おしゃれなストーンのインテリア小物を手作りしよう!〜瀧本真奈美直伝! ナチュラルかわいい家づくり 第11回

2018.04.23 高坂類


四国・愛媛から全世界に家づくり情報をお届け! ieny地域ライター高坂類です。
春、まっさかり!ですね。 新生活を始めたみなさま、慣れてきた頃でしょうか。
そんな新しい生活をフレッシュに彩る、カンタンな手作りオブジェをインテリアに取り入れてみませんか?

今日は、月間180万アクセスの人気インテリアブロガーでルームコーディネーターの瀧本真奈美さんに、プチプラなのにとってもおしゃれなペイントアートの作り方を教えていただきます!

プチプラなのにとってもおしゃれなストーン・オブジェの作り方を教えていただきます!
お子さんがいる家庭でも安心な石のオブジェの作り方や、石のオブジェをインテリアに取り入れるコツを瀧本さんにお聞きしました。


<瀧本真奈美さんプロフィール>

整理収納コンサルタント・整理収納アドバイザー1級・整理収納教育士・ルームスタイリスト1級・正看護師。愛媛県在住。節約から始めた100均DIYがメディアに取り上げられ、これまでに著書2冊(2014年10月「ナチュラルアンティーク雑貨のある暮らし」(2016年1月 同 台湾版)、2016年1月「lovelyzakkaの100円グッズでかわいい収納アイデア」)を出版。2017年4月19日には3冊目の書籍『lovelyzakkaのプチプラグッズでおしゃれに暮らすもの選び』も発売!

TVレギュラー出演、コラム執筆、収納提案、インテリアスタイリング、リメイクワークショップなど幅広い分野で活躍中。

公式ブログ:瀧本真奈美の収納インテリアブログ 楽にお洒落に暮らすコツレシピ

【瀧本さんのアイディアをもっと見たい!という方はこちらから!】


自然素材のおしゃれなオブジェが作れる!ストーンペインティングって知ってる?


高坂「瀧本さん、本日もよろしくお願い申し上げます! 今回は、気軽に作れるおしゃれなオブジェの作り方を教えて頂けるということで、とても楽しみにしていました!.」

瀧本さん「よろしくお願いします。今日は、ストーンペインティングアートの作り方をご紹介します。ストーンペインティングとは、道端に転がっている石を拾い、好みのデザインにペイントをしてインテリアのオブジェなどにするものです。」

高坂「道端に転がってる石…つまり、材料費はゼロ円ですね(笑)」

瀧本さん「そうです!材料が簡単に手に入って、しかも費用もかからないので、気軽に楽しめるオリジナルアートです。…でも、ちょっと気になることもあって。」

高坂「気になること、というと…?」


子どものいるお家では特に注意が必要?

瀧本さん「いくつかあげられます。

  • 気に入った大きさや形を見つけるのに時間がかかる
  • 衛生面に不安がある
  • 小さなお子さんがいるご家庭では危険要素にも

という点ですね。
ストーンペインティングで作ったものはオブジェとしてだけではなく、手作りインテリアの素材としてトレイなどに貼りつけたりすることもできますが、食品を乗せるトレイに道端の石を使うのは、衛生的にも少し気になりますね。」

高坂「たしかに、少し抵抗があるかもしれません…。」

瀧本さん「また、小さなお子さんがいるご家庭では、硬くて重さもある石をオブジェとして置くことは少し不安かもしれません。」

高坂「投げて遊ぶ様子が目に浮かびます…。投げた石が人に当たったり、壁や家具を傷つけてしまったり、と思うと確かに気になりますね…。」

瀧本さん「そうなんです。そこで、今回は小さいお子さんがいる家庭でも楽しめるストーンペインティング“風”アートの作り方をご紹介します!」

高坂「ストーンペインティング“風”!」

瀧本さん「はい。しかし、今回は実際のストーンペインティングのように石に絵を描くわけではなく…インテリアとして楽しめる飾り石のようなものを作っていきます。」

高坂「飾り石というと、お部屋やガーデニングで大活躍するオシャレな石のことですよね。」

瀧本さん「はい。ストーンペインティングは拾ってきた石などに絵を描いたりするのですが、先ほどご紹介したように不安な点があることも事実…。そこで、今回はそんな心配がない素敵な石自体を作ってしまおう!ということです。」

高坂「石を作る!? そんなこと出来るんですか?」

瀧本さん「意外と簡単に出来ちゃうんです。それに良いこともたくさんあります♪」


安全!安心!瀧本さん流ストーンペインティング“風”アート!

