犬との暮らしに馴染むインテリア。選ぶ基準は?~コーギー“ニナ”と暮らす家 vol.2
犬と一緒に生活するならこんな家!~コーギー“ニナ”と暮らす家 vol.1で記事を書いたcamiです。
2016年10月に一戸建てを新築しました。
今回は犬と暮らすインテリアをテーマに、選ぶ基準やあきらめたものを中心に書きたいと思います。

犬と暮らして10年が経ちました。
10年の間に家具を買い替える機会が何度かあり、その度に選ぶ基準となっているのは、汚されてもお手入れが簡単、または気にならない素材であること。
でもデザインもとっても大事なので、その両方を満たしているものを選んでいます。
デザインはなるべく長く使えるもので、流行りのものというよりは家にしっくりくるもので一緒に歳をとっていけるような物を迎えていきたいです。
そして、これから犬と暮らす方への参考になればうれしいです。
以前使用していたものはファブリックソファで、とにかく座り心地がよくて横になればすぐに眠れるふかふか系のソファでした。
人間が座って気持ちいい場所は犬にとっても心地がいいようで、我が家の犬は背もたれが定位置になってしまいました。
▲以前使用していたソファの背もたれでくつろぐニナ
それでも飼い主はくつろげるし、犬も気に入っているようだし、特に問題は感じなかったのですが、しばらくすると毛の問題が出てきました。
コーギーはとにかく抜け毛が多い犬種です。毎日の掃除機とコロコロは欠かせません。
ソファもまた毛がたまりやすい場所だったのです。
それと飼い主は気にならないのですが、においも徐々についてくるので来客時には気になるもの。
年に何度かソファのカバーを替え、その都度クリーニングに出すことが重労働に感じられ、また部屋を広く使いたかったので、我が家は買い替えてしまいました。
今置いているソファは、カリモク60の”Kチェア”です。1シーターと2シーターを置いています。

素材はビニールレザーなので、ふかふか感はなくなりますが、とにかくお手入れがラクです。
今は息子もまだ小さいので、こぼすことも多くそのたびに拭き掃除だけで完結するのは本当に助かります。
肝心のニナですが、このソファにあがることはほとんどなくなってしまいました。
やはりふかふかでないからでしょうか。
そして心配だったソファの昇り降りによる腰への負担もなくなったので、我が家の選択は最善だったようです。
▲時々上ってくつろいでいるけどね。
でもその代わりに、ふかふかのドッグベッドでくつろいでもらっています。

こちらのドッグベッドは“Fuzz Yard”のもの。
リバーシブルで使用でき、洗濯機で丸洗いもできます。
毛がついたらコロコロで簡単に取れるのでお手入れがラクです。
ふかふかのままへたることなくとっても丈夫です。
次にリビングに欠かせないラグですが、我が家では“イブル”を愛用しています。

こちらのラグは洗濯機で丸洗いできて、すぐに乾くのでお気に入りです。
本当はあったか素材だったり毛足の長いシャギーラグだったりを敷いてみたいなとは思うのですが、抜け毛のことを考えると手が出せないものだったりします。
お掃除のことを考えるならラグを敷かない選択肢もあると思いますが、小さな子どもがいるとおもちゃで床に傷を付けますし、たまには床でゴロンとしたい時だってあります。
そんな時に気持ちよくゴロンできるラグです。

犬はよだれも多いので洗濯できると本当に気持ちいいですよ。
でも私は傷がつかないことや汚さないことに気を使うより、傷がついてもいいし汚れてもいいと思っている方が幸せなんじゃないかと思うのです。
どうせ傷はつきます。傷がつくたびにイライラするのはもったいない!
いっそ、傷がいい味として楽しめる方がいいと思うのです。
そんな経年変化も楽しめたらいいなと思い、新しい家の床材は無垢のウォールナットを選びました。
犬がいるとどうしても床に爪の痕などがつきます。
ですがウォールナットは硬い木なので傷が付きにくいです。色も濃いので目立ちにくい。
すでに床は傷だらけですが、思いのほか気になりません。今のところこの木を選んでよかったなと思っています。
20年後にどんな床になっているのか今から楽しみです。

※我が家の床については、こちらの記事でも紹介しています。
もう一つ、使い続けていくことが楽しみなインテリアはダイニングテーブルです。

“NEALD”というお店のものです。こちらはパイン無垢材で作られています。
木目などの表情が一つひとつ異なるところや、すでに使い込んだ風合いのデザインが気に入っています。
▲木のテーブルで朝食
たとえば、基準<1>で触れた“ファブリックソファ”。
結果的には今使っているソファでよかったと思っています。
ただ、来客時にベッドになるソファも捨てがたいですが。
それはまた必要になった時に選ぶ楽しみとして取っておきます。
次に、基準<2>で触れた“毛足の長いラグ”。
デザインも豊富で部屋の雰囲気を作ることもできるのでいつかは敷いてみたいなと思いますが、今のところ“丸洗い”が勝っている我が家です。

