経年変化でどれだけ変わる? 「30年後の画像」で知る住宅メンテナンスの大切さ

2019.10.02 地域ライターE
「ピカピカの新築を購入して、何年くらい“キレイ”をキープできるのだろう……? 」そんな疑問を感じたことはありませんか?


家をキレイに保つために、大切なのが“メンテナンス”。
「普段のこまめな掃除」だけではカバーしきれない設備の経年劣化や、ちょっとの工夫で防げたはずの摩耗や損傷について、「30年前に建てたお家の設備が、残念なことになってしまった事例」を写真付きでご紹介します!

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劣化してしまうのは仕方がない?
新築の家はどこまできれいに使えるの?

「ずっと使っているとこんなふうになってしまうことがあるの? 」と思わずおどろいてしまう「30年、メンテナンスを後回しにして住み続けていたらこんな劣化が起こってしまった」という残念な画像を集めてきました。

いつもは情報提供者の方のインタビュー付きで、様々な事例をご紹介している地域ライターEですが、今回の情報ご提供者は「インタビューはごめんなさい! 」とのことで、完全匿名でお届けします!

フローリングが「腐る」ことをご存知ですか?



フローリングは掃除も手入れもラクチン! そうお考えなら要注意です。

フローリングは湿気に弱く、たとえば布団を直接フローリングに敷いてしまうと湿気が抜けず、毎朝布団を上げていても背中部分を中心に弱ってしまいます。

表面の木が黒っぽく変色し、一部裂けるように割れているのがわかりますか? しかも、この部分だけがたわんでしまっています。
フローリングの上にマットを敷いている、電気毛布などを使うことがある方は特に注意が必要です。

洗面ボウル



洗面ボウルは、タイルや陶器で表面をコーティングしているタイプがたくさんあります。その表面に固いものを落としたり、スチールのような固いたわしで洗って傷をつけてしまうと、そこから表面のコーティングが剥げてしまうことが。

表面のコーティングを塗り直すなどのメンテナンスを“傷が小さいうちに”実行しないと、小さな傷がどんどん大きくなることもあります。
さらに、コーティングがはがれたところには「錆び」も出やすくなるので要注意です。

窓の桟



ガラスの掃除だけでなく、窓枠や窓の桟のメンテナンスをしていますか?

窓の近くは直射日光が当たり、紫外線での退色や変質が起こりやすい部分です。
特に、冬場結露が発生するお宅は要注意。表面のコーティングやペンキが結露で弱くなってしまうことがあります。

ペンキがはがれて中の木の部分が露出していると、カビの発生や木が腐る原因となります。

絨毯



絨毯を敷き込むご家庭は少なくなりましたが、足音の軽減や暖かい床面など、メリットも少なくありません。

しかし、絨毯は「毛足が減る」ものだということは忘れずに!
特に、家族みんなが一日に何回も歩き、いわば「通路」となっている部分は毛足が短くなってしまうのが早くなります。
家具を入れ替えたり、掃除機をかけるときに目を起こすように注意すると絨毯が長持ちしますよ!


新築の時だからこそできるメンテナンス対策

毎日少しずつ進んでいく劣化。設備によってはケガをする危険が生じることもあり得ます。
「いつからここまでひどくなってしまったのだろう……? 」とガッカリすることになる前に、「新築の時だからこそできる! メンテナンス対策」をまとめました!

こまめなメンテナンス習慣

やはり基本は定期的なメンテナンス習慣をつけること。たとえばフローリングは、床材ごとに推奨されるメンテナンス方法が必ずあります。
インテリアとしての好み」だけではなく、メンテナンスが続けられそうな部材を選ぶことも大切です。

定期点検や長期保証は必ずチェック

住宅を購入した後、ハウスメーカーから来る定期点検や、長期保証についてのお知らせにきちんと目を通しましょう!

特に、防水加工、防白蟻処理については建物の寿命に大きく関わる点検・保証です。「まだまだ気にしなくていいと思っていた……」という間に被害が拡大してしまうかもしれません。

メンテナンスフリーな新しい建材や設備を検討する

設備によっては、「メンテナンスフリー」を大きなメリットにしているものも多数出てきています。初期投資は必要ですが、特に床下暖房などの入れ替えが難しい設備や、海辺にお住まいの方のバルコニーなど、劣化が予想される設備については早めの検討をおすすめします。

長期保証のあるハウスメーカーをチェック!

壁紙を貼りかえるというメンテナンスと、構造躯体に関わるメンテナンスはその費用も手間も時間も大きく異なります。特に躯体に関しては、「30年で雨漏りがするようになってしまった……」というような劣化は避けたいものです。構造躯体について、長期保証のあるハウスメーカーを検討候補にしてみては?

リフォーム計画は余裕をもって取り組む

「壊れたら考えよう……」決して安くはない費用がかかる住宅メンテナンス。それだけではなく、生活そのものに影響がある「リフォーム」を検討しなければならないケースもあるかもしれません。余裕をもって、「次のメンテナンスは〇年後」と計画して取り組んでくださいね!

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定期的なメンテナンスで、住まいの品質や性能のを継続してお守りいたします。

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります