【続・台風&雨漏り編】消防隊の偉大さを知る! ~フィッシュバーン流「家育て」vol.10~

こんにちは、フィッシュバーンです。

昨今の台風到来、まずは被害にあった皆様へお見舞い申し上げます。

本当に参りました、今年の台風。

我が家はとうとう屋根が壊れてしまいました~(涙)周りに遮るものがない丘のてっぺんにある我が家、台風19号の際の風当たりは、予想をはるかに超えていました。

突風が吹くたび、グラグラッと家ごと揺れてましたしね。

そんな強烈な突風による今回の屋根被害、どんな様子だったかをお話しさせていただきます。

台風当日、東京への直撃は夜という話だったのですが、すでに昼前から屋根がバタバタと音をたて始めました。雨の中ベランダから屋根を覗いてみると、鉄でできた部分の屋根がベロンと剥がれ、それが風に煽られて激しい音を立てていました。

昼頃の状況。風に煽られ、金属の屋根がはがれかかっています。

反対側からみるとこんな感じ。17時頃の状態。

もちろん家の中はすでにがっつり雨漏り状態。剥がれた屋根のちょうど下あたりはあちこちから雨がしたたりおち、家中のバケツやボールが総動員。

昭和のホームドラマさながら(笑)

なぜか、雨漏りの水を喜んで猫が飲んでました(笑)


もしや屋根が飛んだら危険!? 意を決して119番に電話

けたたましい屋根の音は、全く止むことなく、屋根の剥がれはどんどんひどくなっていきました。

この状況って、このまま鉄の屋根の一部が飛んで誰かに当たったり、ご近所の家に直撃とか、もしかしてすごく危険? なんて思いながら数時間を過ごし、「この台風の真っ最中、一体誰に相談したらいいの?」と悩んだ挙句、意を決して119番に電話してみました。

状況説明をすると、「危険回避のために消防隊がすぐ向かいます」との回答。

そして、10分後、消防隊の方々来て下さいました!

大雨&強風のため、屋根の上には上がれないので、小から身を乗り出し、暴風&大雨の中応急処置。

ほんと、申し訳ない。

先頭の方に命綱をつけ、消防隊の皆さんが数珠繋ぎで先頭の方を支えています。

台風の中、来て頂いただけでもありがたいのに、「とりあえず屋根が飛ばないよう危険回避の応急処置をしただけなので、明日また危険そうなら119番してください」と親切なお言葉。

泣けてきました~

聞けば、消防隊は二次災害を防ぎ、危険回避のためにこういう活動も想定内なのだそう。都心は住宅が隣接しており、この程度の屋根の剥がれでも危険なので、こういう場合は119番に電話していいんだそうです。

おかげさまで、屋根のバタバタ音と雨漏りが止み、やっと一段落。

昼前から夜まで大騒ぎだった1日を乗り越え、やっと落ち着いて寝ることができました~


台風が去った翌朝、再び屋根からバタバタと音が

台風は去ったものの、翌朝はまだ強い風が吹いていました。そして、聞こえたのは、まさかのあのバタバタ音……

恐る恐る屋根を見てみると、昨晩の応急処置の甲斐なく、屋根はあと一息で剥がれ落ちそうになっているではありませんか!

がーん。

ほぼビス1、2本で留まっている状態。

修理業者に連絡をしてみましたが、あちこちで被害が出ており、すぐにきてもらうことは無理な様子。そうですよね、川の氾濫などで多くの人が大変な状況ですもんね。

悩んだ結果、再び119番にご相談してみました。やはり昨晩と同じく、危険回避のため消防隊が向かいますとのこと。

すごいです、消防隊!

そして、この日は、前の晩にできなかった作業、屋根の上に登り、とりあえず屋根が飛ばないよう処置。

業者さんが来るまでなんとか持つよう剥がれかかった屋根を、我が家のドリルでビス留めしてくれました。

いやー、ありがたいの言葉につきますね。あ、あと、工具持っててよかったです(笑)

命綱をつけて屋根の上で作業。これぞヒーローです!

うちの作業を終えた後、消防隊の皆様は、長野へ救助に向かうとおっしゃっていました。消防隊の方々、心から感謝です。

そして現在、屋根修理は修理業者の順番待ちです。

台風続きで、屋根修理の業者はフル回転で忙しいらしく、まだまだ順番は回ってこなそう……。年内になおることを祈ってます。

フィッシュバーン真也子
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして長らく活動。
現在、ハーブブランドのディレクター業の傍ら、貸スタジオ業、不動産賃貸業を営む。占い人としても活動。
家、家具、雑貨など家に関わる全てをこよなく愛する。ヴィンテージ好き。食&旅、住に関する著書あり。
<BLOG> https://mayafish.xsrv.jp/
<著書>
*食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)
*不動産エッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)