田舎暮らしが大失敗!?田舎移住が合わない人とは?

2016.09.21 ieny編集部

地方移住の大きな落とし穴とは?

最近ではすっかりブームとして定着した、地方移住。特に若者に人気が広がり、東京や首都圏から一気に限界集落レベルの地方に移住する人も最近では少なくありません。ただ、その一方で、地方移住の失敗談も数多く耳にします。今回は、失敗談にスポットを当てて、田舎移住が合わない人のタイプの特徴を挙げてみます。

地元のコミュニティに積極的に関われないタイプ

失敗としては一番良くあるパターンではないでしょうか。首都圏であれば、隣に住む人との交流が全く無くても、何不自由なく生活が出来ます。この感覚に慣れきってしまっていると、地方に行ってから苦労するかもしれません。地方では、地元コミュニティの繋がりの重要性は、東京でのそれよりもはるかに高く位置づけられています。都会の感覚を引きずったままで、地元コミュニティに入りきれずに失意のうちに都会に戻るというのは、「地方移住失敗あるある」で一番最初に出てくるレベルです。

ろくな情報収集もせず、完全に勢いだけで行動してしまうタイプ

こちらもよく見かけるパターンです。確かに、「移住」という人生の転換点とも言える行動を起こすには「勢い」や「思い切り」も必要ですが、事前の情報収集をろくにしていなかったり、あまりにも準備不足の状態で飛び込んでしまうと、移住そのものが失敗に終わってしまうことも多々あります。特に経済的な面(収入や支出の計算)を甘く見積もり過ぎると、後になって痛い目を見てしまいます。飛び込んで移住したはいいものの、地元で仕事を探してアルバイトの募集もなく、生活に困ってしまうケースも。この時、地元に友人や頼れる人がいる訳でもない場合、完全に詰みです。すごすごと都会に戻って来る羽目になります。

地方移住すれば生活コストが大幅に下げられると思い込んでいるタイプ

地方移住といえば、生活コストが大幅に下げられる、というイメージを持つ人は多いでしょう。確かに、家賃など首都圏と比べ大幅にコストが下げられるものはあります。しかし一方で、逆に都会では必要なかったコストが発生することもあるのです。特に、電車やバスなどの公共交通機関が移住先の家の近くに無い場合、ほぼ確実にクルマが必要になります。クルマ代、ガソリン代、駐車場代、高速代・・・事前にしっかり計算しておかないと、これも後になって予想外の出費になってしまう恐れがあります。

おわりに

もし、皆さんがこれから地方移住を検討されている場合、地方に空き物件!と聞いてすぐに飛びつかずに、事前の情報収集や生活コストの計算、またそもそも自分が地方移住に向いている性格なのかどうか、良く考えて見る事をオススメいたします。

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この記事を書いた人

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