家の設備で入れて良かったもの・イマイチだったもの <二重窓編>
二重窓にサッシ、高性能ガラスなど、最近ではさまざまなバリエーションが増えてきた窓の断熱について。今回はそのなかでも、後からリフォームとしても導入もしやすい二重窓についてピックアップします。

「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中で、新築一戸建てに「入れてよかった設備VSイマイチだった設備」について、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に両方の意見を聞きました!
【知っておきたい! お家にまつわる意見の食い違いあるある】
ハウスメーカーが「エコ」をテーマに、光熱費の削減を売りにして設計したという我が家。トイレ用の小さめの窓まで、断熱性が高くて冷暖房効率がいいというのが売りの二重窓になっています。
狭い2DKのマンションから面積が倍以上の一戸建てに引っ越したわけですから、電気代が削減できているのかどうかは正直よくわからないのですが、「マンションに比べたら一戸建ては寒いよ! 」と友人たちにいわれていたよりは、寒さは感じないような気がします。
それよりも、効果を感じているのが「音」についてですね!
以前の2DKのマンションでは、目の前の道路にクルマが通ると、夜中でもふっと目を覚ましてしまうくらいに外の音がよく聞こえていたのですが、引っ越して線路が近い場所になったのに、窓さえ開けなければ電車の音がほとんど聞こえないんです!
外の音が聞こえない、ということは、家の中の子どもの泣き声とか犬が吠える声もご近所に聞こえにくいってことですよね。
窓を開けておくと気持ちよい季節でも、結構閉めっぱなしにしてしまうくらい、音がしないのが快適です。

引っ越してきてからしばらくして、お隣さんに泥棒が入りました。しかも、白昼堂々、窓ガラスのサムターン部分をキレイに切り落として、鍵を開けて侵入したんだそうです。
お巡りさんがウチにも「何か気が付いたことはありませんか? 」と聞きに来られた時に教えてもらったのですが、我が家が狙われなかったのは、掃き出し窓が二重になっていたから、空き巣がガラス破りに手間がかかることを嫌ったんでしょうね、ということでした。
空き巣は数分で、窓を破って室内を物色して出ていくまですべてを終わらせちゃうんだとか。1分でも時間と手間がよけいにかかる窓は、敬遠するんですって。お隣さんには申し訳ないですが、「二重窓にしておいてよかった……」と思った出来事でした。
中古住宅を購入して、全面リフォームをした我が家。壁紙や床材はすべて取り換えたのですが、躯体はしっかりしていたので、壁はそのまま利用したのですが、悩んだのがサッシと窓です。
前の住人さんから、「北側の寝室は冬場結露がひどかったので、壁紙にちょっとカビが出ちゃって……」と聞いていたので、なんとかしたいなと思っていました。
サッシ屋さんに提案されたのが、「樹脂製サッシと二重窓の組み合わせ」だったのですが、やっぱりサッシごと変えるとなると、外壁を壊さないといけないので、費用が1カ所だけでも数十万円単位で変わってきてしまいます。
できれば北側の部屋だけでなく、窓ガラスはすべて変えたかったので、サッシはこれまでのアルミ製のまま使うことにしました。
これが後悔のもと。確かにガラス部分の結露はあまりないのですが、アルミサッシのところには水滴がしっかりつきます。
毎日拭き上げる手間は結局同じですし、このままじゃせっかく変えた壁紙にカビが生えてしまうのも時間の問題かな、って後悔しています……。

冬になると、キッチンにある窓から冷気が入ってきて足元がすごく冷えるのを何とかしたくて、内側に後付けできるタイプの二重窓、「内窓」を設置しました。取り付けてからは、隙間風を感じることもなくなって、部屋全体の体感温度も暖かくなったような気がします。
ただ、後悔ポイントも……。それが「開け閉めにワンクッションかかる感じ」と「掃除が面倒くさい」っていうことですね。
開け閉めが2回になるのはわかっていたのですが、調理のニオイが気になってパッと換気したいときはちょっと面倒です。それから、掃除は当然「ガラスが倍」になることと、サッシの隙間に手が入りにくいので、溝に埃が入ると拭き掃除が大変になります。
キッチンの窓なので、油汚れもあるし、清潔にキープしたいのに掃除が面倒なのは問題でしたね。
家の設備で入れて良かったもの・イマイチだったもの~後悔シリーズ番外編<二重窓>~をお送りしました。
北海道から沖縄まで、気候が大きくちがう日本ですが、二重窓については地域によって導入率に大きな違いがあります。環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」によると、なんと北海道では9割の世帯で二重サッシまたは複層ガラスが導入されているとのことでした!
関東では約3割、沖縄になると約1割です。それだけ寒さ対策に強力な威力を発揮する、ということなのかもしれませんね!
しかし、注文住宅といえど、自分たちの意見をどれほど取り入れてもらえるのか心配……という方もいらっしゃいますよね。
そんな方に参考にしていただきたいのが、「わが家の理想」を叶えた家づくりを実現した実例たち。それぞれのご家庭の要望がどのように叶えられたのか、間取りや実際のお写真と共にご紹介します。
>>お客様の理想の家づくりをサポート! アイダ設計の注文住宅の実例を紹介

