梅雨の時期にするべきことは? ガーデニング初心者さんに知ってもらいたい梅雨対策

2018.06.08 地域ライターE

一戸建てに引っ越したばかりのガーデニング初心者さんにおくる、ienyガーデニング企画、今回は「梅雨の時期にするべきことは? ガーデニング初心者さんに知ってもらいたい梅雨対策」です。
ちょっとした準備で、お花を雨風や病害虫から守ることができます。植物が勢いよく成長し、ぐっと魅力的になる初夏のおを楽しむためのコツをご紹介します!

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梅雨がはじまる前に雨対策!


▼鉢植えやプランターは雨が直接当たらない場所に移動しよう
プランター栽培の草花の多くは、直接雨に当たることは得意ではありません。
濡れたままの状態が長く続くと、虫やナメクジなどの病害虫も集まりやすくなりますし、うどん粉病などの病気にもかかりやすくなります。できるだけ、軒下や玄関先など、直接雨の当たらない場所に移動させましょう。

軒下だけではとても収容できないなら、「オーニング」と呼ばれる可動式テントを利用する方法もあります。
英語で「日よけ・雨よけ」という意味のオーニングは、単に雨よけだけでなく、夏の激しい日差しをカットする役割も期待できます。

▼風通しをよくしよう
鉢やプランターを移動するときにやりがちなのが、鉢やプランター同士を近くに置きすぎて、風通しを悪くしてしまうことです。根腐れしないようにできるだけ、風通しよく配置しましょう。
簡単なのが、「鉢の下」に空気を通すことです。すのこやガーデニング用の棚を階段状に配置して、鉢やプランターの下を空気が通るようにしてあげましょう。
同じ理由で、水受けを鉢の下に敷いている場合は、梅雨の間は外しておいてください。

▼大きく成長しそうな植物には支柱を用意しておこう
梅雨時期も、植物が大きく成長する季節。冬の間はまったく上に伸びなかった宿根草や多年草、一年草などがぐんぐん成長をはじめます。
しかし、雨や風が強いと背丈の高い自分自身を支えられずに、倒れて枯れてしまうことも。
「プランツサポート」と呼ばれる支柱を用意しておくと、一定の範囲の中で植物を成長させることが簡単にできるようになります。

▼花壇にはマルチングをしておこう
鉢やプランターと違い、「移動する」ことはできない花壇。特に玄関回りなどはオーニングなどを使って覆うこともできません。
なるべく雨で土がはねて葉を汚してしまうことが少なくなるように、土の上にクッションの役割を果たすものを敷いてあげましょう。
バークチップと呼ばれる樹皮を細かくチップ状にしたものは園芸店やホームセンターで安価で簡単に手に入ります。また、卵の殻を粗く砕いたものを利用している人も。
どちらにしても、梅雨が明けた後にわざわざ取り除く必要はありません。


梅雨のさなかのお手入れは?


▼家周辺の排水状況をチェックしておきましょう
新築一戸建てを建てて初めての梅雨を迎えたら、大雨や長雨が続いたときに庭づくりに重要な、「水はけ」を確認しておきましょう。
大雨が降るたびにできる水たまりはないか、一晩で水たまりはなくなるか、雨水桝へ雨どいを通ってスムーズに排水されているかなど、長雨・大雨でないと確認できないことがたくさんあります。
雨水桝からの排水がスムーズにできず、雨水が上がってきてしまうことがあれば、早急に工務店やハウスメーカーに確認してもらいましょう。

▼軒下や室内に移動した鉢やプランターへの水やりも、控えめにしましょう
直接雨が当たらないところに移動させた鉢やプランター。春と同じようなペースの水やりをしていませんか?
湿度が高いということは、空気中だけでなく、土も湿っているということです。
「何となく、1日1回必ず水やりをする」のではなく、土の様子を見て乾き始めたら水やり、湿っていれば2~3日水やりをしなくても問題ありません。土の様子をよく観察するようにしましょう。

▼花がら摘みや枯れた葉はこまめに取ろう
雨が降っていると、なかなか庭に出ていくのもおっくうになりがちですが、咲き終わった花がら摘みと、枯れて変色した葉っぱはこまめに取り除きましょう。害虫の住処になってしまいます。


梅雨が明けたらした方がいいことって?


▼多すぎる葉や枝を落としておこう
梅雨が明けると、植物の成長スピードがぐっと速くなります。
新しい枝が伸び、葉もどんどん茂って風通しが悪くなります。夏本番に向けて、通風や採光のために、葉や枝が多すぎる部分を剪定します。
特に春に花のつく木には、8月頃には花芽が形成されています。剪定をする場合、あまり時期が遅くなると今は気が付きにくい花芽も一緒に切ってしまうことになるので、梅雨明けすぐ、7月中には剪定を終わらせておくとよいでしょう。


本州では6月上旬から7月中旬にかけて、1カ月以上続く梅雨。雨にしっとり濡れた庭も素敵ですが、やはり長雨と高湿度は多くのお花にとって厳しい環境と言えます。
場合によっては、春のお花が終わったら、鉢をあけておき、リセットしてから梅雨明けに改めて寄せ植えを楽しむ、という手もあります。
雨で引き込まりがちになる梅雨の間も、少しずつガーデニングの楽しみを増やしていってくださいね!

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります