ホテルに学べ! ベッドルームのインテリアを大研究

2016.10.17 ieny編集部

 

ホテルのベッドに付いているアレの正体とは?

ホテルに泊まる時、ベッドの上に横長の帯のようなものが掛かっているのをよく目にしますよね。例えば、このホテルのベッドでは、ゴージャスなワインレッドの帯が敷いてありますよね。



一方、こちらは、白と黒のレオパード柄のような模様に青が伸びた帯。ベッドルーム全体のデザインを引き締めて、リッチな雰囲気になります。しかし、この帯には単なる飾りとしてのインテリアに留まらない役割があります。

ホテルのベッドに敷く帯はベッドスロー(ベッドライナー)と呼ばれています。このベッドスローの位置に注目しましょう。海外は基本的に土足文化で、多くのホテルも土足で入ることができますよね。土足で部屋に入り、ベッドの前に仰向けに寝転んだとします。この時に、ちょうど靴の位置とベッドスローの位置がぴったりになっていて、白いベッドカバーやシーツが汚れないようになっているのです。

ベッドスローは、意外にお役立ち!

寝室は寝るための場所ですが、小休憩だったり、くつろいだり、ながら作業をしたりする場所でもありますよね。そんな時に、土足ではないにしても足元の汚れは気になるもの。でも、ベッドスローがあれば、気兼ねなく寝ころべます。見た目が良くなるだけでなく、夜に寝る以外に寝室でくつろぐ際に便利なベッドスロー。ぜひ、自宅のベッドルームにも取り入れてみてはいかがでしょう。

ベッドの背面に力を入れると、俄然華やかになる!


こちらの写真はベッドスローがないためシンプルに見えますが、ベッドの背面の壁に絵が飾ってあり、寂しくは感じません。ベッドの背面を彩ることで、全体の印象が華やかになります。ベッドルームに入って、ベッドに視線が入った時に殺伐とした感じがなくなりますのでおすすめです。



このベッドルームの場合は、ベッドの背面にあるアートと、ベッドの端に添えてあるオットマンの柄に統一感があり、全体がよりモダンな雰囲気に仕上がっています。ベッドのシーツ、カバー、枕などは無地でシックにする場合は、ベッドの周りに置くものにアクセントを付ける全体がオシャレなベッドルームに仕上がります。

両端に台を確保し、ブルーライトと電磁波を遠ざける


快眠の観点から言うと、ホテルルームのように、ベッドの両端に棚がある作りは、睡眠時にベッドの外にスマホをきちんと置くことができるので、オススメです。これにより、寝ながらのスマホ閲覧を断ち切りやすくなり、ブルーライトや電磁波の影響を防ぐことができます。パートナーがいる方は、両端に棚を置くことで、寝る時間が違った場合など、お互いがスマホを置きやすい導線も出来上がります。

であるベッドルームですが、単に「寝る場所」ではなく、「心地よく安らげる一番の基地」といった考えに立てば、インテリアを足すことによって、入った時の見た目の気持ちよさから実際の使い勝手の良さまで、改良の余地が多くあります。

ぜひ、今回の記事を参考に、より快適なベッドルームを仕上げてみてください。

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この記事を書いた人

ieny編集部

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