「すまい給付金」で知っておきたい7つのこと(2016年度版)

2016.04.21 ieny編集部

みなさんは「すまい給付金」(「すまいの給付金」)という言葉を耳にしたことはありますか。消費税増税に伴って新しく作られた制度です。補助や給付金の制度はぜひ活用したいものですよね。そこで、「すまい給付金」で知っておきたい7つのポイントについてご紹介していきたいと思います。

1、「すまい給付金」とは


まずは「すまい給付金」の概要から確認していきましょう。マイホームの購入・新築は数千万円単位の「買い物」になりますから、支払う金額に消費税の税率が大きく影響を与えます。この消費税、現在の8%から10%に引き上げられることが確定しました。そこで消費税による負担を軽減するべく新しく創設されたのが、国土交通省が管轄する「すまい給付金」なのです。給付という言葉通り、条件に応じて国から給付金が得られる制度です。

2、覚えておきたい実施期間


この「すまい給付金」は、あくまでも消費税率の引き上げに伴う負担の緩和を目的に作られた制度なので、期間が定められています。実施期間を過ぎてしまうと給付が受けられないので、改めて確認していきましょう。
国土交通省の「すまい給付金」公式ページから引用すると、

“すまい給付金制度は、消費税率の引上げられる平成26年4月以降に引渡された住宅から、税制面での特例が措置される平成33年12月までに引渡され入居が完了した住宅を対象に実施しています。
なお、給付対象は引上げ後の消費税率が適用された住宅となりますのでご注意ください(消費税率5%が適用される住宅は給付対象外です。)。“
引用元:すまい給付金とは|すまい給付金

とのこと。
注意が必要なのは、この期間内に引き渡された住宅が対象になるので、一日でもズレてしまうと申請できないということ。無期限に継続される制度ではないのです。

3、対象となる要件が存在する


「すまい給付金」は誰でも申請できるものではない、ということも重要なポイントです。給付金の申請には、対象者と住宅の要件が細かく定められています。具体的な要件としては次の3つ。不動産の登記上の保有者であること。次にその住宅に住民登記をしていること。そして消費税8%適応時に、収入額が510万円以下、消費税10%適用時に収入額が775万円以下であるということ 。消費税8%の段階では最高で30万円の給付、消費税10%では最高50万円の給付が受けられるケースもあります。また住宅の要件は、下記のように定められていますので、合わせて確認してみてください。

“主な要件引上げ後の消費税率が適用されること
面積が50m2以上であること
第三者機関の検査を受けた住宅であること 等
※新築住宅/中古再販住宅、住宅ローン利用の有無で要件が異なりますのでご注意ください。“
引用元:すまい給付金とは|すまい給付金


4、条件によって申請方法が変わる


実際に給付金を申請する場合は、新築か中古、本人が申請をするか代理人に依頼するか、そして住宅ローンの有無によって、申請の書類が変わってきます。申請書類は「すまい給付金」のホームページからもダウンロードできますが、口で直接書類をもらうこともできます。窓口なら分からない部分なども職員にその場で確認することができるので、申請に不安がある方は直接行ってみるのもおすすめです。

5、申請は意外と簡単にできる


先述のとおり、申請書はさまざまな条件によって分かれています。購入する住宅が新築か中古か、申請者本人受領か代理人受領か、住宅ローンが有るか無いかなどによって分かれ、合計で8種類あります。また、原本で提出する書類とコピーを提出する書類の2種類がありますのでご注意ください。手続き自体はさほど難しくないようなので、ぜひ一度「すまい給付金」のホームページをチェックしてみてください。

原本で提出する書類:
・住民票の写し
・個人住民税の課税証明書(非課税証明書)
・不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本

以下はコピーを提出する書類:
・工事請負契約書または不動産売買契約書
・給付金受取口座を確認できる書類(給付金を受け取る通帳)
・住宅取得に係る金銭消費貸借契約書

6、給付金がもらえない事例


給付金の概要や申請方法などについて解説してきましたが、給付金がもらえない事例も見ていきましょう。まずは住宅ローンを使用していない場合、特に50歳以下の人は住宅ローンを利用することが前提となっていますので注意が必要です。先述のとおり、床面積が50㎡以上であることが大前提の制度なので、50㎡未満は当然対象外になります。また、消費税が8%に引き上げられることによる負担緩和ですから、消費税5%のままで購入する場合、事例によっては要件を満たしていないとみなされ、申請できません。実際に申請しようと思っても要件に該当しない場合もあるので、判断ができない場合は行政の窓口で相談してみてはいかがでしょうか。

7、事前にシミュレーションも可能


具体的にどれくらい給付金がもらえるかは一番気になる部分なのではないでしょうか。ある程度目安が分かっていれば、先の見通しを持ちながら進めることができます。実際にもらえる金額を確定するものではありませんが、一つの目安として「すまい給付金」サイトでシミュレーションを行うことができます。

まとめ

今回は、「すまい給付金」で知っておきたい7つのポイントをまとめてみました。負担が軽減した分のお金でインテリアをプラスするもよし、ローンの返済にあてるもよし。「すまい給付金」は国の定めた制度で申請も難しくないので、条件に該当する人は申請を検討してみてはいかがでしょうか。

(※2016年4月21日付けの情報を元に記事を作成しています。)

<参考・参照元>
すまい給付金とは|すまい給付金

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この記事を書いた人

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