日本の古き良き古民家で宿泊体験をしてみませんか?

2016.11.19 ieny編集部
田舎暮らしに憧れている方や、古民家で生活をしてみたいとお考え方はいませんか?徳島には古民家に宿泊できる珍しい宿があります。特に外国人の方からとても人気があり、宿泊客が後を絶ちません。古民家には、現代の日本では味わえないような、独特で上質な空間があり、とても贅沢な時間を過ごすことができます。ここでは日本の古民家の魅力を満喫できる宿を解説していきます。

秘境にある上質な古民家「ちいおり」

引用:四国の秘境・祖谷の上質な隠れ家へ 天空の茅葺き民家で贅沢ステイ
徳島県にある祖谷(いや)は日本三大秘境の一つとされています。ここには隠れ家的な宿があり、茅葺屋根の古民家に宿泊できます。地域の伝統的風習、暮らしを尊重しながら快適に滞在できるようにつくられていて、古民家の中はハイセンスな空間が広がっており、「和のコテージ」ともいわれています。ここでは築300年の古民家をリノベーションした「ちいおり」という古民家をご紹介します。

アメリカ人も一目惚れの古民家
「ちいおり」では囲炉裏の広間でくつろいだり、12畳もある広々キッチンを家族やグループで利用することができます。また、最大で10名まで宿泊できるため、使いやすいキッチンやホームパーティーにこだわるアメリカ人の家族連れにも大人気だそうです。キッチンのアイランドカウンターは水屋箪笥を改造したもので、和の心に触れながら贅沢に1棟貸切で宿泊することができる、という点も人気の理由です。

都会の喧騒を離れて充足感に浸れる

「ちいおり」の磨きこまれた黒い板張りのや、アンティーク感のある皿、お盆、檜風呂からは「和」が感じられます。更に嬉しいのが、地元野菜をふんだんに使用した郷土料理を堪能することができることです。地元の人から郷土料理を教わることもできます。また、朝は縁側に腰掛けて下界に広がる雲海の絶景を見るのがおすすめ。まさに癒しの贅沢空間が楽しめる施設となっています。

広がる“古民家の魅力再発見”の動き
「ちいおり」の他にも、近隣の落合集落で「山里茅葺き民家ステイ」という古民家再生プロジェクトが広がっています。いずれも1棟貸切宿泊施設になっていて、プライベートな休日をたっぷりと楽しめます。

古民家再生の新プロジェクト、「桃源郷祖谷の山里」

引用:新棟「雲外」「蒼天」「悠居」、オープンしました!
徳島県のなかでも、落合地区の幻想的な風景は「重要伝統的建造物郡保存地区」に指定されています。これらの古民家を宿としてリノベーションしたのが「桃源郷祖谷の山里」で、ここでも古民家を一棟丸ごと貸し切って宿泊することができます。東洋文化研究家のアレックス・カー氏をプロデューサーとして迎え、失われていく日本の山里や伝統を守ろうと始まったプロジェクトです。ここにある古民家は江戸時代中期から後期にかけてつくられた貴重な建物が多く、間取りもそれぞれに個性的なつくりになっています。民家の中は、きちんとリフォームされており、とてもステキなつくりになっています。

まとめ

徳島の祖谷では、なかなか普段体験できない茅葺屋根の古民家での宿泊が可能です。貴重な建物に泊まることができますので、様々な面白い発見があることでしょう。昔の日本にタイムスリップしたような風景は、今ではとても贅沢で貴重な空間になっています。そんな古民家での宿泊を体験してみたい方は、是非「祖谷の古民家」をチェックしてみてくださいね。

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