お得に新築一戸建てを建てるための3つのポイントって何?

2016.08.10 ieny編集部
お得に新築一戸建てを建てるためのポイントとしては、高性能な省エネ住宅を建てることによる補助金や、住宅の新築・取得時の減税制度、金融機関の優遇金利といった3つが挙げられます。今回は、様々な種類のある補助金についてや、減税などの税制の優遇制度、住宅ローンの金利優遇などについてご紹介しますので活用しましょう。


【ポイント1】お得な補助金制度について


新築一戸建てを建てる時には、お得な補助金制度を利用しましょう。2016年現在で利用できる補助金制度には、住まい給付金(消費増税)、地域型住宅グリーン化補助、市町村補助金、ゼロエネ住宅、エネファーム補助などがあります。それぞれの補助金の利用条件は様々ありますが、条件を満たすと百万円以上の補助金が出るものもあります。新築一戸建てを建てる際に補助金制度があることを、知っているのと知らないとでは数百万円の違いが出てしまいます。補助金制度を利用してお得に新築一戸建てを建てられるように、常に新しい情報をチェックすると良いでしょう。

【ポイント2】住宅ローン減税などの税制の優遇制度


住宅を取得する際に住宅ローンを借り入れる場合、住宅ローン減税制度を利用すると住宅取得者の金利負担を軽減することが可能です。所得税の額から10年間にわたり控除され、所得税から控除しきれない場合は住民税からも一部控除されます。税制の待遇制度は他にも、登録免許税・不動産取得税・固定資産税などの軽減があります。一般住宅、低炭素住宅、長期優良住宅などの住宅性能別に最大控除額が違いますので、事前にチェックしておくことをお勧めします。

【ポイント3】優遇金利による長期的なメリット


住宅ローンをする際、金融機関ごとにある店頭金利と呼ばれる基準金利の他に優遇金利というものがあります。呼び名の通り金利が優遇されるもので、定価の金利からの割引のようなものです。ここで重要になってくるのが、その金利優遇が当初だけの当初優遇であるか、ずっと続く通期優遇であるかということになります。当初優遇は、初めの安さに目を奪われて選んでしまう方も多いですが、当初優遇が終わるとかなりの金利上昇になり、長期的に見て損をしてしまう場合があります。はじめは高く感じる通期優遇のほうが、最終的な総返済額が安くなる場合もありますので、シミュレーション計算で総返済額をチェックしてみる必要があります。

まとめ

補助金制度や減税制度、優遇金利などと聞くと難しいイメージがある方も少なくありません。しかしながら、実際に利用できる制度や金利優遇の多さを知って、もっと詳しく知りたいと感じた方も多いでしょう。補助金制度・減税制度・金利優遇は、知っておくとお得に新築一戸建てを建てられることになりますので、是非、条件などを調べてみることをお勧めします。

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