山の上の我が家、お茶屋になるの巻<その1>~フィッシュバーン流「家育て」vol.11~

こんにちは、フィッシュバーンです。

一気に寒くなりました。2019年はうちの老猫のために、とうとうこたつデビュー。


早速こたつの中に入るかと思いきや……


テーブルの上に乗り猫。

おかしいなー、こたつの中で丸くなるかと思ったのに……想定外。


我が家がお茶屋になりました!

今回のお話は、なんと、我が家がお茶屋になった! 話です。

実は、山の上の我が家だった(もう過去形)場所、すでに、代々木八幡宮脇のお茶屋としてオープンさせてしまいました。


ちなみに、お店の入り口はこんな感じ。

先日、友人や知人を招いてプレオープンしたんですね。

オープンは、2019年12月7日(土)です。
名前は「Dan de CHAYA」(だんで茶屋)。まずは、土日のみ、週末営業のお茶屋です。
営業時間は、10時~日没まで。

代々木八幡宮にお越しの際は、皆様ぜひお立ち寄りください。一軒家の2Fで、靴を脱いでお入りいただくお茶屋です。

詳細は、Dan de HerbsのHP(https://dandeherbs.com/)、もしくはInstagram
(dan_de_herbs)をごらんください。


どうやって我が家をカフェ仕様に改造したのか?

さてさて、このお茶屋、どうやってできていったのか? をこれからお話したいと思います。

台風に見舞われたりしつつも、山の上の我が家は、よく人が集まり、居心地がいいと評判。

友人と私で立ち上げたメディカルハーブティーブランド「Dan de Herbs」のお茶を飲みながら、みなさん長居をしていきます。

であれば……いっそ自分たちのお茶が飲めるカフェに改造しちゃえ! とDIYマニアのわたくし、思いついてしまいました。

<以下、私の頭の中のひとり会議>

でも、どんなカフェにしよう?
どうせメディカルハーブティーのオリジナルを作っているなら、そのお茶を飲ませる場所にすればいいじゃないか!
で、大好きなおやつ作って、お茶と一緒に飲んでもらおう!
でも、おやつって何にしよう?
自分が毎日食べても飽きないおやつにしよう!
でも、こんな奥まった場所に人って来るかなぁ。
いや、代々木八幡宮にお参りにくる人たちに寄ってもらえばいい!
ってことは、神社のそばのカフェなんだから、カフェじゃなくて茶屋?
茶屋のおやつといえば、だんご?
メディカルハーブティーってみんなにわかりにくい?
からだ養生のお茶だから、養生茶?

などなど…… 私の脳内会話は、キリがないのでこの辺でやめときます。そして、思い立ったら吉日、とコツコツ工事を始めました。


キッチンまわりをお茶屋仕様に改造!

まずは、キッチンまわりをお茶屋仕様にするため、カウンター内に小型の冷蔵庫と冷凍庫を設置。



そして、この冷蔵庫と冷凍庫が客席側から見えないように囲いをつくりました。




その後、ハーブティーの棚がもっと必要なので、手が届く高さに棚を作りました。



お次はグラスやカップを置く棚作り。
キッチンの小ぴったりに作ってみました。



このあたりで、大体の形は見えて来ましたが、カウンターと水回りが問題。

カウンターは、今使っている板だと少々幅が狭いので、ちょっと策を練る必要あり。

そして、水回りはキッチン内に手洗いが必要なので、もうひとつシンクと水道をつけないと飲食店として保健所の許可が下りないんですね。

ただしこの2点は、自力で解決は難しそうな感じ。やはりプロを呼ばないとだめそうです。

自分の中にイメージはあるので、水回りは近所の水道屋さん、カウンターはテレビ番組などの大道具をやっている知り合いにお願いすることにしました。

おまけで、キッチンと客席を区切るウエスタンドアもつけていただくことに。

……と、ここからの話はまた長くなるので、今日はここまでにしておきます。

次回は、カウンターや水回りのこと、保健所の方とのお話など、そんなことを書いていきたいと思います。


フィッシュバーン真也子
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして長らく活動。
現在、ハーブブランドのディレクター業の傍ら、貸スタジオ業、不動産賃貸業を営む。占い人としても活動。
家、家具、雑貨など家に関わる全てをこよなく愛する。ヴィンテージ好き。食&旅、住に関する著書あり。
<BLOG> https://mayafish.xsrv.jp/
<著書>
*食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)
*不動産エッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)