まだまだ試行錯誤な我が家のインテリアですが、家族みんなが心地いいインテリアにしていきたいと思っています。

2016年10月に一戸建てを新築しました。
今回は犬と暮らすインテリアをテーマに、選ぶ基準やあきらめたものを中心に書きたいと思います。
犬と暮らして10年が経ちました。
10年の間に家具を買い替える機会が何度かあり、その度に選ぶ基準となっているのは、汚されてもお手入れが簡単、または気にならない素材であること。
でもデザインもとっても大事なので、その両方を満たしているものを選んでいます。
デザインはなるべく長く使えるもので、流行りのものというよりは家にしっくりくるもので一緒に歳をとっていけるような物を迎えていきたいです。
そして、これから犬と暮らす方への参考になればうれしいです。
選ぶ基準<1> 毛が付きにくいこと
まずはリビングに置いてあるソファ。以前使用していたものはファブリックソファで、とにかく座り心地がよくて横になればすぐに眠れるふかふか系のソファでした。
人間が座って気持ちいい場所は犬にとっても心地がいいようで、我が家の犬は背もたれが定位置になってしまいました。

それでも飼い主はくつろげるし、犬も気に入っているようだし、特に問題は感じなかったのですが、しばらくすると毛の問題が出てきました。
コーギーはとにかく抜け毛が多い犬種です。毎日の掃除機とコロコロは欠かせません。
ソファもまた毛がたまりやすい場所だったのです。
それと飼い主は気にならないのですが、においも徐々についてくるので来客時には気になるもの。
年に何度かソファのカバーを替え、その都度クリーニングに出すことが重労働に感じられ、また部屋を広く使いたかったので、我が家は買い替えてしまいました。
今置いているソファは、カリモク60の”Kチェア”です。1シーターと2シーターを置いています。
素材はビニールレザーなので、ふかふか感はなくなりますが、とにかくお手入れがラクです。
今は息子もまだ小さいので、こぼすことも多くそのたびに拭き掃除だけで完結するのは本当に助かります。
肝心のニナですが、このソファにあがることはほとんどなくなってしまいました。
やはりふかふかでないからでしょうか。
そして心配だったソファの昇り降りによる腰への負担もなくなったので、我が家の選択は最善だったようです。
選ぶ基準<2> 洗濯できること
ニナはお気に入りだったソファの背もたれがなくなって残念だったかも。でもその代わりに、ふかふかのドッグベッドでくつろいでもらっています。
こちらのドッグベッドは“Fuzz Yard”のもの。
リバーシブルで使用でき、洗濯機で丸洗いもできます。
毛がついたらコロコロで簡単に取れるのでお手入れがラクです。
ふかふかのままへたることなくとっても丈夫です。
次にリビングに欠かせないラグですが、我が家では“イブル”を愛用しています。
こちらのラグは洗濯機で丸洗いできて、すぐに乾くのでお気に入りです。
本当はあったか素材だったり毛足の長いシャギーラグだったりを敷いてみたいなとは思うのですが、抜け毛のことを考えると手が出せないものだったりします。
お掃除のことを考えるならラグを敷かない選択肢もあると思いますが、小さな子どもがいるとおもちゃで床に傷を付けますし、たまには床でゴロンとしたい時だってあります。
そんな時に気持ちよくゴロンできるラグです。
犬はよだれも多いので洗濯できると本当に気持ちいいですよ。
選ぶ基準<3> 傷がついても汚れてもいい素材であること
お気に入りのインテリアはなるべく傷つけたくないですし、汚れるのもあまりいい気はしません。でも私は傷がつかないことや汚さないことに気を使うより、傷がついてもいいし汚れてもいいと思っている方が幸せなんじゃないかと思うのです。
どうせ傷はつきます。傷がつくたびにイライラするのはもったいない!
いっそ、傷がいい味として楽しめる方がいいと思うのです。
そんな経年変化も楽しめたらいいなと思い、新しい家の床材は無垢のウォールナットを選びました。
犬がいるとどうしても床に爪の痕などがつきます。
ですがウォールナットは硬い木なので傷が付きにくいです。色も濃いので目立ちにくい。
すでに床は傷だらけですが、思いのほか気になりません。今のところこの木を選んでよかったなと思っています。
20年後にどんな床になっているのか今から楽しみです。
※我が家の床については、こちらの記事でも紹介しています。
もう一つ、使い続けていくことが楽しみなインテリアはダイニングテーブルです。
“NEALD”というお店のものです。こちらはパイン無垢材で作られています。
木目などの表情が一つひとつ異なるところや、すでに使い込んだ風合いのデザインが気に入っています。
犬と暮らすためにあきらめたもの
はじめから犬と暮らすことを考えてインテリアを選んでいるので、実際に「泣く泣くあきらめた」ものは少ない気がします。たとえば、基準<1>で触れた“ファブリックソファ”。
結果的には今使っているソファでよかったと思っています。
ただ、来客時にベッドになるソファも捨てがたいですが。
それはまた必要になった時に選ぶ楽しみとして取っておきます。
次に、基準<2>で触れた“毛足の長いラグ”。
デザインも豊富で部屋の雰囲気を作ることもできるのでいつかは敷いてみたいなと思いますが、今のところ“丸洗い”が勝っている我が家です。
基準<4> 心地いいこと
結局はこれが一番。まだまだ試行錯誤な我が家のインテリアですが、家族みんなが心地いいインテリアにしていきたいと思っています。
cami
大阪府在住の主婦。著書『ともだちになろうよ』(幻冬舎)
インスタグラム(@ninawanco)で犬と子どもの日常を投稿している。
夫・息子・犬の 3 人+1 匹家族。