高坂「良いこと…というと?」

瀧本さん「今回ご紹介するストーンペインティング“風”アートは、粘土を使って石を作ります。」

高坂「なるほど!粘土なら、衛生面も気にならないし、軽いから子供が投げてしまっても安心ですね!それに、自分で形を作るから気に入った形を探す必要もないですし。…あ、不安な点が一気に解消されました!」

瀧本さん「そうなんです。軽い粘土で作ったオブジェなら、飾る場所を選ばないのが魅力的です。それに、粘土なら安価で沢山作れるし、安価だからこそ飽きた時の手放しも楽です。」

高坂「飽きてしまったオブジェを捨てられず、収納を圧迫…ということがないのも嬉しいです。」


材料はたったの2つ!

瀧本さん「材料はこちらです。

  • 紙粘土1袋
  • ターナーミルクペイントforガーデン
  • ターナーアイアンペイント、トレイ、木工用ボンド(作りたいものに合わせて)

紙粘土1袋もあれば、かなりの量が作れます。余ってしまいそうな時は、以前ご紹介したフェイクスイーツを一緒に作ってもいいですね。」


人気のマーブル柄をインテリアに

瀧本さん「では作っていきましょう。2018年のインテリアは大理石柄などマーブル柄が人気なので、粘土でマーブル柄を作ります。」

高坂「小さなオブジェなら、インテリアのトレンドも気軽に取り入れられますね!」

瀧本さん「一見難しそうなマーブル柄ですが、粘土なら簡単に作れるんですよ。まずは、適量にちぎった粘土に好きな色のミルクペイントを少しだけのせます。」


瀧本さん「そして、両手でざっくり混ぜます。きっちり混ぜ過ぎず、素早くざっくりと混ぜて下さい。きれいなマーブル模様を作るポイントです。」

高坂「混ぜるとマーブル模様ができていく!楽しい~!」

瀧本さん「マーブル模様があらかたできたら、好きな形に整えます。石のような形に丸めてストーンオブジェにしてもいいですし、小皿のような形にしてアクセサリートレイにしてもいいですね。小石のように小さく丸めたものをたくさん作って、トレイに貼りつければ夏まで楽しめる涼しげトレイになりますよ。」



高坂「素敵!ひんやりと涼しげでこれからの季節にぴったりですね♪」

瀧本さん「ブルー、ミント、グレーといった色を使うと、涼しげなオブジェになります。」



高坂「小皿と、石の形に!」

瀧本さん「アクセサリートレイは、ふちにゴールド(ターナーアイアンペイント)を塗ってアクセントにしましょう。」



高坂「ぐっと引き締まりますね!」

瀧本さん「あとは、粘土が固まれば完成です。」

高坂「意外と簡単でした!これなら子供と一緒に作れそうです。」

瀧本さん「はい。ぜひお子さんと挑戦してみてください!」

瀧本さん、ありがとうございました!


瀧本さん「ポイントのおさらいです。

  • 土にのせる塗料は少しだけ!
  • 粘土と塗料はきっちり混ぜ過ぎず、素早くざっくり混ぜる!

これだけです!

何個か作っていくうちに、コツがつかめると思います。偶然できる模様を楽しみながら作ってみてくださいね。」

高坂「100円ショップの粘土で作ったとは思えない、素敵なオブジェができました! 瀧本さん、ありがとうございました!! 」

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この記事を書いた人

高坂類

ライター
1983年新潟県生まれ。早稲田大学人間科学部卒。 四国・愛媛県 新居浜市(にいはまし)に拠点を置くデザイン事務所 hink DESIGN(ヒンクデザイン)代表。 広告デザインとWeb制作を中心に、ライター、ラジオパーソナリティ、モデル、司会等、四国の生活をより楽しくしようと 幅広く活動しています。 四国の魅力発信プロジェクト「しこくらいふ」主宰。 激辛グルメサークル「にいはまスパイスガールズ」主宰。