「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中で、新築一戸建てに「入れてよかった設備VSイマイチだった設備」について、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に両方の意見を聞きました!
【知っておきたい! お家にまつわる意見の食い違いあるある】
まずは「良かった! 」派からのご意見をどうぞ!
外のクルマの音が気にならなくてうれしい
ハウスメーカーが「エコ」をテーマに、光熱費の削減を売りにして設計したという我が家。トイレ用の小さめの窓まで、断熱性が高くて冷暖房効率がいいというのが売りの二重窓になっています。
狭い2DKのマンションから面積が倍以上の一戸建てに引っ越したわけですから、電気代が削減できているのかどうかは正直よくわからないのですが、「マンションに比べたら一戸建ては寒いよ! 」と友人たちにいわれていたよりは、寒さは感じないような気がします。
それよりも、効果を感じているのが「音」についてですね!
以前の2DKのマンションでは、目の前の道路にクルマが通ると、夜中でもふっと目を覚ましてしまうくらいに外の音がよく聞こえていたのですが、引っ越して線路が近い場所になったのに、窓さえ開けなければ電車の音がほとんど聞こえないんです!
外の音が聞こえない、ということは、家の中の子どもの泣き声とか犬が吠える声もご近所に聞こえにくいってことですよね。
窓を開けておくと気持ちよい季節でも、結構閉めっぱなしにしてしまうくらい、音がしないのが快適です。
泥棒がお隣に入った理由

引っ越してきてからしばらくして、お隣さんに泥棒が入りました。しかも、白昼堂々、窓ガラスのサムターン部分をキレイに切り落として、鍵を開けて侵入したんだそうです。
お巡りさんがウチにも「何か気が付いたことはありませんか? 」と聞きに来られた時に教えてもらったのですが、我が家が狙われなかったのは、掃き出し窓が二重になっていたから、空き巣がガラス破りに手間がかかることを嫌ったんでしょうね、ということでした。
空き巣は数分で、窓を破って室内を物色して出ていくまですべてを終わらせちゃうんだとか。1分でも時間と手間がよけいにかかる窓は、敬遠するんですって。お隣さんには申し訳ないですが、「二重窓にしておいてよかった……」と思った出来事でした。
それでも「イマイチだった」派もいらっしゃいました……
結露防止にはサッシを変えるべきだった
中古住宅を購入して、全面リフォームをした我が家。壁紙や床材はすべて取り換えたのですが、躯体はしっかりしていたので、壁はそのまま利用したのですが、悩んだのがサッシと窓です。
前の住人さんから、「北側の寝室は冬場結露がひどかったので、壁紙にちょっとカビが出ちゃって……」と聞いていたので、なんとかしたいなと思っていました。
サッシ屋さんに提案されたのが、「樹脂製サッシと二重窓の組み合わせ」だったのですが、やっぱりサッシごと変えるとなると、外壁を壊さないといけないので、費用が1カ所だけでも数十万円単位で変わってきてしまいます。
できれば北側の部屋だけでなく、窓ガラスはすべて変えたかったので、サッシはこれまでのアルミ製のまま使うことにしました。
これが後悔のもと。確かにガラス部分の結露はあまりないのですが、アルミサッシのところには水滴がしっかりつきます。
毎日拭き上げる手間は結局同じですし、このままじゃせっかく変えた壁紙にカビが生えてしまうのも時間の問題かな、って後悔しています……。
大掃除が面倒くさい

冬になると、キッチンにある窓から冷気が入ってきて足元がすごく冷えるのを何とかしたくて、内側に後付けできるタイプの二重窓、「内窓」を設置しました。取り付けてからは、隙間風を感じることもなくなって、部屋全体の体感温度も暖かくなったような気がします。
ただ、後悔ポイントも……。それが「開け閉めにワンクッションかかる感じ」と「掃除が面倒くさい」っていうことですね。
開け閉めが2回になるのはわかっていたのですが、調理のニオイが気になってパッと換気したいときはちょっと面倒です。それから、掃除は当然「ガラスが倍」になることと、サッシの隙間に手が入りにくいので、溝に埃が入ると拭き掃除が大変になります。
キッチンの窓なので、油汚れもあるし、清潔にキープしたいのに掃除が面倒なのは問題でしたね。
家の設備で入れて良かったもの・イマイチだったもの~後悔シリーズ番外編<二重窓>~をお送りしました。
北海道から沖縄まで、気候が大きくちがう日本ですが、二重窓については地域によって導入率に大きな違いがあります。環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」によると、なんと北海道では9割の世帯で二重サッシまたは複層ガラスが導入されているとのことでした!
関東では約3割、沖縄になると約1割です。それだけ寒さ対策に強力な威力を発揮する、ということなのかもしれませんね!
注文住宅で理想の家づくりを実現! 家づくり実例を紹介
これから永い時間暮らしていくマイホーム。せっかく家を建てるなら、さまざまな要望を取り入れた、わが家だけの「理想の家」をつくりたいと思う方が多いのではないでしょうか?しかし、注文住宅といえど、自分たちの意見をどれほど取り入れてもらえるのか心配……という方もいらっしゃいますよね。
そんな方に参考にしていただきたいのが、「わが家の理想」を叶えた家づくりを実現した実例たち。それぞれのご家庭の要望がどのように叶えられたのか、間取りや実際のお写真と共にご紹介します。
>>お客様の理想の家づくりをサポート! アイダ設計の注文住宅の実例を紹介
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