住んでみたい?家の上に家があるへんてこなおうち

2016.09.18 ieny編集部
最近ではデザイン住宅やデザイン賃貸など、デザインが個性的な物件が増えていて、それ専門の不動産会社も存在しています。東京でもデザインが個性的なへんてこなおうちが多く見かけられるようになりました。今回は、三角の切り妻造りの家屋の上にさらにおうちが建っている、東京都のへんてこなおうちを紹介したいと思います。

引用:DIVISARE

へんてこなおうちは、どんなコンセプトでできたの?

このへんてこなおうちは、東京アパートメントという賃貸物件になります。世界から注目されている若手建築家の藤本壮介氏の建築で、住む場所にワクワクを感じられるきっかけをつくるというコンセプトのもとで建てられました。賃貸物件の探し方は立地や条件、物件の情報から探すだけはつまらない、面白そうという理由で探す自由があってもいいのでは、という考えからコンセプトが誕生しました。今では国内にとどまらず海外からも見学者が訪れています。

へんてこなおうちの外観と内観の特長って?

外観の特長は何といっても、真っ白な切り妻家屋が積み重なっている奇抜な形です。積み重なったおうちをつないでいるのは階段で、その組み合わせだけでも絵画のように見えます。また、もたくさんあることも個性的なデザインのひとつの要素となっています。内観の特長は、外観と同じく白が基調となったシンプルでモダンなところが特長です。また、窓が多いので明るく開放的な雰囲気がただよいます。見たことの無い形のおうちですが、とてもおしゃれで見た目よりも使い勝手も良いのです。

へんてこなおうちの構造ってどんなもの?

引用:DIVISARE
構造は1階・2階・地下で構成されるメゾネットタイプです。メゾネット部分へのアクセスははしごで、秘密基地に行くような感覚が味わえます。また、地下は防音完備のため楽器の使用がOKです。東京アパートメントの見た目は複雑なつくりのため、鉄筋コンクリートづくりなのかと思いますが、実は木造ということも驚きです。東京アパートメントの構造図を見てみると、地下の構造は長方形と四角形が2つまっすぐ並んでいます。1階の構造は長方形と四角形が3つ組み合わさっていて、まっすぐではなく1つはずれて、もう1つは斜めになっています。2階の構造も1階と同じく3つ組み合わさっていて、そのうちの2つは斜めについています。このように構造だけ見ても面白い建物なのです。

まとめ

へんてこなおうち、東京アパートメントは生活を楽しむ入居者同士で、コミュニケーションができるおうちです。見た目も中も構造も変わっていて、目立つおうちですが、見ただけでもワクワクしてくるおうちです。住まいを自由に変えられる賃貸物件を借りるなら、面白そうという理由で選ぶと、人生観が変わるかもしれません。


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