整理整頓は楽しくもあり、ちょっと悲しくもあり…… ~フィッシュバーン流「家育て」vol.8~

こんにちは、フィッシュバーンです。

個人的に暑さに弱いので、毎日ぐったり。

朝のウォーキングも7時を回ると暑いので、なんとか6時台に頑張っています。

このウォーキング、フィジカル面だけでなく、結構メンタルの調整にも役立つんですよね。
歩きながら、その日のやるべきことや考えをまとめたり。

頭のなかの整頓に役立ちます。

整頓つながりで、今月の話題は家のなかの整理整頓について書こうと思います。

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アンティークの食器用キャビネットが仲間入り

最近、食器用のキャビネットを買いました。

シンプルな箱スタイルがお気に入り。取っ手もかわいい。

食器棚を自分で作ろうと思っていたのですが、ひょっこりネットでフランスのアンティークキャビネットを見つけ、サイズ感とデザインが我が家にぴったりだったので即買いしてしまいました。

アンティークは、サイズとデザイン、どちらも自分の希望に合うものを探すのがとても難しいんですよね。

だから、見つけたときはアドレナリンが“どどっ”と出てしまいました。

ただ、問題がひとつ。

我が家の食器の量は、このキャビネットの大きさに収まらない!

まぁ、この状況、買う前から想定していましたが……

インテリアやテーブルコーディネートの仕事をしていたり、食器収集癖があったり、家で撮影をすることもあったりなどで、とにかく食器が多いのです。

さてどうするか?


整理整頓はしたい、でも好きなものとのお別れはつらい

自称「整理整頓マニア」の私は、モノに関してマイルールがあります。

それは「すべてのモノは、指定の収納場所に入る分しか持たない」です。

モノを家に持ち込む前に、収納場所を先に考え、場所がないものは家にいれてあげません(笑)

つまり、この自分が決めたルールに則ると、このキャビネットを「購入=このキャビネットに入らないものは処分」ということになるわけですね。

大好きな食器を処分……
考えただけでも辛い……
手放したくない……

いや、だめだめ。ルールはルール!

心を鬼にし、お気に入りの食器たちの処分に踏み切ることにしました。

自分で決めたルールとはいえ、たまにはルール違反や例外があってもいいんじゃない? とか、ここまでする必要ってある? とか。

コレクションの食器を見ながら、なんども自問自答。

整理整頓はしたいものの、好きな食器とのお別れはつらい。

洋服の処分は、こんなにつらくないんですけどね。

結局、処分といっても食器たちを捨てるには忍びなく、使用頻度の少ない食器は友人にあげたり、リサイクルショップに持っていったりし、やっとのことでキャビネットに入る分だけの量まで減らすことに成功しました。

キャビネットのなかは、日常的に使う最低限の食器だけ。

処分はしたものの、かなりパンパン。重ねまくりですね(笑)

引き出しにまで食器。湯のみ茶碗の行き場がなくなり、ここに……

ただ、処分できないものもありました。

日々は使わないけれど、どうしても持っていたい……

そんな食器はすべて大事に箱に入れ、物置にしまい込みました。いつか物置がいっぱいになったとき、また考えようと。

「整理整頓マニア」としてはちょっと失格ですが(笑)


整理整頓グッズとして、箱やバスケットを多用

私は、普段モノを整頓する際、押入れに入れるような整理用引き出しや組み立て式のラックなどは使わず、できるだけデザイン性の高い箱やバスケットなどを使うようにしています。

バスケットは棚のなかに置けば引き出しとして使えますし、おしゃれなインテリアグッズにもなってくれます。

猫が寝てても絵になる倉敷意匠の箱型収納

布巾や食器用洗剤などが入っています

コーヒー豆や乾物などはここに収納

これは日々買ったものの領収書入れ

よく整理整頓が苦手、という方がいますが、整理整頓は、ただ片付けるのではなく、インテリアコーディネートをする感覚でおこなうと楽しくできるかなと思います。

整理整頓グッズ自体も、インテリアとして飾っておきたくなるようなモノをチョイスすれば、それだけでちょっと気分があがってくるはずです。

ちなみに私は、整理整頓をしていると心が落ち着く片付け魔。よく友人の家を片付けに行ったりしています。

もし整理整頓にお困りの方がいらっしゃりましたら、いつでもご相談に乗りますよ!


フィッシュバーン真也子
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリスト、デコレーターとして長らく活動。
現在、ハーブブランドのディレクター業の傍ら、貸スタジオ業、不動産賃貸業を営む。占い人としても活動。
家、家具、雑貨など家に関わる全てをこよなく愛する。ヴィンテージ好き。食&旅、住に関する著書あり。
<BLOG> https://mayafish.xsrv.jp/
<著書>
*食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン)
*不動産エッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)

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この記事を書いた人

フィッシュバーン真也子

ホームコンサルタント、養生茶とおやつの店「だんで茶屋」店主
出版社勤務ののち、エディター、インテリアスタイリストとして長らく活動。 古屋をリノベし、茶屋経営、不動産賃貸業などを営む。現在ホームコンサルタントとして、リノベや不動産など住まいに関するコンサルティングも行う。現在、大学院にて空間デザインを研究中。また、メディカルハーブのスペシャリスト、ハーバルプラクティショナーでもある。<著書> *食と旅のエッセイ『笑顔になれる美味しいプロヴァンス』(スタンダードマガジン) *住まいエッセイ『女ひとり・借金アリ・貯金ゼロからのトーキョー大家さんLIFE』(主婦の友社)