大掃除からずっとキレイ!ホコリをためない4つの工夫で気持ちよく暮らす

2016.12.05 ieny編集部

そもそもホコリはどこからくるの?


ホコリの発生場所は、大きく3つに分かれます。
まずは家の中での食べ物の屑、衣類や布団の繊維ホコリ、髪の毛やフケ、皮膚、目ヤニ、ペットの毛、タバコの煙などです。2つめは屋外からの花粉、黄砂、煤煙、土砂ホコリ。そして室内外を問わず、空気中に常に浮遊しているカビの胞子や病原菌、ダニの死骸やフンなどです。
それらのうち、特に1mm以下の肉眼では見えにくいもののことを「ハウスダスト」と呼びます。室内で舞い上がるハウスダストは、アレルギーやぜんそくの原因にもなります。
ホコリは空気中に必ずあるもので、完全に取り除くということはできません。ただ、室内のホコリ量を減らすことはできます。

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 【工夫1】掃除のタイミングに気をつける


ホコリを効率的に取り除くためには、まず、に降り積もった状態のホコリをフロアモップやウェットシートで拭きとることが基本です。
日中、ホコリは人の動きによって舞い上がり、対流しています。そのため、家族が寝静まった後でホコリが床に落ち着いている『早朝』や、家族が外出して帰ってくる直前の『夕方』などの時間帯の掃除が効果的です。
また、掃除機をかけるのは拭き掃除を終えてからにしましょう。ある程度、床表面の大まかなホコリを除去してからのほうが、効率的に掃除機をかけられます。


【工夫2】“プチ掃除”で自分に負担をかけない


家の顔である玄関の掃除が行き届いていると、なんだか気持ちよく一日をスタートできそうな気がしませんか?でも玄関周りって、特にハウスダストが気になる場所の一つです。
玄関を清潔に保つためには、まず、家に入る前にパンパンと衣類についたホコリや花粉をはたいて、家の中に持ち入らないようにすることが基本です。
しっかりと汚れを落としたら、あらかじめ玄関にフロアモップを用意しておき、廊下を進みながらサッと床を拭きます。ちょっと慣れるまで面倒に感じるかもしれませんが、部屋に入る「ついで」にモップ掛けができて、その後の時間をゆったり過ごせるので掃除を後回しにするよりはおススメです。
モップスリッパも可愛い種類のものがたくさん出ているので、自分の掃除の意欲をかきたててくれそうなアイテムを選ぶのもいいかもしれません。


ウェットティッシュを家のあちこちに配置しておくと、気がついたときにサッと拭けて便利です(※電源の入った電化製品は拭かないでください)。
大きい掃除道具を出し入れするのが面倒で、ついつい掃除を後回しにしてしまう方にとって、あらかじめ水分を含んでいるウェットティッシュは、使い捨てもできる掃除アイテムとして気負わずに使えてとても重宝します。


【工夫3】モノの全体量を減らして、床には置かない


寝室に一番多いのは繊維ホコリ。
布団や毛布はなくすことはできませんが、カーペットなどを敷かない、床にモノを置かない、というように、床を常にすっきりさせておくと掃除が楽になります。
また、電化製品のコード類は、掃除をする機会も少なくホコリが溜まりがちですので、配線をしたときにケースにまとめるなどしてカバーをかけておくと、ホコリを拭く手間も簡単になります。ちょっと見えづらい場所ですが、床掃除と合わせてぜひチェックしてみてください。
他にも、何年も着ていない衣類をクローゼットに詰め込んでおくのは、ホコリとダニにとって快適な発生源を作っていることに他なりません。
持ち物の取捨選択をしてシンプルに暮らすことで、風通しもよくなりますし、自然とホコリの量も減ります。


【工夫4】定期的な水洗いでホコリもダニアレル物質もバイバイ!


繊維ホコリを減らすためには、テーブルクロスやソファカバーなどの各種ファブリックを「極力使わない」という手もあります。
カバーリングが好きな方は、素材を選ぶときに洗濯機での洗濯が可能なもの、繊維の密度が高いもの、もしくは防ダニ加工をした素材を選ぶと良いでしょう。
最近ではカーペットも毛布も、洗える素材のものが多く販売されています。
ダニのフンや死がい、ダニのエサになる人間のフケやアカは水溶性の汚れなので水洗いが効果的です。
ダニは卵から孵るまでに1週間ほどかかるため、すべての卵が孵化して成虫にならないとしても、少し洗濯を怠るだけでかなりの数が繁殖してしまいます。こまめに洗濯をする、布団専用の掃除機を使う、ダニ取りシートを使うなどの対策をとって、部屋を清潔に保ちましょう。

【洗濯目安】
・枕カバー…1~3日に1回
・ベッドシーツ…週に1回
・カーペットなどの敷物…季節の変わり目、4~6ヵ月に1回くらい
・ふとん…6ヵ月に1回以上(丸ごと水洗い)

最後に

ホコリをためない工夫をすることで、心身ともにスッキリした快適な暮らしの実現につながります。
面倒くさがりな方ほど、“ホコリが溜まる前に処理すること”を心がけてみてください。また、日々こまめに掃除したくなるような環境づくりとして定期的な断捨離などもお忘れなく!

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この記事を書いた人

ieny編集部

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