意外と簡単♪ハーブを使った庭造り・ガーデニングはいかがですか?

2017.04.19 地域ライターE

ぴかぴかの新築一戸建て。さあ、憧れのガーデニングをはじめよう!と思ったものの、カーテンやクーラー、この際だからと買い換えてしまった大型家電などの出費もあって、エクステリア・外溝にはあまり予算がかけられない。
しかも、引越しと同時に始まった子供の幼稚園が、意外なほど親の出番が多くって、「子供が幼稚園に行っている間にのんびり花を育てる私♪」というには程遠い毎日・・・。でも殺風景な家じゃつまらない!
そんなあなたにご紹介するのは「ハーブを使った造り」。元造園会社社長を父に持つ、地域ライターEがオススメします!

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そもそも「ハーブ」ってなんでしょう?


ローズマリー、ミント、セージ、タイム、カモミール、ラベンダー。化粧品や料理、入浴剤や洗剤など、様々なところで目にするハーブたち。
なんとなく「匂いのする植物」というイメージがありませんか? 実はハーブの定義はもっと広いもので、簡単にまとめると「人間の役にたつ植物」。ハーブのイメージの強い香草はもちろん、薬草と呼ばれるものもあります。
「ハーブって、匂いが強いんでしょう? うちの周りにはちょっと・・・」と思われている方も多いのですが、香草も多くは、ごくわずかに含まれる精油(これを集めるとエッセンシャル・オイルに)に匂いがあり、普通に植物として生えている状態では、顔を近づけないとにおいを感じないものが多いです。


ハーブをガーデニングにオススメする理由


ハーブは手間のかかるお手入れを必要としないものが多いです。日当たりを好むものが多いですが、一日中日当たりがある必要はありません。1日2,3時間でも十分育ちます。
豪雪地域を除き、耐寒性もあります。毎日0度以下になる地域であれば、鉢植えにして冬は室内に移動させてあげるとよいでしょう。

鉢植えも可愛らしいですが、地植えにすれば水遣りの手間も乾燥の時期だけで大丈夫なものも。
さらに、ハーブはそもそも「人間の役に立つ植物」のことですから、お料理や掃除、入浴などに利用しやすいものを選べば、スーパーで少し購入するにはお高いハーブを、気軽に利用することも可能です。

花を咲かせるものを選べば、観賞用にもオススメです。可憐な可愛い小さな花を咲かせるものが多く、癒し効果抜群です。ここからは、代表的なガーデニングにオススメの常緑ハーブを2種類ご紹介します!


<ローズマリー>


香水や化粧品のさわやかな香りとして有名なローズマリー。花が咲く時期には紫、白、ピンク、水色などの花色を楽しむことができます。お肉や魚料理の香り付けに、入浴剤に、衣服の防虫剤としても利用できます。

このローズマリー、成長後の大きさによって3種類ほどに分けられます。
・高さ2メートルまで成長することもある「立性」
・草丈が30センチ程度。地面を這うように広がる「匍匐(ほふく)性」
・草丈が30~80センチ程度の「半匍匐性」

いずれにしても、ハーブの中では背の高い部類に入ります。高さを生かして、人に立ち入って欲しくないエリアや、生垣の代わりに花壇に植え込んでもよいでしょう。
いくつかのハーブを植え込むときには、ローズマリーは一番後ろに配置した方が全体のバランスが取れます。自然な形に成長させて、密生してきたな、と感じたら、風通しをよくするために収穫してください。


<タイム>


女性用の化粧品の香りとしてはなじみがありませんが、すこしつんとしたさわやかな香りはミントタブレット、歯磨き、石鹸、男性用化粧品などによく利用されています。
また、肉料理にも欠かせません。「ブーケガルニ」は肉の煮込み料理に使われる香草類を数種類束ねたものですが、その中に必ず入っている香草です。ポプリにして防虫剤として使うのがオススメです。

タイムの大きさは2種類に分かれます。
・草丈20~40cmくらいに成長するコモンタイム(立性)
・草丈10cm程度で横に広がるクリーピングタイム(匍匐性)

梅雨時期は蒸れやすいため、その時期の前に少しカットして風通しをよくしてあげるとよいでしょう。


ハーブガーデニングをする時の注意点

お手軽なハーブガーデニングの特徴をご紹介してきましたが、いくつか注意点もあります。

1つ目は「土」。有名なハーブの多くは地中海沿岸地方のもの。この地方の土はアルカリ性なので、ハーブ栽培には弱アルカリ性の土が向いています。
ところが日本の土は酸性なのが一般的。石灰を混ぜたり、土を入れ替えたりして弱アルカリ性に土壌を改良したほうがよく育ちます。地植えにする場合は水はけをよくする必要があるため、粘土質の土であればその部分を入れ替えなくてはなりません。土の入れ替えは花壇や野菜を育てたい場合にはほとんど必須です。
鉢植えであれば、園芸店で「ハーブ用」の土が手に入りますから、利用してくださいね。

2つ目が、「ハーブの強い繁殖力」です。それをよい点としてご紹介してきましたが、実は期待を大幅に上回る繁殖力を持つものも。その代表格がミントです。
さわやかな香り、可愛らしい姿が好まれますが、ミントの地下茎の繁殖力は地域一帯に広がるほど。他の植物を駆逐する勢いで広がります。お隣さんの敷地まで伸びてしまうことも。地下茎のため、取り除くのも大変です。
ミントを使いたい時は、鉢植えにすることをオススメします!

さわやかなハーブをお庭づくりと家族の健康づくりに役立ててみてくださいね。

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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります