「新築一戸建て」に決める前の情報収集はどうすればいい? 役立つノウハウ聞いてきました!

2019.09.17 地域ライターE
「一生に一度の大切なマイホームづくりなんだから、後悔がないようにしっかり情報収集しないとね! ……と考えてはいるけれど、正直仕事や家事や子育ても忙しくて、じっくり時間をかける余裕はない!」


そんな方にお届けしたい! 新築一戸建てを「マイホーム」に決める前にするべき情報収集のコツ、効率のいい情報の入手先や心構えを、一戸建て購入の先輩にヒアリングしてきました!

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できるだけ最近家を購入した人に話を聞く

住宅ローンの状況に住宅取得支援の制度、最新の住宅設備……家を購入を決断するうえで重要なポイントは、毎年のように大きく変化していくことが珍しくありません。

「私のときはこうだったよ」という体験談が、たった数年で
「その制度の受付は終了している」
「そのエネルギーシステムよりもさらに新しい技術が開発されている」
となってしまうことがあり得ます。

特に、お金・補助制度・エネルギー関係の設備については最新の公式情報を確認するように意識しましょう!


不動産屋や住宅メーカーに足を運ぶ前に、ホームページを隅から隅まで目を通す

「ヒマだし、オープンハウスで子ども向けショーをやっているから見に行くか! 」

その1回でご主人が契約を決めてしまったという人も、これまでのインタビューのなかにはいらっしゃいました。

もちろん、「出会うべくして出会ったタイミング」は大切ですが、何の知識もない状態で、勢いだけで決断をするべき買い物ではないことは言うまでもありません。

不動産会社や住宅メーカーの営業は、ある意味「その気にさせるプロ」でもあります。「ちょっと冷やかすだけ……」というときでも、せめてホームページにはきちんと目を通して、最低限の知識を取得したうえで冷静に話を聞くこと。
「完璧だ! 理想的だ! 」と思ったときほど、誰かに相談するなど「一回冷静になって考える」ことを忘れずにいてください。


体験談ブログは一つの意見だけを過信しない

家づくりは人生の一大イベント。絶対に後悔はしたくない! と、体験談が書かれているブログを探しているという方も多いのではないでしょうか。
実際、「一戸建て作りの体験記ブログ」を検索すると、ハウスメーカーごとにたくさんの体験談を読むことができますよね。

なかには、「大切なマイホームが欠陥住宅だった……」「ハウスメーカーと大バトル! 」「営業の対応があり得ない……」といった悲しい内容のブログもちらほら……。

同じハウスメーカーをピックアップしたブログでも、まったく正反対のコメントをアップしているものもあり、正直混乱してしまうこともあるかもしれません。

いい評価をしているブログも、悪い評価をしているブログも、どちらか「だけ」を過信するのではなく、気になることは正面から問い合わせて確認するようにしましょう!


家づくりの専門用語は図書館の本で基礎知識習得


一戸建てに限らず、家づくりには多数の専門用語があります。

「なんとなく意味は分かっているはずだけれど、たまに設計士さんと話をしていて違和感をおぼえるときがある……。」

こんなときは、必ず確認をするようにしてください。

たとえば、「バルコニー」と「ベランダ」の違い。ベランダは、屋根がついていますが、バルコニーには屋根がありません。
「2階には広めのバルコニーが欲しい(屋根付きが欲しい)……」では思い通りの発注とはなりません!

どんな専門用語があるのか、基礎的なことを知りたいなら図書館の建築コーナーの本を参考にしてみましょう。本を読みながら、わからない用語が出てきたらその都度調べておけば打ち合わせがぐっとスムーズに進みます!


費用相場は折り込みチラシのストックで感覚を鍛える

家づくりの情報収集で多くの方がいちばん気になることについて、

「家づくりに関しての予算相場」
「安かろう悪かろうも嫌だけれど、無駄なお金は使いたくない」
「払うべき金額はしっかり用意するけれど、どこまで予算を組んでおくべき? 」

という「相場観」についてのポイントを挙げられる方が多いのではないでしょうか。

とはいえ、「一戸建ての相場」で「平均値」が出てきたとしても、土地代も違えば、金利負担も異なります。
ざっくりと「相場は……? 」と聞いてみたところで、誰に聞いても大きな幅をもってしか答えることができません。

お住いのエリアで家探しの相場を知りたいなら、新聞広告に入ってくる不動産情報のチラシを収集しましょう! エリアや物件の大きさ、坪数で似た物件同士を比較したり、供給数をリスト化しておきます。

少し時間はかかりますが、「これくらいの家は、これくらいの予算で建つのだな」という“感覚”を鍛えることができます。また、土地の相場がわかれば実際に不動産屋に土地探しをお願いするときに、「そのご予算ですとこの辺りでは難しいですね……」という無駄足を踏んでしまう可能性も低くなりますよ!


納得できると満足できる!


情報収集は「すればするほど面白い! 」と感じる人もいれば、「不安ばかりが増えてしまいました……」という人も。

情報収集の目的は、「あなたと家族にぴったりな家」を探すためであって、「どんな人にも喜ばれる家」を考えるためではありません。時には「この情報は私たち家族には必要ない」と割り切ることも大切です。

なにを優先すべきかわからなくなったときは、一度集めた資料をすべて並べて、「要らない」と感じるものを処分してみましょう。頭のなかもスッキリ整理できますよ!


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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります