簡単&キレイ!手軽なクローゼット収納のコツ~瀧本真奈美直伝! ナチュラルかわいい家づくり 第7回・前編

2017.10.21 高坂類
四国・愛媛から全世界に家づくり情報をお届け! ieny地域ライター高坂類です。

すっかり涼しくなって、衣替えも済んだお宅がほとんどでしょうか? 何をするにもやる気が出そうな、過ごしやすい良い季節ですね。

本日は、月間180万アクセスの人気インテリアブロガーでルームコーディネーター瀧本真奈美さんに、毎日のことだからこそ負担を感じない「ゆる収納」をキーワードに、クローゼット収納のコツを教えていただきます! 
瀧本さんは、直近では先月9月に発売された『毎日ラクに片づくクロゼット収納』(主婦と生活社)の収納企画を監修・コーディネートされた実績もあり、整理収納教育士の有資格者。

ちょっとしたことでキレイに見える、キレイを保つことに疲れない!
瀧本さんならではの手軽なコツを、前編・後編の2記事でお届けします。


<瀧本真奈美さんプロフィール>
整理収納コンサルタント・整理収納アドバイザー1級・整理収納教育士・ルームスタイリスト1級・正看護師。愛媛県在住。節約から始めた100均DIYがメディアに取り上げられ、これまでに著書2冊(2014年10月「ナチュラルアンティーク雑貨のある暮らし」(2016年1月 同 台湾版)、2016年1月「lovelyzakkaの100円グッズでかわいい収納アイデア」)を出版。2017年4月19日には3冊目の書籍『lovelyzakkaのプチプラグッズでおしゃれに暮らすもの選び』も発売!
TVレギュラー出演、コラム執筆、収納提案、インテリアスタイリング、リメイクワークショップなど幅広い分野で活躍中。
公式ブログ:ルームスタイリスト瀧本真奈美のナチュラルアンティークROOM

◇賢い収納はこちらもチェック!
あると便利!ウォークインクローゼットの知識まとめ


意外と簡単! すっきりキレイに見えるコツとは?

高坂「瀧本さん、本日もよろしくお願い申し上げます。 この連載も第7回となりましたが、今回のテーマはクローゼット収納です!」

瀧本さん「よろしくお願いします。悩んでおられる方も多いクローゼット収納ですが、今回は、がんばりすぎない『ゆる収納』をキーワードに、手軽なコツをお伝えしていきたいと思います。」

高坂「私も悩んでいるひとりです...。どうしてあんなにすぐグチャグチャになってしまうのか?!(笑) ズボラな人でも実践しやすいポイントをぜひ教えてください!」


1. 収納ケース、ハンガーなどのグッズを統一してみる


瀧本さん「カンタンにキレイに見える近道の1つは、収納ケースやハンガーなどの収納グッズを同じものに揃えることです。なんとなく買って揃っていった収納グッズは色も形もばらつきやすく、それだけで雑多に見えがちです。いったんシンプルなものに統一してみるだけで、見栄えがかなり変わるんですよ。」

高坂「確かに、ハンガーなどはつい種類の違うものをちょこちょこ買い足してしまいますね...。私も最初は一応、種類を揃えようと思って同じものをまとめて買ったのですが、その後違うものを買い足してしまって、結局バラバラのハンガーが並んでいます(苦笑)。一度、完全に揃えてみたらいいですね。」


2. 服の色別に並べてみる


瀧本さん「すぐできる行動としてもうひとつ。洋服の色で分けて吊るしたり、収納ケースに入れたりすると、それだけでキレイに見えます。」

高坂「! なるほど。それは考えつかなかったです。」

瀧本さん「明るい色から暗い色にかけてグラデーションを作るのも、カンタンにキレイに見えるコツです。私は20年以上、洗濯物もこの方法でしています。これだけで生活感がグッと抑えられるので、ぜひ一度試してみてください!」

高坂「これは本当にすぐにできますね!」


3. 服の色をシンプルトーンにし、服にも統一感を持たせてみる


瀧本さん「それからこれは、日頃のお買い物の際に心がけを変える方法ですが...、服の色をシンプルなトーンのものに限定するだけで、クローゼットの中はすっきり見えます。」

高坂「瀧本さんのクローゼットは、ほぼモノトーンとネイビーですね!」

瀧本さん「シンプルなトーンは着回しもしやすくて便利ですし、吊るしていてもたたんでいても、モノの数を主張しないんです。」

高坂「なるほど。このクローゼットにカラフルな服が同じ数だけ並んでいたら、印象は全く違うでしょうね。」


4. 取り出しやすい量だけ収納する


瀧本さん「それからとても大切なことは、吊るす収納、たたむ収納ともに、取り出しやすい量だけしまうということです。」

高坂「(←押し込んでます...)」

瀧本「ギュウギュウの見た目は当然ながら美しくないですし、たくさん入っていると取り出しも片付けも困難になり、出した後の服も乱れやすくなります。」

高坂「詰め込んでいると、1枚取り出すと一緒に他の服もつられて出てくるんですよねぇ...。適正量を守るのは重要ですね。」


後編に続きます!

瀧本さん「『ゆる収納』のススメはまだあります!」

高坂「引き続きよろしくお願いします!後編に続きます。」


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この記事を書いた人

高坂類

ライター
1983年新潟県生まれ。早稲田大学人間科学部卒。 四国・愛媛県 新居浜市(にいはまし)に拠点を置くデザイン事務所 hink DESIGN(ヒンクデザイン)代表。 広告デザインとWeb制作を中心に、ライター、ラジオパーソナリティ、モデル、司会等、四国の生活をより楽しくしようと 幅広く活動しています。 四国の魅力発信プロジェクト「しこくらいふ」主宰。 激辛グルメサークル「にいはまスパイスガールズ」主宰。