知っておきたいバルコニーの知識

2016.10.30 ieny編集部


バルコニーはあくまでの家の付加的なスペースと捉えている人が多いようですが、バルコニーも立派な家の設備の一つ。それに、バルコニーがおしゃれだと家全体の印象がぐっと良くなります。
しかし他にも様々なメリットがあります。今回は家にバルコニーを付けたい方のためのバルコニーの知識をピックアップしていきたいと思います。


バルコニーは「物を置く」スペースとしても有用性がある


洗濯物はもちろん、布団などの大きな物を干すことも可能です。収納場所が決まっていない物などをバルコニーにいったん置いておくことも可能です。部屋が片付いていない時など、一時的にバルコニーに逃がしておくこともできます。
収納のプラスアルファの場所として、バルコニーは非常に使い勝手が良いので、外部環境に強く耐久性の高い収納をバルコニーに置いておくと便利です。


清潔に保つ工夫をしよう


バルコニーは24時間外部環境の影響を受け汚れやすい場所です。水道の蛇口、外履きのサンダルや掃除用具をまとめて設置しておきましょう。汚れにくく、たとえ汚れても掃除しやすいバルコニーにすると、より過ごしやすくなっていきます。

 

バルコニーを作る目的と導線を確認


バルコニーをどう使うかという目的をはっきりさせておくと、さらに日々使いやすくなります。加えてその目的を達成するための「導線」を考えることも大切です。
例えば、洗濯物を干すために設けたのに、洗濯機からの動線が長く複雑であれば、洗濯のためにバルコニーを使う機会はぐんと減るでしょう。
また子供がくつろぐスペースとしてバルコニーを作ったのに、子供部屋からの導線が長く複雑であれば、子供はバルコニーを気軽に使えません。バルコニーを作る目的と導線を掘り下げることは非常に大切です。

 

室内とつながりを持たせれば、部屋がさらに開放的になる


室内の機能をバルコニーに移動させたり、室内からの視点がバルコニーに向かって広々とした流れにしたりすることで部屋がさらに開放的になります。


室内への通風や採光を考慮しよう


バルコニーとは室内に風や光を送る大切な役割があります。バルコニーのカスタマイズにこだわり過ぎて、風や光を送ることがおろそかにならないようにしましょう。家を建てた後に断熱性や遮光を調整するために、バルコニーにいろんなものを置いたりすることもできます。

 

外部との関わり合いを考えよう


バルコニーは外部にむき出しになる空間です。防犯、プライバシー確保、ご近所付き合いなどを考慮したうえでバルコニーを考えることも非常に大切です。

 

観葉植物や照明で居心地の良い空間に


バルコニーは観葉植物や照明を使うとさらにムードが出ます。家事の合間にくつろぐスペースになったり、夜しっぽりとお酒を味わえる空間として利用することができます。

家の中だけでなく、バルコニーにもこだわった家にしていきたいですね。

 

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この記事を書いた人

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