オシャレな空間を実現! 一戸建てにオススメ【ダクトレール活用法】

2023.03.22 地域ライターE
注文住宅分譲住宅、マンション購入の場合、新築入居なら「照明」を選ぶことができます。せっかくのマイホーム、こだわりの照明でリビングをオシャレにしたい! という方にオススメなのが「ダクトレール」を利用した空間演出です。

照明のイメージが強いダクトレールですが、それ以外にも活用法はさまざま。「ダクトレールってなに?」という基本から、「ダクトレールでどんなことができるの??」など、さまざまな疑問にお答えします!



ダクトレール/ライティングレールとは?

ダクトレールとは、天井に取り付けた棒状 (レール状) の照明取り付け器具のこと。複数の照明が取り付けられ「ライティングレール」とも呼ばれます。照明の位置を頻繁に入れ替える舞台や美術館、商業施設などで活用されてきたアイテムでした。

レール内側に電気が通っているので、好きな位置に照明を取り付けることができます。最近は一般家庭の照明器具としても人気上昇中で、インダストリアルインテリアの演出として取り入れられています。


ダクトレールの特徴は、レール上ならのどこでもスポットライトのような照明や、吊るすタイプの“ペンダント照明” が取り付けられることです。しかし、他にも

  • 照明の数を自由に増やしたり減らしたりできる
  • レールの長さを各部屋にあった自由な長さに設定することが簡単
  • 平行、十字型やコの字型など、下に置く家具に合わせて複数のレールの組み合わせができる
などなど、レールそのものもフレキシブルに位置を設定できます。使用できる照明も形やサイズ、色などがとても豊富で、シーリングライトに負けない選択肢の中から自分好みのものが選べるようになりました。

また、レール自体も工場っぽい雰囲気が出せる「黒」をはじめ、家電の王道「白」だけでなく木目調、明るいシルバー、特注のカラーなど選択肢がどんどん増えています。


照明だけじゃない! ダクトレール活用法

照明として自由度・インテリア性の高いダクトレールですが、最近では「照明以外」の使い方も広がりを見せています。

発熱が少ないLEDが照明の主流になり、きちんと取り付ければ火事を心配することがなくなりました。その利点を活かし照明以外にダクトレールが活用できるようになったのです。

新築一戸建てならではの「天井の高さ」とダクトレールの活用すると、憧れの「縦の空間」が際立つインテリアにも挑戦しやすくなりますよ。


観葉植物



「レールフック」を通すことで、吊るすタイプの観葉植物を簡単に飾ることができます。レールフックにヒモをひっかけて、エアープランツやハンギングタイプのグリーンを育ててみましょう。

万が一、紐が切れて落下したときでも怪我をしないよう、重い土が入ったバスケットなどは吊るさないようにしてくださいね。

スピーカー


ダクトレールの普及により、PanasonicやBOSEなどから吊るすタイプのスピーカーが販売されています。

電源をダクトレールからとれるのでBluetooth®で簡単に接続でき、手軽にダイナミックな「複数スピーカー」の音楽再生が楽しめますよ。

スポットライト



ダクトレールといえば吊るすタイプの「ペンダントライト」をイメージしがちですが、スポットライトもダクトレールを活かした照明として好評です。

壁に飾ったアートやお洒落に演出した棚、花瓶などをスポットライトで照らすだけで、お部屋の高級感がアップ。インテリアに合わせて、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

小鳥の止まり木やキャットウォーク



わが家の猫ちゃんたちのために、キャットウォークをつけてあげたい。部屋の中だけでも、ある程度自由に小鳥が飛べるようにしてあげたい。そんなときにはダクトレールを応用して、吊り下げタイプのキャットウォークや止まり木を作ってあげるのはいかがでしょうか?

人が使わない空間が、可愛いペットのための遊び場になりますよ。

>>キャットウォーク増設!~DIYで進化する “無重力猫ミルコ”のお家~人と猫が笑顔になるために。Vol.3

シーリングファン



吹抜けにして天井を高くしたが、熱気がこもるのが少し心配……。という方にオススメなのがシーリングファン。

このシーリングファンも、ダクトレールに取り付けられるタイプが販売されています。インテリアとして見た目にもインパクトのあるシーリングファンを簡単に着脱できるのは便利ですよね。

>>オシャレな「シーリングファン」の使い勝手?新築一戸建ての先輩に聞きました!


耐荷重をクリアするためプロに相談&設置してもらおう

ネット通販などで多く流通しているダクトレールは、天井に直に取り付ける「シーリングライト」の接続金具に「変換プラグ」を使用して取り付ける「簡易ダクトレール」です。賃貸物件でも簡単に原状回復ができる、とても便利なアイテムですが、接続金具で設置しているので耐荷重量以上になると落下する恐れがあります。

ダクトレールの「カッコよさ」をさらに活かすなら、取り付け部分がなく、直接天井にレールを取り付けられるタイプがオススメ。


このタイプのダクトレールは電気工事・天井工事が必要なので、新築時や大規模リフォーム時こそ設置できます。照明以外のものをぶら下げたい場合は、耐荷重を確認してからの取り付けが必要となるので、気を付けてください。

ぜひ設計段階でプロに相談してみて、わが家だけのこだわりの空間をつくってくださいね!

>>注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~照明編~
>>照明が好き!さまざまな照明の種類と特徴


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この記事を書いた人

地域ライターE

ライター
建築住宅不動産業界担当営業経験10年&旦那が宅建士&父が元造園業経営&義父が不動産業経営! インテリアも整理整頓も大好物のフリーライターがみなさんの家づくりのお手伝いのため取材に走ります