ゴキブリってどうして出てくるの?我が家にゴキブリが出てこないようにする方法
日本で一般的に見られる種類はクロゴキブリとチャバネゴキブリです。クロゴキブリは外で過ごすことは可能ですが、産卵のため寒い時期に家の中に入ってくることがあります。チャバネゴキブリは外で冬を越せないので、段ボールなどにまぎれて温かい調理場に入ってきます。どちらも温かく湿ったところを好みます。
ゴキブリの侵入経路と駆除法
ゴキブリは部屋の中の家具の裏などに卵を産んで繁殖している場合もありますが、多くは外からの侵入が考えられます。部屋の中にある配水管から侵入してくる場合と、玄関や窓、ベランダなど外から侵入してくる場合などが考えられます。
部屋の中にすでに存在している個体には、くん煙剤などで部屋全体を駆除する方法が良いでしょう。ただ、この時に、家中を同時に駆除することを強くおススメします。部屋ごとに日を置いて駆除していては、隣の部屋に逃げていってしまいます。家中いっせいにくん煙することで、効果が大きくなります。
キッチンには自然素材の駆除剤を
食器棚や引き出しには自然素材のハーブを使った駆除剤などを使いましょう。また、生ゴミは出しっぱなしにしない、ゴミ箱にはフタをするなどの工夫も大切です。タマネギ等の腐ったニオイを好みますから、残飯はなるべくニオイが漏れないように、厳重に捨てるように心がけます。
外からの侵入への対処法
次に、外からの侵入への対処を考えましょう。まずは、配水管のある場所には、駆除剤と殺虫スプレーをしておきます。外からの侵入に対しては、駆除剤を置くと共に、窓枠全体に殺虫スプレーをしましょう。壁や天井も自由に歩き回ることができるので、窓枠の足元だけでなく、上部分や壁沿いにも忘れずにスプレーすることが大切です。さらに、昆虫は土が好きなので、鉢植えの下などにも隠れていることがあります。鉢植えに殺虫剤をかけるのが嫌な場合は、なるべく汚い水がたまらないように心がけ、近くに駆除剤を置くようにしましょう。人の出入りも、開けっ放しにしない注意が必要です。
意外に見落としがちな「段ボール」の扱い
それから、意外に無頓着なのが段ボールの扱いです。最初に書いたとおり、食べ物を扱っている段ボールには意外に潜んでいる場合も多く、野菜や果物など、常温で保管している物などには、注意が必要です。
家の中に入れる際には用心しましょう。殺虫剤をかけても、かからない内側に潜んでいることもあり、無造作に段ボールを家の中に持ち込んではいけません。外気温が低くなってくると、温かい屋内に入ろうとしますから、水周りと出入り口の防備を固め、まずは侵入を防ぎましょう。
おわりに
いかがでしょうか?的確な駆除方法を駆使して、ゴキブリの心配のない生活を手にしましょう。