「家族が自然に家事に参加する」整理収納コンサルタントの「すぐにできる」住まいのヒント vol.3

2016.12.21 ieny編集部
整理収納コンサルタントインテリアコーディネーター川崎朱実さんは共働き家族。家族の家事協力は不可欠です。「あれやって、これやって」と指示するのではなく、一人ひとりが暮らしやすい住まい作りを意識して自然と参加できることが理想ですね。

川崎さんのお宅ではどのようにしているのでしょうか。大掛かりな工事をせずに簡単にできるヒントを伺いました。

1 溜まりやすいプリントは専用スペースを

子育て家族を地味に悩ませているのが学校のプリント。毎日のように持ち帰ってくる上、長期間保存しておかなければならないものもあり整理がたいへんですね。ファイルに入れてしまうと子どもはすっかり見なくなり「お母さん、明日の持ち物なんだっけ?」「今週の予定は?」となりがち。


「冷蔵庫などに貼っているご家も多いと思いますが、うちではみんなが見える位置にプリントの専用コーナーを設けています。ここは鍵置き場や携帯の充電コーナーも兼ねています」


玄関に近い位置なので、外出時にもすぐに確認できます。来客時はロールスクリーンで目隠しすればスッキリ。

2 かばん置き場をきちんとつくる

「食品庫として使う方が多いキッチン横の棚は、かばん置き場にしています。個室に置こうと思いつつも、ついリビングに置きっぱなしになりがちな仕事用のかばんやランドセルも、きちんと置き場を作ることですぐに片付けられます」


アイロンや掃除機などもこの位置に。取り出しにくい場所にしまい込むのではなく、誰でもパッと出せるところに置くことがポイントです。

3 よく使う場所にコンセント増設

ちょっとしたことですが、コンセントがそばにないために「おっくう」になってしまうこと、ありますよね。アイロンがけ、掃除、さまざまな機器の充電……。


「コンセントは2~3万円で増設できます。今の時代、コンセントは多めに設けて困ることはありません。我が家にはクローゼットの中やテレビ台の正面にもコンセントがありますよ」

コンセントが近くにあるからこそ、機器をつなぐのも外すのも簡単。子どもも自分でアイロンをかけ、ゲームで遊んだらすぐに片付けます。

4 収納ボックスはあえて上部に隙間を

棚に入れる整理用ボックスやかご。棚の高さに対してぴったりの大きさのものを選べば見た目は整いますが、川崎さんはあえて上部に少し隙間を空けています。


「ぴったりの大きさだと、中にモノを入れるときにいちいちボックスやかごを引き出さなければなりません。上部が空いていれば、片手ですぐに入れることができます。テレビの下のかごも隙間を空け、かつては赤ちゃんを抱っこしながら片手で片付けていました。今は子どもたちが自分でカードやゲームを入れています」


5 キッチンはお手伝いしやすい配置に

キッチンの比較的手前の目立つ位置にあるのは、ゴミ箱スペース。奥の目立たない位置ではなく手前に置くことでみんなが自然に捨てやすいようにしています。同様に、コップも手前の引き出しに、冷蔵庫も一番手前に。これで「飲みもの取って」というよくあるリクエストが解消されます。


ちょっとした工夫次第でイライラが激減。暮らしやすくなれば家族みんなが家事に参加しやすくなり、さらに暮らしやすくなるという相乗効果が生まれます。毎日楽しく過ごせるように、少しだけ変えてみませんか。

川崎朱実
PrimeLife代表。マスターライフオーガナイザー(協会認定講師)、整理収納コンサルタント、インテリアコーディネーター、宅地建物取引士、メンタルオーガナイザー。出産、子育て、家の新築など生活環境が大きく変わるタイミングでお客様の「理想の暮らし方」を明確にし、その土台となる「理想の住まい」を根本から作り出す。男の子4人の現役子育てママとしても日々奮闘中。
http://shu-no.com/

電話 080-4381-3750(10:00〜17:00、毎週水曜・日曜日定休)

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この記事を書いた人

ieny編集部

皆さまの“楽しい家づくり”をサポートしたい! 『楽しく、後悔のない』家づくりをするために必要な情報を、日々こつこつと集めては吟味をしている。息抜きは100均パトロールで、お得に便利なものを探して報告しあう毎日です。