北イタリアのお家は、夏ひんやり・冬あたたかいオシャレなレンガ造り!~世界の家 Vol.3 前編

2017.09.19 高坂類
四国・愛媛から全世界に家づくり情報をお届け! ieny地域ライター高坂類です。

世界の家」シリーズ第3弾「イタリアの家」。

イタリアの住居はどのようなものなのでしょうか? さっそくお話を聞いてみましょう!


はじめに 〜ダビちゃんファミリーのご紹介


今回、お話をうかがうダビちゃんファミリーをご紹介。イタリア人の夫・ダビちゃん(右端)と、日本人の妻・亜希さん(左端)のご夫婦は、2男1女の子どもたちと日本で暮らしています。ダビちゃんは本場イタリア仕込みのピッツェリア「Pizzamore」を亜希さんと経営しながら「revivecreation」として家具職人の顔も持つ、とっても器用なナイスガイ!

お話は奥さまの亜希さんからお伺いします。
夏には長期休暇をとってイタリアに帰省されてきたダビちゃんファミリー、イタリアの家について教えてください!


夏はひんやり、冬はあたたかいレンガ造り


高坂「亜希さん、本日はよろしくお願いします! イタリアの家......想像するだに素敵そうですが、レンガ造りなんですね!」

亜希さん「よろしくお願いします♪ そうなんです!レンガのお家なんですよ〜! ちなみに、ダビちゃんの実家はイタリアでも北のほうにあります。日本よりずっと湿気が少なく涼しい気候です。」

高坂「レンガ造りの家はどうやって作られているんでしょうか?」

亜希さん「壁はレンガを重ね、内側にコンクリートを塗り、外側はペンキを塗っています。レンガの厚さが厚いほど夏は涼しく、冬はあたたかいです。」




高坂「素敵ですね〜❤︎ おも、緑や花がたくさん!」

亜希さん「先日帰省した際は酷暑だったのですが、家の中は本当にひんやりしていて、エアコンに慣れている私でも違和感なく過ごせました!」

高坂「やっぱり涼しいんですね!」


網戸もあるけれど、夏はカーテンで入口を開放!

亜希さん「イタリアにももちろん網戸があり、夏はもちろんは網戸にしています。でも入口のドアは普段は開けたままで、虫が入って来ないように網戸がわりのカーテンをかけています。」



高坂「入口、開放されているんですね! 木枠やルーバーの扉も素敵です...。はためくカーテンが涼しげです。」


家のメンテナンスも家族で楽しむ


亜希さん「イタリアの人は物を大切に使うので、家のメンテナンスもマメにしています。雨戸や、室内のペンキ塗りも頻繁にしているので、ダビちゃん(夫)のママはその度にペンキの色を変えてイメチェンしています。」

高坂「すごい!自分たちで!」

亜希さん「業者にお願いすると、日本のように高いので...。ダビちゃんの実家はダビちゃんママの弟、つまり叔父さんがしてくれていますが、大変な労力だそうです。」

高坂「大きなお宅ですし、その大変さは想像するにあまりありますが...気軽に外壁の色をイメチェンできるなんて、日本では考えられませんね。」


北イタリアの家の常識とは? 後編に続きます!


亜希さん「そして、北イタリアにある実家周辺のお宅には、日本の住居にはそこまで一般的ではない“●●室”があるのが普通なんです。何だと思いますか?」

高坂「ええっ!何だろう... ??」


ダビちゃんの実家をはじめ、北イタリア周辺の家には一般的にあるという“●●室”とは何なのでしょうか?
北イタリアのお家に欠かせない●●とは!? ~世界の家 vol.3 後編」に続きます。

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この記事を書いた人

高坂類

ライター
1983年新潟県生まれ。早稲田大学人間科学部卒。 四国・愛媛県 新居浜市(にいはまし)に拠点を置くデザイン事務所 hink DESIGN(ヒンクデザイン)代表。 広告デザインとWeb制作を中心に、ライター、ラジオパーソナリティ、モデル、司会等、四国の生活をより楽しくしようと 幅広く活動しています。 四国の魅力発信プロジェクト「しこくらいふ」主宰。 激辛グルメサークル「にいはまスパイスガールズ」主宰。