注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~和室編~

2018.08.09 地域ライターE

日本人なら畳でごろ寝が落ち着く、多用途で便利、いろいろな理由で「やっぱり、ひと部屋は欲しいよね……」と思う人が多い和室。シンプルな部屋に設計されることが多いだけに、「大きな後悔」はなさそうなイメージでしたが、意外と「後から気が付いたデメリット」も少なくないようです。

今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中で、和室に関する問題をピックアップしてご紹介します。

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まだ子どもは3歳なのに、これからどうしよう?


リビングの横に、4.5畳くらいの小上がりにした畳スペースを作りました。
設計段階で、子どもはまだハイハイの乳児だったので、お昼寝やおむつ変え、お昼寝なんかに和室があったほうが絶対に便利だよ!! と姉に力説されたので“子どものスペース”と考えて設計士さんにはお願いしました。

小上がりの段差にはおもちゃや着替えを入れられる引き出しをつけてもらったり、壁際には幼稚園くらいまでの子どもにちょうどよさそうな高さの作り付けの机と、おもちゃや絵本を収納できる棚。
遊びに来てくれたお友達がみんな「キッチンで家事しながらも子どもの様子が見られていいね!」「小上がりになっているから、子どもと遊びながら腰かけられて楽だね!」などなど、ほめてくださるので、「作ってよかったなー!」と思っていたんです。

子どもがトミカにハマるまでは。

今度3歳になる長男は、半年くらい前から車・電車大好き!になりました。パパも喜んでトミカなんかのクルマや電車のおもちゃを買ってくるように。
その遊び方がダイナミックで……軽くではなく、畳が剥げるくらい力を込めて車を畳の上に走らせるんです。
畳はすっかり、あちこち毛羽立つわ、一部はトミカとプラレールの轍ができている始末です。畳自体は安い量産品だったと思うのですが、それがいけなかったんですかね……?
(Aさん・新築注文住宅建築後、1年)


王道の収納、ってやっぱりきちんと考えられているものなんですね


遠方に住む義両親が、1年に一度、我が家に泊まりで遊びに来てくれます。
これまでは賃貸していたマンションのゲストルームに泊まってもらっていました。一度くれば1週間くらいは滞在するので、義両親のためにお部屋があったほうがいいよね、と客間として和室を1つ設けました。
これから子どもが大きくなって、お友達が泊まりにくるとか、ときどき夫の友人家族が遊びに来るので、家を建てたら泊まってもらおうとも考えていたので。
逆に言うと、それ以外の用途で特に和室の使い道は考えていませんでした。

設計士さんからは最初、一般的なサイズの1間幅の押し入れ付きの和室がプランに上がっていたんですが、ほかに使い道もない部屋なので、「押し入れはいらないので、クローゼットにしてください。」とお願いしたんです。
何かの収納の雑誌で、「押し入れは奥行きが深くて、モノを押し込めがち」と読んだので……。

ところが、実際に建てたあと「失敗したな」と気が付きました。お客様用に購入した布団の収納場所が、ないんです……。
お客様用に作ったクローゼットには、奥行きがなくて布団が入らない。というか、我が家のどこにも、布団を収納しやすい奥行きのあるスペースなんてありません。
専用の収納スタイルには、ちゃんと理由があるんだなあ、と後悔しています。
(Bさん・一戸建て建築後、3年)


劣化なのか味なのか。

南側玄関の我が家。玄関入ってすぐ右手には、父にお願いされた仏壇を置くための仏間があります。仏間なので、当然和室です。
仏壇にの間に押し入れ、畳に障子。そこだけ純和風スタイルなのですが、青いイグサのいい香り、濃紺のふすま紙、真っ白の障子と、コントラストが奇麗で、「新築!」という感じがして結構気に入っていました。

ところが最近、「和室だけ妙に築年数が経っているような……?」という気がしてしまったんです。
なんでだろう?と最初は不思議だったんですが、一年ぶりに法事で我が家に来た妹に言われて理由が判明。

「ふすまと畳、すっかり日焼けしちゃったねー。去年はイグサの香りすごかったけど、今年は気が付かないや。」

日当たりが良いせいか、和室だけ劣化スピードが早かったのかもしれません。
こればっかりはどうすることもできないし、障子では部屋を暗くすることもできないうえに、リビングに光が入ってこないのもイヤだし、「和室だから、侘び寂びだと思えばいいのか……?」と考えてはいます。
(Cさん・設計事務所で注文住宅を建築して2年)


いかがでしたか?「一戸建てで後悔したこと~和室編」をお送りしました。

家具をたくさん置くことを想定していなかったり、寝室やキッチンのように専用の用途がないため「使い方」をよく考えずに「とりあえず和室ひとつ」とお願いしてしまったのが敗因かなあ……というお声を多数伺いました。「多目的」と「計画なし」は似ているようでまったく別物。
「この和室、どんなふうに誰が使うの?」をしっかり考えて、プランナーさんと打ち合わせをすることを心がけましょう!


後悔しない家づくりは、間取りがポイント!

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キッチンからパントリー、洗面所、バスルームまで一直線で家事がしやすい

パントリーは可動棚。置くものによって高さが変えられます。室内干しスペースとしても利用可能で、湿気がこもらないよう、すべりが床近くと天井近くに設置されています

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります