図面で見る、デザイン住宅実例一覧

2016.04.28 ieny編集部


住む人のライフスタイルを反映するデザイン住宅。住みやすさと同時に、こだわりやコンセプトをうまく設計に反映させた先例が多数あります。今回は図面を見ながら、そういったデザイン住宅の実例をご紹介しましょう。

最高に明るいリビングに!

参照元:SUVACO(スバコ)

デザイン住宅の傾向として、開放感のある広々としたリビングを作る例は少なくありません。図面のBeforeはリビングのほかに2つの部屋を作るというものですが、この場合、Afterのように思い切って部屋を減らし、全面をリビングとして作ることも可能です。全面をリビングにすることによって3面から光をとり入れ、明るさと開放感を得られるという例です。

動線を意識して、使いやすく!

参照元:SUVACO(スバコ)

間取りを決める際に動線を意識することで、より住みやすい家づくりができます。図面からは、ドアの位置やキッチンの向きなどで大きく部屋の印象が変わることがわかるでしょう。リビング・キッチン・洗面所を行き来できる回遊式になっています。部屋の数も大切ですが、動線を意識することで利便性が向上し、開放感も生まれるのです。

高い天井を活かした住宅

参照元:Renove-Labo リノベラボ

天井部分の空間を活かして、開放的な作りになっている住宅の例です。トイレや洗面所などは仕切りで区切りながら、全体的にスペースを広く使っています。天井には素材を活かした梁が渡されており、ナチュラルで素朴なデザインになっています。敷地面積が狭くとも、天井を高くし空間をうまく利用できるという好例です。 

小さな中庭のある家

(2階)

(1階)
参照元:SUVACO(スバコ)

小さな中の周りに部屋を配置するコートハウス形式のデザイン住宅の例です。各部屋は回遊性があり、リビングを吹き抜けにすることで空間がうまく利用されています。さらに、リビングにある縁側が開放感を高めていることも魅力です。

五角形の家


(2階)
(1階)
参照元:SUVACO(スバコ)

敷地に沿って建てられているため、五角形という特徴的な形になっている例です。建物の中央の階段が吹き抜けになっており、トップライトで自然光が入ります。吹き抜けを囲むように部屋が配置され、回遊できることも魅力です。

高台の家

参照元:SUVACO(スバコ)

高台という立地を活かして建てられた例です。内部には壁がほとんどなく、土地の形に沿った段差や吹き抜けの効果などを使ってゆるやかに仕切ることで、開放的な空間になっています。また、夏は日光があまり射し込まず暑さが抑えられ、逆に冬は奥まで届き屋内が明るく暖かくなるように設計されています。

まとめ

デザイン住宅は立地や土地の条件を考慮しながら、自分のこだわりを形にできる点が魅力。吹き抜けや採光、間仕切りを工夫することによって住みやすい空間を作ることができます。デザイン住宅を検討している場合は、ぜひさまざまな間取りを参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ieny編集部

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