お家づくり、お部屋の広さを感じることができる壁紙の選び方は?

2017.01.15 ieny編集部


家づくりリフォームにあたって壁紙を自由に選ぶことができます。壁紙は普段当たり前のように部屋の中にあるため、その存在がいかに部屋の広さの感じ方に影響を与えているのかということについては気が付きにくいものです。しかし、壁紙のサンプル集などを見てみると、壁紙ひとつでお部屋の印象はガラッと変えることができるということを実感します。今回は、お部屋をより広く感じることのできる壁紙の選び方をご紹介します。

壁紙の種類はかなり多いため、選ぶだけでも大変


家づくりやリフォームにおいては、ご自身やご家族で、全てのお部屋から廊下まで壁紙を選ぶことになりますが、各社から出されている壁紙のカタログは、とても種類が多く、デザインや素材もバラバラ…チェックするだけでも大変です。最終的な決定までは悩むことも多いでしょうが、自分が選んだ壁紙が新しい空間を作るんだ!と、想像しながら楽しんで選んで頂きたいです。
壁紙は部屋の中でも大きい面積を占める部分なので、カタログやパソコンの画面で見るのと実際とではかなり印象が変わります。そのため、住宅展示場などに足を運んでスタッフの意見を聞いたり、知人で壁紙を変えたという方がいる場合は見せて貰うなどして、実際に足を運んで見てみることがとても大切になってきます。

住宅展示場などに足を運ぶ前に、ここでは部屋の広さを存分に感じることができる壁紙について詳しく見ていきましょう。

やっぱり基本は白!


白い服は膨張色で太って見えるから苦手!といった会話はよく耳にしますよね。その通りなのですが、家づくりにおいては白が大活躍。白は膨張色のため、空間に広がりと奥行きを持たせてくれます。清潔感と開放感があるのも特徴ですね。
白を使う場合は、壁紙だけでなく、天井やカーテン家具なども白に統一するとさらに効果的です。ただ、全部真っ白だとなんだか病院みたいで嫌!という方は、原色の家具などは避けて、淡いトーンの暖色系の色を持ってくると、温かみがプラスされた柔らかい空間になります。白い空間に途中で原色が入ってきてしまうと、そこで目線が止まってしまい、部屋の奥行きを十分に感じられなくなってしまうので、どうしても使いたい場合は面積の小さい小物などにしましょう。

ボーダーやストライプで空間の特性を強調!


せっかく新しくリフォームするんだから無地よりは柄物に挑戦してみたいな~なんて方も結構いるのでは?!そんな場合には、ボーダーやストライプなどの柄がオススメです。こういった柄の中でも特に線が細いものを選ぶと、子供っぽくなりすぎず、カジュアルで品の良い雰囲気を演出できます。
天井が高い作りのお家だと、それを強調するべく壁から天井まで細ストライプを施して高さを強調したり、横幅が広い作りのお家の場合は壁いっぱいに細ボーダーをあしらって広々空間を作る、というように空間の特性がさらに強調されるように配置してみると良いと思います。もちろん、それぞれのお家の弱点を改善するためにも使用できますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

ポップな柄物は部分使いで楽しんで


ベースとなる壁紙は決まったけど……どうしてもこの壁紙も使いたい!凄く好みの柄だからなんとかプラスしたい!という場合も出てきますよね。カワイイ柄もたくさんあるから当然のことです♪そういった場合にはぜひ小さい壁を確保しておいて、部分的にお気に入りの柄の壁紙を追加しましょう。柄のインパクトが強いものは、面積が大きいとどうしても圧迫感を感じてしまい、部屋が狭く見えてしまいます。こういった特徴も頭に入れておけば、柄選びで一目惚れしてしまったときにも上手な使い方がすぐに思い浮かぶはずですよ。

立体的に見えるレンガ壁紙で異国情緒漂う空間に


白い壁紙が多い日本では、部屋の中にレンガが見える空間があるだけでなんだか異国感が感じられて開放的な気持ちになり、広さを感じられます。レンガの壁紙はそれだけでガラリと雰囲気も変えられてオシャレな雰囲気にもなるのでとても便利。ただ、先ほどご紹介した通り、割とインパクトのある柄物なので、全面に使うのはNG。ポイント使いでアクセントとして使うようにしましょう。

天井の色も実は重要


同じ広さでも壁紙ひとつで部屋を広く感じさせることができるということが分かりましたが、実は見落としがちな天井の色にも目を向けてみましょう。
天井とが暗めのトーンの場合、間に挟まれている空間の縦幅はぎゅっと小さくなって見えてしまいます。天井が低く見えてしまうと、空間も狭く感じられてしまいますのでこれは避けたいところですよね。天井の色は明るめのものを選ぶことをオススメします。また、床から壁、壁から天井というように色を段々明るくしていき、“抜け感”を作ることも部屋が広く見えるポイントとなります。

まとめ

いかがだったでしょうか。壁紙ひとつでお部屋を広く感じさせることもオシャレに見せることも可能ということが分かりましたね。
さらに冒険してみたい!という方には壮大な風景がプリントされたインパクト大!な壁紙を一面に貼るのもアリだと思います。相当なスケールなので部屋が広く見えます♪
また、あわせて押さえておきたいのが、新しいお家の床の色、ソファやカーテンなど面積の大きい色との相性です。ついつい、好みで選びたくなってしまう壁紙ですが、家づくりやリフォームの前には一歩立ち止まって考えてみる必要がありそうですね。
お部屋を広々と感じさせる壁紙選びのコツが分かったら、早速展示場などに足を運んで見てみましょう!

<参考・参照元>
壁紙選びのポイント|サンゲツ
部屋を広く見せるコツ|白石工務店 |愛媛県|LIXILリフォームショップ

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この記事を書いた人

ieny編集部

皆さまの“楽しい家づくり”をサポートしたい! 『楽しく、後悔のない』家づくりをするために必要な情報を、日々こつこつと集めては吟味をしている。息抜きは100均パトロールで、お得に便利なものを探して報告しあう毎日です。