注目の福岡移住。「糸島」の魅力を住人が伝えてみた
今、移住の地として注目を浴びているのが「福岡」! 福岡といえば、食べ物が美味しく、物価も安い。家賃も安いので職場近くに住む人多し。空港や港、鉄道網なども比較的近接していてとても交通の利便性が高い。この“適度な都会感と田舎感”がなんだか落ち着く…ということで、近年人口が増え続けているのだとか。また、アジアの窓口でもあり、国家戦略特区に選出されるなど、プライベートからビジネスにおけるまでが注目を浴びるコンパクトシティとなっております。
そして、さらに福岡の中でも、よりマイペースに過ごせる移住の地として注目されているのが、NHK『あさイチ』でも特集された、「糸島市」。糸島は海岸沿いに可愛くてオシャレなカフェが多く、夏はハワイのような雰囲気になります。観光で訪れた際にはぜひ美味しい空気を吸いながらカフェ巡りしてみるのがおすすめ!今まさに注目のスポットとなっています。
今回は、そんな糸島市への移住を果たしたシンガーソングライターの岩波慶さんにその糸島の魅力について訪ねてみました。
以下、本人の文章になります。
はじめに
私は今まで、20年以上、神奈川県横浜市にて生まれ育った訳ですが、実はこの度、2016年6月より、福岡県の糸島に移住しました。移住にはいくつかの理由があったのですが、実際に移り住んでみて、糸島に住んで本当に良かったと思っています。
本記事では、個人的に強く感じた、糸島の魅力をご紹介します。
景色や空気が澄みわたっている
ふと、部屋の窓を開けて外を見れば、すぐ近くに臨む山々、そして入ってくる清涼な風。さらに、家の外に出てみると、広大な田園風景。そのまま自転車を10分も漕げば、美しき海岸へ。例え東京で億万長者になっても、「お金で景色や空気は買えない」という事を、改めて実感しました。
賃貸コストが安い
駅前徒歩数分圏内、2LDKで月6万円台。糸島ではこんな物件がゴロゴロあります。もっと安い物件や、同価格帯の3LDKも普通にあります。これがもし首都圏で、羽田空港や新宿への同じようなアクセス距離と間取りの駅前物件だったら、
2LDKでも月15万はくだらないでしょう。
この地点で、実に半額以下の家賃コストで、同程度の利便性を確保しつつ生活出来るわけです。仮に、福岡で家賃6万円の3LDKを6人以上でルームシェアしたら、家賃が月1万を切る、という夢の超低コスト生活も余裕で実現出来てしまいます。
人が暖かい
賃貸マンションの入り口付近や、道路で人とすれ違った時。大人も子供も、多くの人が向こうから挨拶してくれます。さらに、飲食店やお店での対応も、首都圏よりも丁寧で、親身になってくれる人が多いと感じます。
「朝の上り電車、夕方以降の下り電車は各停でもスシ詰め地獄」「買い物中は子供を乗せたベビーカーがあちこちから殺到し、所々ぶつかってくる」といった、首都圏の混雑や過密によるストレスから開放された今は、普段の何気ない買い物や電車移動、生活が、めちゃくちゃ快適に感じます。
交通アクセスが良い
糸島エリアへのアクセスに利用される、地下鉄空港線(筑肥線直通)。この線、利便性においても神っています。福岡の都市部「天神」や「博多」、さらには福岡空港全てに、パッと電車一本でアクセス出来る。空港まで40分足らず、博多、天神まで30分足らずで着いてしまうのです。「程よく都会で、程よくローカル」と称されるのにも納得の、両面いいとこ取りなのです。
食べ物が美味しい
グルメ県としても随一の、福岡県。特に、糸島エリアでは、
- 食材(特に海鮮)の新鮮さ
- グルメのバリエーションの幅広さ
- 卵、牛乳、肉、魚、野菜、穀物・・といった地元の食材の総合力
- コストパフォーマンス
などを諸々考慮しても、「美味しいものを幅広く、かつ安く食べたい!」という欲求を、非常に高い水準で叶えてくれます。
おわりに
以上、糸島の魅力について、実体験をもとに綴って頂きましたが、本人に聞いたところによると、
糸島は、ファーストインスピレーションで、なんか雰囲気がしっくり来ます。
移住はフィーリングも大切かもしれません。
とのことでした。「肌感覚」という言葉がありますが、移住する際は、その土地から感じられる瞬間的な心地というのも大切ということです。
移住を考えている方は、ぜひ、一度、観光がてらに糸島へ訪れて、チェックしてみるとよいでしょう。