豪華な雰囲気に!大理石の床にするメリットとデメリット

2016.11.04 ieny編集部


大理石の、と聞くと、煌びやかで高級そうなイメージがありますよね。しかし大理石の床は、種類を選べば、無垢のフローリング材とそんなに変わらない価格帯のものもあります。
例えば大理石複合パネル。これは、本物の大理石を薄切りにしてハニカム材を裏打ちした、軽くて衝撃に強い材料です。素材の値段だけでなく、施工時の負担も減っていて、大理石の床は実現しやすくなっています。

そこで今回は、実際に大理石を床にすることで得られる、メリットとデメリットをご紹介します。


ゴミやホコリが目立たない


大理石の模様や光沢感のおかげで、ごみやホコリが目立ちにくいです。清潔感を演出してくれるので、神経質にならず、快適にすごすことができそうです。掃除が苦手な人は家の設備としてぜひ取り入れたいところ。


耐震性にもってこい!


大理石は他の建材に比べ、はるかに強い耐震性を持っています。高い品質を長く保つことができるので、月日がたっても変わらない、美しい住まいで過ごすことができますね。最近は地震が多く、お家を維持できるか心配……というときにはぜひ使いたい建材です!

部屋の表情が明るくなる!


大理石は光が注ぐと反射して、周りをあかるくしてくれます。写真を撮る時のレフ版のようですね。角度や光の当たり方でも様々な表情を見せるため、家具の配置を工夫すると、また違った雰囲気を楽しめそうです。


オリジナル性に溢れている!


天然石である大理石には、同じ模様や色合いのものは存在しません。大理石を使うことで個性あふれる床になり、住まいにより愛着が湧きそうですね。

ではここからは、床を大理石にする際のデメリットを述べていきたいと思います。

大理石の素材が固い


大理石の素材は固いため、お子さんや年配の方の安全を考えると、他の素材よりも注意が必要です。そのようなご家庭では、必要に応じてカーペットなどを敷くと、安全に過ごすことができそうです。


冬は要注意


大理石は素材上、ひんやりとしていますよね。夏は涼しく居心地が良いのですが、その分、冬は寒くなり、冷たい床は過ごしづらいかもしれません。
そこで、大理石の床にする場合は床暖房が必要といわれています。床暖房設置に関わる費用が加算されるので、その点は注意したほうがよいでしょう。


最後に:生活の場としての活用を、長期的な目線で考えよう!

見た目は華やかな大理石の床。しかし、無機質で冷たい印象もあり、毎日を送る場としては、あたたかさが足りないと感じる人もいるでしょう。カーペットやソファーなど、インテリア選びを工夫することで、やわらかな雰囲気を演出するのも一つの手です。
長期的に過ごす場所として、大理石の雰囲気が自分に合うかどうかという点も、考えるといいかもしれませんね。

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この記事を書いた人

ieny編集部

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