簡単!風水インテリアvol.3 子ども部屋&寝室で人生が変わる!

風水インテリアアドバイザーの谷口令さんに、簡単にできる風水インテリアについて聞く企画、最終回となる今回は「子ども部屋&寝室」編。谷口さんは「子ども部屋は子どもの将来を決める。」と言います。寝室も私たちの運気に影響大。風水の知恵を生かして整えたいですね。
子ども部屋はまず机の配置の見直しを
娘さんの部屋を使って何度も“子ども部屋風水実験”を行ったという谷口さん。成長過程にある子供は、大人とは比べものにならないほど環境から受ける影響が大きく、子ども部屋作りはとても大切なのだそうです。(谷口さん) 「『勉強しなさい』という前に、よく勉強できる環境かどうか見直してみましょう。大切なのは机の向き。窓やベランダに向け、ドアが背中になるよう配置するご家庭も多いようですが、あまりおすすめできません。また、どちら向きがいいという方角も関係ありません。最も能率や成績が上がった机の置き方は、ドアから人が入ってくるのを確認できる位置。そして、後ろを人が通らない位置です。」

机に座って目に入るものにも注意を払いましょう。ベッドや遊び道具、マンガが目に入ると、集中力を欠いてしまいます。
カーテンやベッドカバーなどは、寒色系が落ち着くのでよいと言われていますが、子どものラッキーカラーか、好きな色を選んでも構わないそうです。ラッキーカラーについては、家族の九星を知って選んでみてください。(※九星チェックはこちらから→今月の風水|谷口令の風水学 )
谷口さんの娘さんはブルーが大好きなので、小物はすべてブルーを。キャラものが好きな場合も、無理に禁止する必要はありません。親が押し付けるのではなく、本人の居心地のよさを重視しましょう。また、子どもの年齢や性格によってリビングで勉強したほうが落ち着くという場合も、禁止する必要はなく、リビングの気を整えて集中させるように工夫するといいですね。
寝室は上質なものを厳選して
多くの人が1日6~9時間ほど睡眠をとります。つまり1日の4分の1〜3分の1は寝室で過ごしていることになります。寝室はエネルギーの源と言っても過言ではありません。
(谷口さん)「気持ちの良い眠りは次の日たくさんの運をもたらしてくれます。寝室というと枕の方角ばかりに目が行きますが、それよりもむしろ、ベッド周りを整えることや上質なエネルギーのよい物にこだわることのほうが大切。シーツやナイトウエア、ベッドに入る時まで身につけるホームウエアやガウンにもこだわりましょう。私は高品質で丈夫なリネン(麻)を使い、肌触りや寝心地にこだわった寝具ブランドの製品で揃えています。」

寝室はできるだけスッキリ、お気に入りのものを厳選して少しだけ置くようにすることがポイント。色は、子ども部屋と同じく、本人のラッキーカラーか好きな色を選んでOK。季節によって色や質感を変え、変化をつけるのもいいですね。リビング同様、寝室にもグリーンを置くと生命力を与えてくれます。

「風水」というと、おまじないのように捉えている人もいるかもしれませんが、むしろ快適な生活を送るためのコツのようなもの。「こうしなければならない」と堅苦しく捉えるのではなく、暮らしにあった風水の教えを楽しみながら取り入れるといいですね。
<PROFILE>

谷口令 風水心理カウンセラー、風水インテリアアドバイザー、風水心理カウンセリング協会理事長、空間環境デザイナー、経営コンサルタント。学習院女子短大卒業後、東京海上、IBM、レナウンなどでキャリアを積むかたわら、20代はじめに九星気学の大家である宮田武明氏と出会う。方位学、家相学、移転学、環境学象意学、命名学、筆跡学、観相・人相学など研鑽を重ねて独立し、心理学をプラスした独自のメソッドを構築。風水歴41年、国内外に1万人以上の顧客を持つ。20歳から現在まで、あらゆるタイプの家に住み、オフィスを含め通算20回の引越しを実験し、住居や住み方の大切さを知り、迷信に振り回されない現在の環境学としての風水を提案。プライベートシーンだけでなく、オフィス空間をはじめ『自分の強み』を活かすビジネスネームやビジネスアイテム、業績を上げる経営戦略やブランディング、商品名など風水学をワークスタイルに取り入れる風水を提唱中。また、風水スクールより1000名以上の卒業生を輩出。 谷口令オフィス http://www.taniguchirei.com/ 谷口令の風水学ブログ http://ameblo.jp/taniguchirei/