成功するハウスメーカーの選び方
家づくりにおいて、ハウスメーカー選びは重要です。理想の家づくりをするために必要な、ハウスメーカーの選び方をご紹介していきましょう。
ハウスメーカーを選ぶ前に行うべきこと
ハウスメーカー選びを始める前に、家に求めることや、家に誰が住む予定なのかをリストアップしておきましょう。
例えば、地震対策を重視したい、狭いスペースを有効活用できる間取りが良い、デザインを重視したい、将来的に両親と同居するのでバリアフリーにしたい、…などです。ハウスメーカーにはそれぞれこだわりや強みがありますが、理想が曖昧では、それを叶えることも難しくなります。自分がこだわりたいポイントに強いハウスメーカーを選ぶためにも、家に対する要望は細かいところまでしっかり列挙し、優先度もつけておくと良いでしょう。
モデルハウスや施行例見学会へ行きましょう
家に求めるものをリストアップしたらハウスメーカーをある程度絞り込み、モデルハウスや施行例見学会へ参加しましょう。モデルハウスでチェックするべきポイントは、デザインや動線だけではありません。エアコンの数や稼働状態を見ることで家の断熱性を、スタッフの知識・対応に注目することで教育の程度などを知ることができます。
また、見学の際には、ぜひ積極的にスタッフに質問をしましょう。カタログだけでは分からなかったことや、様々なメリット・デメリットなどを教えてもらうチャンスです。
施行例見学会では、実際に人が住んでいる家の状況を知ることができるため、モデルハウスよりも生活のイメージがつかみやすいでしょう。施主に具体的な話をきける貴重な機会でもあります。
担当者の人柄も選び方のポイントです
家を建てるためには長い期間がかかりますし、アフターフォローのことまで考えると、ハウスメーカーとは長い付き合いになります。末永く気持ちよくお付き合いしていくためには、担当者の人柄や誠実さなどは大切なポイントです。担当者の人柄でハウスメーカーを決めたという例も少なくありません。家は建てたら終わりではなく、住んでいるうちに劣化したり変えたくなったりすることもあります。ハウスメーカーを決める前には、担当者だけでなくエリアの責任者である営業部長とも顔を合わせて話をしておくと良いでしょう。なお、担当者とどうしても合わないという場合には、ハウスメーカーに連絡をして変えてもらうこともできます。
ハウスメーカー選びで大切なことは、自分の要望を明確化し、自分の目や耳で確認することです。カタログに書いてあるから大丈夫だろう、大手だから大丈夫だろうではなく、1つ1つ確認していきましょう。これから建てようとしているのは、家族とともに日々を過ごし、思い出を積み重ねていく家です。じっくり時間をかけて、ていねいにハウスメーカーを選びましょう。