すぐに使える、デザイン住宅の施工実例

2016.06.23 ieny編集部
建売住宅ではなく、自らのセンスを生かしたデザイン住宅に憧れている人は多いのではないのでしょうか。今回はデザイン住宅を希望していても伝え方がわからないという人が参考にしたくなる施工実例をご紹介します。

吹き抜けを利用して狭小住宅を広く見せる


東京都心部や住宅密集地では建築面積が10坪足らずであるところも少なくはありません。圧迫感をおぼえそうな空間ですが、デザイン住宅であれば吹き抜けをつくったり、柱の数を減らしたりすることで開放感を出すことができます。採光のしやすい鉄骨階段をとりつけることで、空間を広々とみせる工夫が施されています。

ナチュラル派の家族にぴったりのあたたかい住宅


オーガニックが流行している昨今、都会でも自然を感じられる家造りを希望する人が増えてきています。独立してしまいがちなバルコニーを天井からまでの大開口にすることで、家と外の境界がゆるやかになり風や光を自然に感じ取ることができるでしょう。

デザイン住宅ならば木材とコンクリートの融合も可能


木材が持つ柔らかさを残しつつもコンクリートで頑丈かつスタイリッシュな住宅をつくりたいという希望が叶うのはデザイン住宅ならではのこと。木材とコンクリートを接合するホームコネクター構法は接合が優れていることから、間口が広く開放感のある住宅ができあがります。

太陽光を計算に入れた高度なデザイン住宅


隣近所との位置関係から日当たりが悪く、不満を抱えている方の御宅には太陽光を室内に取り込む「ハイサイドライト」を提案しています。併せてリビングに吹き抜け空間をつくることで、閉塞感をなくすことにも成功しています。

ストレスを感じない二世帯空間づくり


トラブルを生みやすい二世帯住宅ですが、両親世帯と子ども世帯の間にスキップフロアをつくることで両者の間に適度な距離感を生み出すことに成功しています。両親世帯にはあたたかみのある木造建築、子ども世帯はスタイリッシュなコンクリート建築と分けることができるのはデザイン住宅ならではです。

高台を利用した広々とした家造り


高台のメリットを最大限にいかした家にするため、リビングは玄関から半階あがった場所につくり街の景色が一望できるようになりました。同時にと玄関を見下ろすことができるため、防犯性も優れています。都会の喧騒から離れていることが実感できて、ゆったりと安らぐことができます。

デザイン住宅だからこそできるさまざまなテクニックを駆使した施工実例を紹介しました。狭小住宅であることや日当たりの悪さなどのデメリットを解消することができるのは、デザイン住宅ならではの魅力です。大きな買い物であるからこそ、こだわりのあるデザイン住宅に注目してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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