまりオススメできません。冷えが気になる方は、2位の黄(クリームイエロー系)色、3位の緑色を取り入れてみてください。
ちなみに、この調査では紫色、茶色、灰色は眠りを妨げる効果を持つという結果が出ています。
リラックスをするための寝室、一度見直してみてはいかがでしょうか。
寝室の湿度にも気を付けよう
良質な睡眠には、寝室の室内温度が重要だということは十分に知っていただけましたよね!しかし、室内の温度のキープだけでは不十分。寝室の湿度にも、気を配る必要があります。
室内の温度をキープするためには、一晩中エアコンなどの暖房器具を使用しなくてはいけません。このときに気になるのが、「乾燥」。より良い睡眠をとるためには、加湿器の併用は不可欠です。
乾燥は、のどの粘膜を弱らせ、風邪の原因になることもあります。
健康に過ごすためにキープすべき湿度は、50%前後。それ以上になると湿度過剰となり、住宅によっては結露によって窓がびしゃびしゃになることも……。
高断熱高気密の住宅なら、室内の温度差がなくなり、結露発生のリスクが大幅に低下しますので、これから家を造ろうと考えている方は、こちらを考えてみても良いのではないでしょうか。
窓からしてみる! お手軽断熱方法
しかし、そう簡単に家を建てることができる! 改修工事をすることができる! という方は少ないはず。そんな方は、まず「窓」から対策をしてみませんか?
寒い冬の時期、どれだけエアコンをつけていても、なぜか部屋が暖まっている気配がないということはありませんか?
それは、窓から暖かい空気が逃げていることが原因かもしれません。
実は、室内の熱の多くは、窓から外に逃げていってしまうのです。
その対策のためには、ガラス全面に断熱シートを貼るのが効果的。最近では、水で貼ることができ、跡が残らないといった多数のタイプがそろっています。しかし、断熱シートが使えないタイプの窓ガラスもあるので、きちんと調べてから購入してください。
そして、最も効果が高いのは「二重窓」です。一戸建てで、雨戸がついているという住宅の場合、雨戸を閉めるだけでも断熱の効果があります。夜の間だけでも、閉めておくと良いのではないでしょうか。
高断熱の窓とは? YKK AP で聞いてきたレポート!
毎日の快眠は、少しの工夫で叶えられる
快適であってほしい家の中ですが、思わぬところから“すきま風”が吹いていることも。家のどこからすきま風が吹いているのかは、火をつけたロウソクや線香の揺らぎで知ることができます。なんとなく寒く感じるな、という場所に近づけて風の通り道を知りましょう。
外に面する壁についている、プラグがささっていないコンセントが隙間の原因になっていることもあります。
また、和室があるお家だと、床にある隙間から畳を通して風が入ることも! 意外な場所にも隙間があるので、隙間がある場所を確かめて、それぞれ対策をすることが大切です。
また、床につくほどの長いカーテンをつけるのも断熱には効果的。手始めに寝室の窓には、厚手で長めのカーテンをつけてみてはいかがでしょうか。
家が寒い方必見! 家が暖かくなる仕組みとは
毎日の疲れをとるために、快適に過ごせる環境にすることが不可欠な寝室。良質な睡眠をとるためには、室温と湿度に気を配ることが大切です。最近疲れが取れにくいと感じる人は、ぜひ室温・湿度の調節をしてみてくださいね!
快眠と健康のために、高断熱・高気密住宅がオススメ!
全国で年間2,000棟以上の建築実績があるハウスメーカー・アイダ設計から、高断熱・高気密でZEH(ゼッチ)仕様の注文住宅「ブラーボゼネクト」シリーズが登場。国の基準を超える十分な断熱性をまちながら、価格もできるだけ抑えた住宅となっています。
高断熱・高気密の高性能な住宅にご興味をお持ちの方は、ZEH注文住宅の建築事例も豊富なアイダ設計に、こちらのフォームからお気軽にご相談ください。
「ブラーボゼネクト」についての資料請求もこちらのフォームからどうぞ。
<参考・参照元>
住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査 第4回報告会~国土交通省スマートウェルネス住宅等推進事業調査から~ 室温と血圧・活動量・諸症状等の分析から得られた知見・得られつつある知見を速報【講演資料】| 一般社団法人日本サステナブル建築協会
週刊文春 温かい家は寿命を延ばす (文春ムック)
寝室の湿度と最適温度の目安…真冬の睡眠に適した環境とは [睡眠] All About
家の中の冷えを防ぎたい!住まいの寒さ対策 | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】