最適でお得なリフォームローンを選ぶ5つのコツ

2016.10.06 ieny編集部


リフォームローンとは文字通りリフォームのために設けられたローンです。リフォームで融資が必要な場合は、最適な金額で活用すれば家族のキャッシュフローも上手く回ります。では、最適でお得なリフォームローンを選ぶには、どのような判断基準で選べばよいのでしょうか?今回はリフォームローンを選ぶ5つのコツについてお話していきたいと思います。
 

1. クレジット系 or 銀行系?

同じ金利でも銀行のリフォームローンを利用する場合は、

  • 保証協会への保証料
  • 事務手数料
  • 印紙代
  • 抵当権設定費用(有担保の場合)

等が必要になります。上記の金額を合計すると、銀行のリフォームローンの金利が低くクレジット系の金利が高い場合でも、最終的に支払う総額は銀行のリフォームローンの方が高い場合があります。

2. 他社への借り換えが可能かどうか

借り換えとは、今借りているローンを現在より有利な条件のローンに変更することです。他社で有利なローンが見つかった場合に、借り換えをすることで総支払金額を減らすことができます。リスクマネジメントとしても借り換えができるのは大きいポイントです。

3. 繰り上げ返済が可能かどうか

利息は借入額・金利・返済期間の3つで決まります。繰り上げ返済することで、利息が軽減されます。繰り上げ返済ができるというオプションがあることによって、ローン返済の自由度が増します。

4. 様々な要素の「バランス」をチェック

メガバンクでも高金利で変動タイプというものがあります。借入金額が多く借入期間が長いことが、家庭のキャッシュフローに良い影響を与えるのであれば、活用するのも1つの手です。短所だと思った特徴が長所に変わり、長所だと思っていた特徴が実は短所だということはよくあることです。1つの特徴を鵜吞みにせず、金利の高低、固定・変動、借入金額、借入期間などの様々な要素のバランスを見て判断していくことにより、最適なローンを選ぶことができるようになります。

5. 優遇制度あり・セットでお得になる場合も

みずほ銀行のリフォームローンでは、環境配慮型やバリアフリーのためのリフォームは店頭基準金利から0.1%の金利優遇を受けられます。また、太陽光発電工事と一部のリフォームを同時に行う場合に利用できる「ソーラーローン」も取り扱っており、繰り上げ返済手数料が無料になっています。購入を検討していなかったものでも、お得になる金額を算出し、投資としてアリなのであれば、それが後々に経済的に良い効果を発揮してくれるかもしれません。

 

補助金と助成金をチェックしよう!

以上、最適でお得なリフォームローンを選ぶ5つのコツをお伝えしてきました。最後に、1つどうしてもチェックして欲しいものがあります。それは、お住まいの自治体の補助金・助成金の有無。助成金・補助金のチェックに関しては、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」で簡単に行えます。

毎月のローンをストレスなく返済できれば、「お金を借りる」という財テクも大成功。ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

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