シックハウス症候群になりやすいダニの種類とは

2016.09.16 ieny編集部
化学物質が大きく影響を与えているとされているシックハウス症候群ですが、ダニの存在も、症状に関係しているとされています。どんなに清潔な状態を維持していても、増殖力が強いダニは短時間で大量発生する場合がありますが、種類が多くそれぞれに特徴があるダニは、詳しく調べることでシックハウス症候群への対策が可能です。

ダニの種類


多くの種類が存在するダニですが、日本国内では1700種類ほど確認されていて、土の中や水の中等に生息しており、そのなかの100種類ほどが住宅内にいるとされていて、チリダニ科のコナヒョウダニとヤケヒョウダニが多く発見されます。ダニそのものだけで無くフンや抜け殻もアレルギー症状を引き起こすとされていますので、十分注意が必要です。その他には、イエササラダニやツメダニ、コナダニやニクダニ等があります。刺す印象があるダニですが、刺さずに健康被害を与える場合があるのも特徴です。

住居に多く発生するダニ


住居内のカーペットやぬいぐるみ、畳の使用や布製のソファー、ペットの飼育や寝具類の不衛生な管理は、ダニの生育場所として快適な条件が揃ってしまう可能性があるので注意が必要です。湿度が高い状態を好みますの乾燥で、した室内を維持すると共に、季節を問わず換気を心掛けると良いでしょう。また、ダニの餌となる原因を取り除くように、こまめに掃除を行うようにするのが良い方法になります。

シックハウスにならない為のダニ対策


シックハウス症候群にならない為や症状を少しでも和らげる為には、部屋を綺麗にすると共に、生息するダニの数を減らすのが大切です。様々な便利な商品が販売されていますが、部屋の広さや仕上がりに合わせて商品を選んでみると良いでしょう。広範囲に隅々まで行き届きやすい燻煙剤や、煙が出ないのでお隣が気になる集合住宅でも使用しやすい燻蒸剤があります。また、ペットにつくダニにも、適切な対策が必要です。

まとめ

シックハウス症候群とダニとの深い関わりは、日頃から住環境を綺麗で清潔に維持するだけでなく、便利な市販品や専門業者へ清掃作業を依頼して、健康管理するのが大切です。最近では家族同然にペットを飼育して共に生活する方が増え、より清潔な状態を保つのがむずかしくなっている可能性があります。自分に合う方法を選んでダニの駆除を成功させると良いでしょう。



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