お彼岸、親子で手作り!簡単おはぎのレシピ

2017.09.17 平沢あや子

今年の秋の彼岸入りは9月20日。秋のお彼岸は秋分の日を中日とする前後3日間をさし、この時期は昔からおはぎを食べる風習があります。

お彼岸におはぎを食べるのにはいくつか理由があるようです。ご先祖様の供養としてその色から邪気を払う効果があるとされてきた小豆を用いたものをお供えしていたという説や、当時甘いものが貴重だった時代のなか特別な日を彩るためのものであったという説。また、お米とあんこの二つのものを合わせるということと、ご先祖様と私たちの二つの「心」を合わせるということを重ねたという説もあるそう。

お彼岸は年に2回ありますが、春のお彼岸は、3月のお彼岸の時期に咲く牡丹の花に見立てて「ぼたもち」(牡丹餅)、秋のお彼岸は、9月のお彼岸の時期に咲く萩の花に見立てて「おはぎ」(御萩)と呼ぶようです。

今回はおうちでも手軽に作れるおはぎの簡単レシピを紹介します。とても簡単なのでお子様と一緒に作りながらお彼岸を学び、ご先祖様の供養をしてはいかがですか。


材料 4人分

  • もち米 1合
  • 市販の小豆(あんこ) 400g
  • 塩 少々


作り方


1.もち米はよく洗って炊飯器に入れ、炊飯器1合の目盛りよりやや少なめの水で通常の炊飯モードで炊きます。
※水に浸さなくても大丈夫です


2.炊いたもち米をボウルに入れ、塩を振ってめんぼうでつぶします


3.粒が残る程度くらいまでつぶす。


4.あんこと2のもち米を8等分にして丸めます


5.あんこを手でつぶして平らにし、その上にもち米をのせて包んでいきます。


ポイント

もち米をつぶす時つぶしすぎず粒が残る程度にしておくと、時間がたっても柔らかい食感が楽しめます。もし固くなってしまった場合は電子レンジで軽く温めてください。

アレンジをするなら、きな粉がオススメ。きな粉(大さじ4)、砂糖[きび糖](大さじ3)、塩少々を混ぜて、軽くティースプーン一杯分を丸めたもち米に振りかけてください。

平沢あや子
料理家・フードコーディネーター・食育指導士・米粉マイスター 。 広告・雑誌・webなどの料理制作&スタイリング、企業へのレシピ提供、商品開発、メニュープランニングなどを手がける傍ら、自宅にて料理教室を主宰。

<参考・参照元>
【マメ知識】おはぎ?ぼたもち?なぜお彼岸にお供えする?|島田屋本店

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この記事を書いた人

平沢あや子

料理家
料理家・フードコーディネーター・食育指導士・米粉マイスター 。 広告・雑誌・webなどの料理制作&スタイリング、企業へのレシピ提供、商品開発、メニュープランニングなどを手がける傍ら、自宅にて料理教室を主宰。