ローコスト住宅でも住み心地のよい家は建てられる!【ローコスト住宅のお金入門3】

2019.12.23 椎名前太

ローコスト住宅には「低価格」という大きなメリットがあるものの、使用する部材や設備が限られるなど、さまざまなデメリットもあります。

では結局、ローコスト住宅は性能や住み心地のよい家にはならないのでしょうか。実はそうとは言い切れません。



安いからといって低品質ということはない

ローコスト住宅でも、性能や住み心地のよい家にできる理由は複数あります。そのおもなものを紹介しましょう。

汎用品の部材は品質も一定以上


ローコスト住宅で使用される柱や断熱材など部材の多くは、大規模なホームセンターなら購入可能な汎用品を使用しています。汎用品ということは広く世の中に受け入れられているということ。

それゆえ性能・品質は一定レベル以上です。したがって、きちんと法律に従って施工さえすれば耐震性、断熱性といった住宅性能に問題はありません。

住宅設備は人気のものを使用


ローコスト住宅で使用されるシステムキッチントイレなどの住宅設備も、世の中に広く出回っている人気商品ばかりです。広く出回るということは、性能も使い勝手も一定レベル以上ということ。けっして低品質ということはありません。

幅広く受け入れられるデザイン


外壁材や屋根材、壁紙といったデザインを左右する部材も、ローコスト住宅は人気商品を採用することが多くなっています。デザインにこだわりがある人でなければ、それほど違和感を持つことはないでしょう。


ローコスト住宅をさらにコストカットするコツ

ほとんどのローコスト住宅は、性能や快適性に問題はありません。そのうえで間取りが決まっている規格住宅ではなく注文住宅なら、次のような方法で、さらにコストカットすることができます。




形状をシンプルに


家の形状を凸凹があるなど複雑なものにすると、それだけ外壁材を多く使うだけでなく、工事の手間も増えてコストアップにつながります。したがって、よりローコストを望むなら家の形状はシンプルな総二階とした方がいいでしょう。

間取りもシンプルに


間取りに関してもシンプルなほど安価に仕上がります。たとえば、ワンフロアのLDKであれば間仕切り壁や建具の費用をカットできます。

水まわり設備をまとめる


トイレやバス、洗面台といった水まわり設備をばらばらではなく、一か所にまとめて配置すれば、それだけ配管工事の手間が少なくなりコストが低くなります。


優先順位を明確にすることが満足度アップの秘訣

ローコスト住宅は、工夫次第でさらに安価にすることが可能です。しかし、あまり価格にこだわってしまうと、一生で一番高価な買い物が味気ないものになってしまうのではないでしょうか。

そこで欲しいものの優先順位を明確にすることをお勧めします。まず「安ければ安いほどいい」ではなく予算の上限を決め、その中で欲しいものの優先順位をつけるのです。

「寒い家は嫌なので断熱性を高くしたい」「リビングに薪ストーブがほしい」「趣味の道具も収納できるシューズインクローゼットをつくりたい」……。

こういった一点豪華主義的な考えを取り入れることで、家の満足度はグンっと上がります。

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ローコストでも満足できる家は可能かも

ローコストを選ぶと、さまざまな選択肢が狭まるのでは?間取りの自由度が下がるのでは?といった心配の声も聞こえてきそう。

ローコスト住宅と一口にいっても、ハウスメーカーによってその自由度はさまざま。メンテナンスやアフターフォローなども確認し、比較・検討することをおすすめします。

全国展開しているハウスメーカー・アイダ設計の注文住宅は、ローコストながら完全自由設計。ご要望や敷地に合わせた間取りを一からご提案し、ご家族全員が納得の家づくりを後押しします。

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この記事を書いた人

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椎名前太

住宅・不動産ライター
住宅・不動産ライター。建築家などの専門家とは違う徹底した消費者目線で法律・税制関係でも分かりやすく書くのが得意。不動産関連書籍の執筆・編集協力の実績は35冊以上。その他雑誌やWebでも執筆。宅地建物取引士。