大まかな流れが知りたい!初めてのリフォーム、どんな手順で行われるの?
長い間住み続けていると、経年劣化などによってどうしても住みにくさを感じるようになります。そのため、お家をリフォームしようと検討している方も多いのではないでしょうか。今回は初めての方へ、リフォームがどのように行われていくのか大まかな流れをご紹介します。
リフォーム・プラン検討の流れは?
リフォームしようと思い立ち、施工する場所や会社を決めても簡単には進まないのがリフォームです。プチ建築と捉えた方がいいかもしれません。模様替えをはるかに超えたお家のリフォーム、まず最初に行うこととは…?
・リフォームする場所
はじめに、どこをリフォームするのかを決定します。お家全体なのか、一部分なのか。
お家全体の場合は床や壁紙の張り替え、ドアの取り替えなどが挙げられ、完成後は違うお家に引っ越したような気分になれます。これに対して一部分の場合は、お風呂やトイレ、キッチンなど、ピンポイントでリフォームすることになります。
・リフォーム会社との打ち合わせ
リフォーム箇所が決まった後は、リフォーム会社との打ち合わせになります。リフォームする日程、予算などを決めましょう。打ち合わせの際に実際の施工例を確認することもできます。
・見積もりや契約
リフォーム会社とある程度打ち合わせをしたのち、見積もりが出され、本契約に移ります。
リフォーム工事前の荷物はどうするの?
お家全体のリフォームの場合は、引越しのようにお家の中にある荷物をすべて搬出することになります。詰めた段ボール箱や家具は、トランクルームなどで一定期間保管しましょう。
部分的なリフォームについては、施工する箇所や部屋の荷物を移動させるだけで大丈夫です。
リフォーム開始~完了
・リフォーム開始
リフォームの開始にあたって、施工業者側から工事内容を提示してもらいます。リフォームの規模にもよりますが、通常は朝から夕方まで工事が実施されるので、近隣への挨拶をしておきましょう。リフォーム中は、少しずつ施工されるために仮住まいが必要ない場合と、一定期間ウィークリーマンションなどを借りる場合があります。プラン作成の際によく検討しておきましょう。
・リフォーム完了
リフォームが完了すると、業者から設備機器などの説明を受け、不具合がないかどうか確認します。了承すると移動していた荷物が搬入され、リフォームは完了します。その後は、期限までに残りの代金を支払うことになります。
・色々注意は必要!
リフォームは高額ですし、トラブルが起こることもありますので、契約と違っている場合はきちんと主張することが必要です。私の場合は、キッチンの防熱版が小さすぎて不自然な見た目になっていたことや、搬出の際に家具を傷つけられてしまったことがありました。しかし、リフォームをするとお家が見違えるように美しくなり、快適さも取り戻せます。
大まかな流れが分かれば、最初の一歩も踏み出しやすくなったのではないでしょうか。現在の家に住みづらさを感じ始めたら、まずはリフォームを検討してみてくださいね。
<参考・参照元>
リフォームの手順・段取り|大和ハウスリフォーム株式会社
リフォーム手順|株式会社長谷川建設