不動産の登記にかかる費用ってどれくらい?お得な方法はあるの?

不動産を購入する際には登記を行う必要があります。しかし、登記を行うには思った以上に費用がかかってしまうことも珍しくありません。今回は、不動産登記が必要な理由から、登記にかかる費用の相場などに関する解説、少しでも安く登記するために役立つ情報など、これからマイホームなどの購入で不動産登記を行う方に役立つ情報をご紹介します。

登記って何?なんで必要なものなの?

不動産登記とは、大切な財産である家や土地に関する様々なことを公の帳簿である「登記簿」に記載することで、その建物や土地が誰のものでどれぐらいの価値があるのか、またその土地や建物の権利関係はどうなっているのかを明らかにすることを言います。不動産登記が行われないと、建物の持ち主や権利関係、価値がわかりにくくなり、売買の際などにスムーズなやりとりができなくなってしまうため、忘れずに行いましょう。不動産登記を行わないと、二重売買が行われた際などに思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性が高くなります。建物や土地を購入したら、できるだけ早く不動産登記の手続きを行いましょう。

不動産登記の費用の相場ってどうなっているの?

不動産登記をするにあたっては、ある程度の費用が必要になります。費用は建物の価値や、司法書士や土地家屋調査士に依頼する場合はその報酬などによって大きく異なるため、一概にいくらぐらいとは言えません。一般に、自分で行う場合であれば報酬が発生しないので5万円程度、司法書士や土地家屋調査士に依頼するのであれば15万円程度と言われています。自分で行えばもちろん費用を安く抑えることができますが、何度も役所や関係機関に足を運ぶ必要があります。

登記をお得な費用でしたいなら活用したいテクニック！

自分で登記の手続きをおこなうのが心配な時は、専門家に依頼するのが安心です。そんな時でも、誰かに紹介してもらうのと自分で直接依頼するのでは費用が変わってくるので、できれば自分で直接専門家を探し、依頼すると良いでしょう。誰かに仲介を頼んだ場合、仲介料が取られる可能性があります。自分で直接依頼をすれば仲介料を取られることはありません。可能であれば、司法書士と土地家屋調査士の両方が在籍している法人などに依頼しましょう。司法書士と土地家屋調査士では、代行できる登記手続きの種類に差があります。どちらも在籍している事務所であれば、一か所に依頼するだけですべての手続きを代行してもらえるので、報酬などの節約につながります。

まとめ

登記は不動産の取得時や、所有権の移動時に必要な大切な手続きです。自分でおこなうこともできますが、忙しくて手間をかけたくない場合や、自分で手続きをするのに不安がある時には、司法書士や土地家屋調査士に相談してみましょう。依頼する時には手数でも自分で事務所を探して相談すれば、仲介料などがかからずに依頼できるだけでなく、比較することもできます。