深みのある「ヴィンテージ」が人気! 家具選びに役立つ木材の基礎知識

2017.01.10 ieny編集部

木材インテリアは、新しいものであれ、ヴィンテージであれ、人気があります。木材にしか出せない独特のフォルム、おしゃれで洗練された雰囲気、そしてどこかぬくもりを感じる質感…やはり家具は木材じゃなきゃという人も少なくないはず。一口で木材といっても、その種類は様々です。知っているようで知らない木材の種類のいろはをご紹介します。

人気が続く北欧家具は「ヴィンテージ」に注目


根強い人気で、インテリアの定番テイストになっている北欧家具。今注目したいのは、ヴィンテージテイストです。北欧家具というと、明るめで白と相性が良い、メープル材やパイン材などを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、最近人気が出ているのが、深みのあるヴィンテージものです。独特の艶やかな風合いを引きだす代表的な木材について知っておきましょう。

深みを求める方におすすめの木材3選!


【チーク】
ウォールナットやマホガニー、チークは、世界の銘木として知られています。ダイニングテーブルなどを選ぶ際には、水に強い!というのもひとつのポイントになりますよね。そんなときにおすすめなのはチーク。木材そのものに油成分を含んでいるので、水に強いんです。

【ローズウッド】
少し紫がかった色が特徴的なローズウッドは、楽器などの材料としても知られています。かなり高級な素材ですが、和テイストとの相性は抜群です。どっしりとした印象があり、小さな家具を選んでも、1つ置いておくだけで存在感は抜群です。

【ナラ】
木目の粗いナラもヴィンテージ家具にピッタリの木材で、少しくすんだ茶褐色が特徴です。海外では「ジャパニーズオーク」などと呼ばれています。家具だけではなく、や建具に用いられることが多い、耐久性に優れている木材です。

ほかにも種類はたくさん!


今回取り上げた以外にも、家具に使われている木材の種類はとにかくたくさんあります。タンスでおなじみの桐や、北欧家具にもよく使われているバーチ、家具だけではなく柱などにも使われるスギ、お風呂で有名なヒノキなど。

インテリアを1種類の木材で統一するとシンプルにまとまりますが、それぞれの風合いや特徴を活かして、何種類かをミックスしたコーディネートを楽しむのもおすすめです。上手に組み合わせて、素敵なお部屋の演出をしてみませんか。特徴のひとつである香りで選ぶというのも、おしゃれですよ。


<参考・参照元>
木材を知る|インテリアの目利きになる|家具・インテリアのIDC大塚家具
家具にする木を選ぶ|カグオカ
家具の素材辞典|通販のベルメゾンネット
『北欧テイストの部屋づくりno.19』 株式会社ネコ・パブリッシング
『北欧テイストで楽しむ100人の部屋づくり』 株式会社ネコ・パブリッシング

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