住宅ローンはいつ申し込む? 新築一戸建て A to Z 〜Vol.1 新築一戸建てを購入しようと思ったら・後編〜
「新築一戸建て」を購入しようと思ったら、具体的に「いつ」「何を」する必要があるのでしょうか? まずは大まかな流れを頭に入れておきましょう。後編です!(前編はコチラ!)
6. 土地の購入(土地売買契約の締結)
施工会社が決まり、希望の土地に建てられることを敷地調査・地盤調査で確認したら土地を購入します。
不動産会社から「重要事項の説明」を受け、売買契約を結びます。このときに土地代の10%程度を「手付金」として支払うのが一般的。仲介手数料や契約印紙代などの費用が別途必要な場合もあります。
7. 住宅ローンの申し込み
建物の引き渡し時に実行される住宅ローンを申し込みます。
土地を購入して新築する場合、土地の残金決済や建築工事の契約金、着工金などの支払い時には「つなぎ融資」を借りることになることも。必要なときに必要な融資が受けられるかよく確認して申し込みましょう。事前審査もあるので早めの行動が大切です。
8. 施工会社に依頼(工事請負契約の締結)
建物のプランが固まったら施工会社に依頼します。契約時には、「工事請負契約書」「工事請負契約約款」「見積書」「設計図書」といった書類が渡されます。かなりボリュームのある内容なので、事前にコピーをもらって契約までによく確認する必要があります。
9. 建築確認申請
着工前に、建物のプランが法令に適合しているかの確認審査を受けます。通常は施工会社が行政や民間の指定の検査機関に申請します。「建築確認済証」の交付を受ければ、工事スタートです!
10. 施工〜完了検査
いよいよ施工。工事が始まる前には無事を祈る「地鎮祭」や、棟上げの際に「上棟式」を行う場合もあります。近隣の住宅に挨拶するなど、施工中も意外とやることはたくさん。
竣工したら施工会社の担当者と完了立ち会いをし、不具合がないか確認します。そして特定行政庁または第三者機関による「完了検査」を受け、晴れてマイホームの完成です!
11. 引き渡し・入居
家の鍵の引き渡し、完了検査済証と保証書を受け取ったらついに入居です! 住民票の移動、建物表題登記の申請などを行い、住宅ローンを実行します。まとめ
土地を買って一戸建てを新築するおおよその流れがつかめたでしょうか?手続きはたくさんありますが、楽しみながら家づくりをしていきましょう♪
次回からは、それぞれの手続きを詳しく解説していきます。
「新築一戸建て A to Z 〜Vol.2 資金計画を立てよう!」へ続きます!
※家を建てる流れは十人十色。手続きの順番が前後したり同時進行になったりここにはない手続きや申請が発生する可能性もあります。