おしゃれで快適な家作り デザイン住宅の間取り実例

2016.06.29 ieny編集部
デザイン住宅とは、外観から間取りに至るまで、コンセプトに基づいて建てられた家のことです。
最近では新築時にデザイン住宅を希望する方も増えています。今回は、特徴的なデザイン住宅を3つ紹介します。


展望を第一に


家のから見える景色に重点を置くプランは、よく採用されるデザインのひとつです。高台などに建てる場合、素晴らしい展望を楽しみたいという人が多いため、ニーズに応えるように、まずは窓を広めに作っています。また、バルコニーを広々と取り、サッと外に出て景観を楽しんだり、テーブルなどを置いてゆったりと過ごすことができるようになっているのが特徴です。周辺の景観を壊さないようにした上でおしゃれな雰囲気を演出するため、家の外観は非常にシンプル。

図形の造形美を活かす

引用:flickr

住宅デザインの基本的な手法に、図形の造形美を活かすというものがあります。四角いフォルムが多い日本住宅の中で、円、三角形、台形などの図形を印象的に使った住宅は目をひきます。例えば、台形のフォルムを利用した住宅であれば、天井の勾配が空間全体にのびやかで広々とした印象を与えてくれますし、円形のフォルムを利用した住宅は、曲線のおかげで柔和で落ち着いた空間を演出することができます。

「和」と「洋」の融合


「和」のテイストと「洋」のテイストを高いレベルで融合させるというのも、デザイン住宅でよく取り入れられる方法です。和洋テイスト融合の例としては、玄関や間取りの中に木目調のものを導入する、洋室のリビングを抜けた先に和のテイストをふんだんに盛り込んだ和室を作る、といったものが挙げられます。全体的に洋風なテイストの間取りの中に和のテイストの部屋を印象的に配置することで、エッジの効いたデザインに仕上がるでしょう。

最近では、デザイン住宅を注文したいと考える方も増えてきており、より先駆的なコンセプトを持ったデザイン住宅がいくつも生まれてきています。日々増えていくデザイン住宅ですが、希望者の中には「おしゃれな家を建てたいけれど、どんな家がいいか分からない」といった漠然とした希望しか持っていない方も数多いと思います。今回紹介したような実例をもとに、自分が本当に良いと思えるデザイン住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ieny編集部

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