土地を購入する手続きの基礎知識!注文住宅・新築一戸建て A to Z 〜Vol.6
シリーズでお届けしている 「注文住宅・新築一戸建て A to Z」。希望の土地が見つかり、建てたい家が建設可能かを確認したら、いよいよ土地の購入です!今回は、土地を購入する手続きとポイントをまとめます。
契約前に受ける「重要事項の説明」
土地購入の契約前には、不動産会社の宅地建物取引士から「重要事項の説明」を受けます。
宅地建物取引業法で、売買契約締結までに購入予定者に対して購入物件についての重要事項を説明することが定められています。重要事項を記載した書面の内容を、宅地建物取引士が口頭で説明します。
把握している土地の情報と異なる点がないか、疑問点はないかをきっちりチェックしましょう!
土地の売買契約の締結、手付金などの支払い
重要事項の説明を受け、問題がなければ契約を締結します。
契約時には、「手付金」を支払うのが一般的。手付金の金額は契約によって異なりますが、だいたい土地代の10%程度です。契約後に購入者の都合でキャンセルする場合、手付金は返ってこないことがほとんどなので注意しましょう。
また、「仲介手数料」や「契約印紙代」などの諸費用が別途必要になる場合もあります。
残金の決済について確認しよう
土地を購入して注文住宅を建てる場合、「手付金」以外の残りの土地代(残金)は、土地の引渡し直前に支払わなければならないことがあります。
残金の決済方法はさまざまです。
- 住宅ローンは建物完成後に実行されるので、「つなぎ融資」を利用するケース
- 土地と建物を合わせてローンが組めるケース
- 自己資金で支払うケース など
どうやって支払うかを確認、検討しておきましょう。また、残金の決済時には他に「登記費用」や「契約時に支払った残りの仲介手数料」などが別途かかります。こちらも事前に確認しておきましょう。
まとめ
土地を購入する手続きでは、こまごまとした諸費用の支払いもあることを知っておくこと、また残金の決済をどうするかがポイントです。事前に、いつ、いくら必要かを確認しておきましょう!
次回は「新築一戸建て A to Z〜Vol.7 工事請負契約の締結〜」に続きます!
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<参考・参照元>
不動産基礎知識:買うときに知っておきたいこと|不動産ジャパン
家を建てる・土地を買う手続きと費用 | お金・制度編マニュアル | SUUMO
土地を買って注文住宅を。入居までの流れをシンプルにまとめました! | 住まいのお役立ち情報【HOME'S】