初めての注文住宅!土地の検討から完成するまでの流れ

2016.06.28 ieny編集部
家を建てたい!建て替えをしたい!やっぱり注文住宅で!そう思い立ったら、何から始めるべきなのでしょうか。土地の検討から完成までの流れをまとめてみました。


STEP1「土地探し~購入」


土地探しをはじめる前に、資金計画を立てて予算を確定し、建てたい家のイメージづくりを行っておきましょう。不動産会社に予算と土地の広さ、エリアなどの希望条件を伝えて、土地探しを依頼します。
土地探しを進めながら、ハウスメーカーや工務店、設計事務所など、設計や施工を依頼する建築会社も探しておきます。設計と工事の依頼先は主に、

パターン1:設計は設計事務所、工事は工務店に依頼
パターン2:設計及び工事を工務店に依頼
パターン3:設計及び工事をハウスメーカーに依頼
の3パターンです。
希望条件に合った土地が見つかったら、家を建てる建築会社に敷地調査と地盤調査を依頼して、敷地条件から希望通りの家が建つか、地盤に問題はないか調べておくことが大切です。土地に問題がなければ、売買契約を締結します。

STEP2「設計プランの依頼~工事請負契約」


設計を依頼する建築会社に、家の部屋数や間取り、内外装のイメージ、予算などの希望条件を伝えて、設計プランを依頼します。設計事務所に依頼する場合は、「設計監理契約」を結ぶことが必要です。設計プランが固まったら、工事費用の見積りが予算内に収まるように、プランの調整が行われます。
設計プランが決まったら、つぎは、工事を依頼する工務店またはハウスメーカーとの「工事請負契約」の締結です。住宅ローンを借り入れる場合には、金融機関に申し込みをしておきます。そして、行政または民間の指定検査機関に「建築確認申請」をし、確認済証が交付されると、いよいよ着工が可能です。

STEP3「着工~完成」


着工前には、工事が円滑に進められるように、近隣の方に挨拶に伺っておきましょう。地縄張りと地鎮祭をとり行った後に、着工するのが一般的です。工事中は時折、現場に足を運んで工事状況を確認します。施工会社と相談のうえ、柱や梁などの骨組みが完成した段階で上棟式を行うことが多いです。
家が完成したら竣工検査に立ち会って、不具合がないかチェックしていき、後日、指摘個所が補修されているか確認します。行政または民間の指定検査機関の「完了検査」の後、検査済証が発行されたら引き渡しを受けられます。

実際の注文住宅の家づくりの流れは、依頼する建築会社や住宅ローンの利用方法などによって、多少違いがあります。家づくりは段取りよく進めないと現在住んでいる住まいの家賃や住宅ローンの支払いなど、資金計画に無駄が生じることがあります。事前に段取りを把握しておき、スケジュール通りに進められるように心がけましょう。

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この記事を書いた人

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