家探しのコツ。良い物件を見つける方法

2016.10.22 ieny編集部


良い物件に出会うためにはコツがあります。今ではネットで簡単に物件を検索し、閲覧できるようになっていますが、その情報源は、つまるところ「人」です。そう考えると、「良い人と良い状況で出会う」ことこそが、良い物件を見つける一番の方法といえます。それでは、ネットで簡単にアクセスできないような価値のある情報を握るためのコツについて掘り下げていきましょう。

希望のエリアのすべての不動産屋をまわろう


すべての不動産屋をまわるというと、非現実的なようにも思えますが、この手法はこの道のプロである不動産業者自体が行っている、「良い物件を探す手法」になります。

住宅業界の繁忙期を避けよう


物件の情報を握る住宅業界で働く人たちが忙しい時期は、お客一人ひとりの対応が、それ以外の時期に比べて手薄になる可能性は高いといえるでしょう。具体的な繁忙期は4月~6月、9月~11月ですので、12月~3月、7月~8月が探すにはベストな時期になります。

不動産業者の会員ページに登録しよう


売主の希望で一般的には未公開になっている物件というのがあります。こういった未公開物件は、不動産業者の会員ページに登録されており、そこから閲覧が可能になります。ひととおり不動産業者の会員登録をしておくと、良い物件を見つけることができます。さらに、ネットに公開されている多くのページと比較していくことで、「偽未公開物件」を暴き出すことも可能になります。「未公開」とうたっている物件が、すべてその通りでないことも知っておきましょう。

異業種交流会で不動産業者と仲良くなろう


物件情報を握る不動産業者と親密になることができれば、気軽に本質的な情報を、しかも分かりやすく聞くことができます。不動産業者と関係性を深めるためには、ライトな異業種交流会に参加することです。直接、不動産業者の方がいなくても、仲良くなった人を繋いで出会うこともあります。「当たらずと雖も遠からず」というのが、異業種交流会の戦法です。

住宅系のセミナーに参加しよう


住宅購入のプロが指南するセミナーなどに参加するのもオススメです。なるべく複数のセミナーに行くことで、そのセミナーの講師がどの立場のプロなのかを明確に知ることができます。セミナー後には、主催の会社や講師のコミュニティなどに入り、多くの情報を交換することが可能です。自分の住宅購入の軸にぴったりの企業や講師を見つけると、良い物件を引き当てることが可能になります。

買えることをアピールして植え付けよう


不動産業者に「欲しい」ことをアピールするのではなく、自分は「買う」「買える」ということをアピールし、植え付けていきましょう。正直に自身の金融資産や融資枠を伝えて、買えるという状況があることを伝え、まさに買おうという意志があることを明確にすれば、業者はクロージングするために、良い物件をどんどんアシストしてくれます。

その際に口酸っぱく、自分の要望を言い続けることで、相手の出す物件はどんどん希望に沿ったものになっていきますので、そこも積極的にアピールしていきましょう。

以上、良い物件を見つける方法について説明してきましたが、最も根本的なスタートである「どんな家を購入したいのか」について、徹底的に明確化していくことを忘れないでください。良い人に出会い、良い物件を見つけてくる状況が整ったら、あとは、きちんと伝え切るだけです。普段から欲しい家に対するインプットとアウトプットを心掛けていきましょう。

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この記事を書いた人

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