そもそもハウスメーカーって何?ハウスメーカーがすっきり分かる3つの知識
そういえば、ハウスメーカーって一体何?なんとなく分かりそうで、分からない。今回はそんな方のために、ハウスメーカーがすっきり分かる知識をシンプルにまとめてみました。
1、ハウスメーカーのメーカーの意味
メーカーとは作る人、または、その団体(会社)のことです。例えば、お菓子なら森永製菓、ロッテ、グリコなどがお菓子のメーカーです。でも、町には個人でお菓子を作っているお店もありますよね。このお菓子のメーカーと、個人のお菓子屋さんの違いが、ハウスメーカーと町の工務店の違いなんです。
2、ハウスメーカーって、どんなメーカーがあるの?
代表的なハウスメーカーの例として、SUUMOが公開している「【全国版】ハウスメーカー・住宅メーカーのアクセスランキング」(2016年8月)からトップ10のハウスメーカーを挙げると、以下のようになります。
タマホーム、一条工務店、ダイワハウス、クレバリーホーム、積水ハウス、SxL(ヤマダ・エスバイエルホーム)、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)、トヨタホーム、ミサワホーム、アイダ設計
重要なことは、ハウスメーカーによって得意種目が違うということです。住宅というジャンルといっても、細かく分けると、一般木造住宅、プレハブ住宅、アパート建設、建売販売、リフォームなど様々。ハウスメーカーは、自分たちの色を出し、他のメーカーと差別化を図ることで、棲み分けを行っている部分もあります。良い家を立てるのであれば、自分たちのニーズと、そのニーズを満たすことが最も得意であるハウスメーカーを探すことが、大切になっていきます。
3、ハウスメーカーは単なる窓口?
ハウスメーカーは、お客様窓口、営業担当的な仕事が中心となっているとことが多いようです。ハウスメーカーの営業担当が、大工経験があり、建築の資格や知識を持っているわけではありません。ハウスメーカーは、日々、商品企画や販売戦略などのマーケティング業務行う専門家なのです。実際の設計や施工は、設計事務所や工務店が行うことになることもあるので、良いハウスメーカーを選んだといってリサーチを終わりにせず、そのハウスメーカーが斡旋する設計事務所や工務店についても見極めていく必要があります。
最後に
以上、ハウスメーカーがすっきり分かる3つの知識についてご紹介してきました。ハウスメーカーは、住宅購入の商品を打ち出し、パッケージし、私たちに売り出す会社です。ハウスメーカーの商品の本質、パッケージの特徴を掴み、自分のニーズと照らし合わせていく納能力を磨くことが良い住宅購入に繋がっていきます。ハウスメーカーへ住宅購入を依頼する場合は、今回の知識を参考にしてみて下さい。