家作りの技術にせまる!ハウスメーカーの特徴一覧
ハウスメーカーは、独自の技術によって開発した商品を展開しています。耐震性や強度、耐火性など住まいの性能は技術に基づくものです。家作りの技術に定評のあるハウスメーカーの特徴をまとめてみました。
ローコストで高品質住宅を目指す「アイダ設計」
アイダ設計はローコストの木造系ハウスメーカーです。建築時に、事前に建築する際に必要な木材や土台を工場でカット(プレカット)して持ち運びますが、その際に精度の高い構造体を作れることがアイダ設計の特徴となります。震度7相当の耐震実験にも耐える強度を持ち、「980万円の家」では長期優良住宅の認定を受けることができます。
断熱材と換気システムによる高気密高断熱住宅「桧家住宅」
水で膨らむ発泡断熱材アクアフォームとアルミ遮熱材による「Wバリア工法」といわれる断熱工法などにより、高気密高断熱の高品質住宅を手掛けている桧家住宅。熱と湿度を交換する換気システム「快適空間システムココチE」によって、外気からの温度変化も軽減しています。
高スパンの大空間を実現する「ヤマダ・エスバイエルホーム」
ヤマダ・エスバイエルホームは、「SxL-Wood構法」と「GA構法」によって木造住宅内での大空間を可能とし、設計の自由度を高めています。「GA構法」では、構造計算によって耐力壁を配置し、高強度のボルトと金物、耐力フレームを採用したことで、最大で9mの大開口を作ることを実現しました。
耐震性や耐火性の高い木造住宅「住友不動産」
住友不動産の注文住宅は、木造軸組工法に先進テクノロジーを融合した木質系パネル工法による木造住宅で、高い耐震性と耐火性が特徴です。耐震等級3、省エネルギー耐震等級4など、長期優良住宅の認定を標準仕様で受けられます。
強度と居住性を図るプレミアム・モノコック構法「三井ホーム」
三井ホームは、モノコック構造という木造壁工法を採用するハウスメーカーです。断熱構造材「ダブルシールドパネル」や断熱性と構造耐力の高い継ぎ目のない外壁材「ブロック・アンドシームレスウォール」、剛性の高いベタ基礎「マットスラブ」を採用しています。
耐震性の高いロングライフ住宅「ヘーベルハウス」
へーベルハウスは重量鉄骨系のハウスメーカーで、制震フレーム「ハイパワードクロス」を採用しています。耐震性の高さが特徴のハウスメーカーです。外壁や床、屋根に軽量気泡コンクリートであるALCコンクリートを採用した、劣化に強いロングライフ住宅でもあります。
新築一戸建ての注文住宅を依頼するときは、価格やデザインに目が行きがちですが、ハウスメーカー選びでは家作りの技術にも着目してみましょう。
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